2015年5月24日日曜日

山下洋輔に怒鳴られながら奇病に効果ありとウナギの肝に片手念仏を唱え続ける69(ロック)な夜。



▲イヴェント詳細はブログの下です。

 

 JAZZピアニストの山下洋輔に怒られてるユメを観て目が覚めた。オレは山下洋輔のセッションになぜか呼ばれアコギを持参して行ったのだが、アコギでベースを弾けと言う。楽器など弾けないと説明するがいいから弾けと言われテキトウにヘロヘロ弾いてたら即ダメだしされ、「これは正規のアルバムになるセッションだから生卵40個くらい喰ってもっとチカラをつけてちゃんと弾いてもらわないと困るよキミ!」などと怒鳴られる。なぜ40個なのかは分からぬが、オレがいくら楽器が弾けないと説明しても聞いてもらえず途方にくれている、そんなユメ、ユメ、ユーメイドリームだった。

 あ、そうそう、<ALL ABOUT>という音楽情報サイトに、オレのインタヴューが掲載されました。ダンボール・バットの6月25日発売の最新アルバム「壊れたカセットはAOR」についての話題を中心に語っています。インタヴュアーは四方宏明さん。こちらから・・・http://allabout.co.jp/gm/gc/454764/


 遠藤ミチロウがなにやら複雑な名前の病気で入院中に綴ったという詩集をこのまえ本屋で見かけた。オレも体調が絶不調だったのでなんか他人事に思えなかった。中でもオレを今憂鬱にさせているのが、この1ヶ月ちょっと「舌」がピリピリ、ヒリヒリ、ザラザラする違和感がずっと続いているのだ。起きている間中ずっと。場所も時間によって移動する。舌の先っちょだったり左半分になったり。飯は喰えるし(辛いのと熱いのはNG)味もわかるのだが一日中ってのがウンザリする。それにしゃべったり歌ったりするのがしんどい。舌がクチの中でこすれるから余計ヒリヒリするのだ。レコ発が近いというのになんたるザマ。で、いろいろ調べてみると「舌痛症(ぜっつうしょう)」というものを患ってしまったらしく世の中にはこれに悩んでいる人が結構いることも分かった。原因を特定するのが困難な場合もままあるらしいが、一般的には、胃腸疾患やら、細菌、薬の副作用、銀歯など歯の詰め物によるアレルギー、それに過労やストレスから発症することが多いらしい。細菌検査もクリアしたし、うむ、どー考えても最後の項目・・・過労・ストレスに思い当たるフシが有りすぎる。泣けてくる。内科→耳鼻科①→耳鼻科②とはしごして、今は3軒目の耳鼻科でもらった漢方とビタミン剤などを飲んでいる。一番軽度の精神安定剤の類ももらったのだが、この手の薬はオレの体には合わぬとみえて胃がムカムカしてくるので飲むのを止めた。舌に直接塗る薬も逆効果で止めた。漢方とビタミンごときで効くとも思えないが、ここ2,3日は、5月頭のピークだった頃から比べれば症状が落ち着いてきている。治らない人は何年もその症状に悩んでいると聞くが、なんとかこのままレコ発までに良くなってもらいたいと、近所の神社にまで出向いて行って手を合わせて神頼み。一体なにやってるんだオレ?
 ところで、口の中の粘膜とかにはビタミンB2がいいんだとか(亜鉛もね)。できれば薬とかから摂取するよりも食べ物から摂取するのがベターと医者に言われ、じゃあ、ナニ喰えばいいんですか?と医者に問うたのだが今ちょっとわかんないからネットで調べてみて、と即効で切り返されてイスからずり落ちそうになったが、家帰って調べてみれば、「肝臓」なんだそう。つまりレバーですよ。他にも、パンに含まれている「酵母」とかチーズや卵なんかも有効らしい。パンやチーズや卵はけっこうまめに喰ってるけどオレ「肉」一切喰わないから「レバー」なんてまるで異国か異星の食い物で縁がない(あ、肉喰わないのは別にベジタリアンだからとかでもないし、宗教上の問題とか全然なくて単にキライなだけ)。そこで思い出したのが昔喰った「うなぎの肝」(笑)。うなぎは高いけど、肝なら安いしね。しかも栄養が半端ないことも分かった。こりゃ喰うしかねぇべやと、近所にある持ち帰り専門の掘っ立て小屋みたいなウナギも売ってる焼き鳥屋に3日置きぐらいに通ってる。「大うなぎの肝」1本150円。夜、閉店間際に「肝」を買いに来る怪しい男として店主ともなんとなく顔なじみでちょっと恥ずかしい。やれやれ。しかし、甘辛いタレなんかが絡んでる肝など喰うとどーしても日本酒が飲みたくなるんで困る。酒が舌にいいのか悪いのかは分からぬがいっそアルコールの酔いで舌の感覚など麻痺させてしまえという荒療治も可能ではないか?などとバカな考えも浮かんだりして、まあ、ちょっとくらいならよかろうと、肝に喰らいつきながら2,3杯きゅっと頂いておりまする。ウナギよ、今日も有り難う。アンタの命ば頂戴してまた1日生きながらえさせてもらいます、この人間のクズめは。と、串に刺さった肝の一つ一つに片手念仏し胃に収めるのであった。

