2014年2月25日火曜日

血を流せとミック・ジャガーが言ったから恐山のイタコにブライアン・イーノを聴かせたアナザーな夜。



  きのう道歩いてたら気がつくといつのまにかオレのすぐ前を一人のマッポ・・・いや警察官が歩いてた。オレの視線はすぐにその警察官の腰のあたりに引き寄せられた。片方の腰には手錠がキラリ。もう片方の腰には鈍い色の拳銃が頭だけを覗かせてヒモのようなものでベルトにくくりつけてある。その時、なんか無性にその腰のモノを「奪いたくなる」衝動がオレの心の奥でムラムラ沸き起こる。神の啓示か!?大丈夫、オレ!?(笑)。・・・いやいや、拳銃ってさ、やっぱり人にそういうヘンな気を起こさせるなにか言いようのない魔性のようなものが宿っているんだよ、きっと。ヤバイねぇ。まあ、その時はなんとか衝動を理性で押さえ込み事なきを得たのだが・・・。
ギャンブルや別れた女房子供への慰謝料の支払いで借金がどんどんかさんで首が回らなくなりとうとう銀行強盗をしでかしてしまった警察官もかつて実際にいたようだが(映画「十階のモスキート」<'83/主演:内田裕也>を参照されたし)、本職(?)の警察官でなくとも、バカボンのおまわりさんでなくとも、拳銃の2、3発、いや5、6発をこの都会の薄汚れた灰色の空に向かってぶっ放したくなるときもあろうってもんでしょ?ニンゲン生きてりゃ。え?なに物騒なこと言ってんのオマエって?そんな気分になったことないよだって?そりゃまたオメデタイは、アンタ。まあいいよ。オレが捕まった時は、下着泥棒か拳銃盗んだかのどっちかって思ってヨ。
あ~あ、またバカなこと書いてんな、オレ。オレと初対面の人がたまたまこのオレのブログを読んだことがある人で、年中バカなことばっか書いてるんでいったいどんだけテンションがイッちゃってるド阿呆なんかと恐る恐るライヴハウスの楽屋とかでオレに話しかけてくるのだが、ステージの上以外ん時は非常にテンションは低いはおまけにシャイで内気の腰抜けときたもんだから向こうはそのギャップに想像していたキャラと全然違っていました意外とジェントルな方なんですね、などと苦笑いされたりする(ジェントルな素顔の裏に秘めた狂気・・・とは、オレのこと!!)。
まあ、そりゃそうでしょうよ。だって無理して書いてんだもん、このブログ(笑)。え?それならそんな無理してまで書くなよって?いや、書かずにはいられんのですよ、オレの中の呪われた血が!!その血がオレの指づてにこのブログを書かせるのだ、イタコの「口寄せ」のように!!
 ところで、ミック・ジャガーが血を流