 
 はぁあ(ため息)。そんなこんなで、状況はいろいろ大変なのだがニューアルバムのレコ発は嫌がおうにも接近中。そこで来る6月9日(火)@渋谷ラストワルツでのレコ発出演者を軽くご紹介。
 DJのコモエスタ八重樫さんは、フェイスブックでお近づきになり、今回のCDの帯の推薦文を無理矢理書いて頂いた流れでレコ発のDJもお願いした。八重樫さんと言えば失礼ながら<東京パノラマ・マンボ・ボーイズ>のイメージしかなかったのだが、なんと、かの伝説の【スネークマンショー】のアルバムにも「出演」されていたってことを最近ご本人から伺ってびっくりしたところ。例の「急いで口で吸え」の兵士役のどれかが八重樫さん(笑)。凄い。それに、八重樫さんといえば、やはり、ラテンや、昭和歌謡ってイメージが強かったのだが、実は、もともとはニューウェイヴ大好き人間だったということも判明し、意外な音楽ネタで盛り上がったりで親近感が倍増したのであった。昔、雑誌のインタヴュー記事に載ってた高見知佳(!)の部屋の写真には壁に飾ってある「スリッツ」とか「ポップグループ」のジャケが写っていたとかどーでもいいようなうれしくなるようなネタを教えてくれたりするのだ()
 
 ゲストライヴの1組目の「シスター・ポール」は、その昔、某インディーレーベルで、ウチのバンドとかゆらゆら帝国とかとほぼ同期だったバンド。パンクとグラムが混ざり合ったような爆裂サウンドが身の上のご夫婦バンド。ずうっと面識はあったのに何十年もの間一度も対バンしたことがなかったというウソのようなホントの話で、これまた最近になってフェイスブックでヴォーカル&ベースのススムさんと懇意になり、レコ発に出ていただくことに。先日、阿佐ヶ谷のサイゼリアで初めて会ったススムさんはガリガリに細い体でまるで中央線のルー・リードのような出で立ちだった。「酔っ払うから」と、注文したワインを水で薄めて飲んでたのが印象的だった。ワインの水割りなんて・・・ススムさん、ダンディーだわ。
 
 
 ゲストライヴ2組目はタモリ倶楽部の<空耳アワー>でもおなじみイラストレーターの安齋肇さん率いる“工作バンド”・・・「OBANDOS(オバンドス)」。安齋さんとは昔一度別のバンドで対バンしたことがあるが直接の面識はない。ウチのバンドのベースくんがたまたまオバンドスのライヴ観に行って打ち上げまで着いていったらオバンドスの首謀者の一人でイラストレーターの薙野さんがたまたまダンボール・バットのCDを持っていることが判明し、そこから話がトントン拍子に発展。今回出ていただくことになった。しかし、錚々たるメンツですな。安齋肇、朝倉世界一、白根ゆたんぽ、しりあがり寿、高橋キンタロー、薙野たかひろ、なんきん、ミック・イタヤ、パラダイス山元。今回は総勢9名フルメンバーで参戦とのこと。とても楽しみ。
  最後に忘れちゃいけないオープニングアクトには「こまどり社」。雑誌「TRASH-UP!!」とのシリーズイヴェント<ニューウェイヴ天下御免>のときからずっと出てもらっており、毎回、イヴェントのオープニングの「露払い」或いは「景気づけ」としてなくてはならない存在の“前衛なりゆき獅子舞”。彼は実はサキソホンの名手でもあり、今回もダンボール・バットのステージで3曲ほどハードにブロウしてもらう予定。お楽しみにんにん。

 さて、長くなってしまったが、最後に諸々のお知らせ。
バンドを28年間も続けていながらグッズらしきグッズを一度も作ったことがなかったという間抜けバンドがようやく重い腰を上げ只今「オリジナルTシャツ」製作中!!ニューアルバムのジャケの絵(画:逆柱いみり)を元にシンプルにデザインした逸品。レコ発の日に、2000円で販売予定(写真参照)
 そして、レコ発限定特典として、ニューアルバムお買い上げのお客さんには、①オレの生サイン(CDにお入れします)②レア音源非売品CD-R(3曲・18分収録)③特性四角形缶バッヂ(写真参照)を進呈!!
で、肝心のダンボール・バットのステージはどんな感じになるのかって?ン十年振りでアノ曲とアノ曲なんかもやったりする予定だけども、まあ、いつも通りです(笑)。ステージ用に成金のチンピラみたいなシャツ買いました。乞うご期待。お待ちしています。
前売りのご予約はこちらの専用フォームからどうぞ
(当日のお昼12時まで受付中)・・・


追伸:ダンボール・バットの告知・事務作業を手伝っていただける「ボランティア・スタッフ」募集中(ネット環境に慣れている方。)




ニューアルバム情報!
「壊れたカセットはAOR」/ダンボール・バット
6月25日発売
▼告知PV
https://www.youtube.com/watch?v=mnfyIyflmk4
全14曲/1500円+税/
見開き紙ジャケット/歌詞・ライナー付き
作詞作曲・録音・ミックス・プロデュース:AMI/
ジャケ画:逆柱いみり/
CD帯・推薦文:コモエスタ八重樫/解説:岡村詩野、湯浅学/
寄せ書き:小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)&大田譲(カーネーション)
&ホッピー神山
ゲスト・ヴォーカル:蒼衣スイミング、市場大介(美人画家)、
Miiss Donutfromアメリコ)
<敬称略>
配給:ブリッジ


 


★今夜のBGM★
アナタはもう観たか?低予算、自撮りによるスタイリッシュなダンボール・バットの最新PV!ニューアルバム「壊れたカセットはAOR」からの1曲♪<ダークスター>は、ヒットの予感。




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▼今後のイヴェント予定▼

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【ダンボール・バット】ライヴ

壊れたカセットは69(ロック)の日~
ダンボール・バットのニューアルバム
「壊れたカセットはAOR」発売記念イヴェント!
※CD先行発売・特典あり
※ダンボール・バット・オリジナルTシャツ販売予定
※他の出演者らの物販コーナーも併設

6月9日(火)@渋谷ラストワルツ
開場:PM18:30 DJ-START:PM19:00 開演:PM19:15

ご予約¥2000+1d、当日¥2300+1d

ライヴのご予約、お問い合わせは▼こちらのフォームから

DJ:コモエスタ八重樫

ライヴ:(以下出演順)
①シスター・ポール
②オバンドス
(安齋肇、朝倉世界一、白根ゆたんぽ、しりあがり寿、高橋キンタロー、薙野たかひろ、なんきん、パラダイス山元、ミック・イタヤ)
③ダンボール・バット(※PM9:00頃~)

オープニングアクト:こまどり社(前衛獅子舞)

ダンボオール・バット+シスター・ポール+オバンドス+こまどり社によるグランド・フィナーレ・コーナーもあり



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【ネオン警察】ライヴ
リーダー・AMIの闇のソロユニット


ネオン警察:
AMI(唄・テルミン・SAX)、MARI(ピアノ from BLACK&BLUE

7月14日(火)@新宿「カールモール」

「特殊パリ祭~
   蜂鳥あみ太=4号×ネオン警察 2マン!」


PM7:30開場 PM8:00開演

ご予約¥2500+1d 当日¥3000+1d

出演>
ネオン警察(AMI:唄・テルミン・SAX + MARI:ピアノ)
蜂鳥あみ太=4号(唄)with 佐藤真也(ピアノ)

AMI=あみ太(AMI+蜂鳥あみ太=4号)




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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
▼ディスクユニオン

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))


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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト

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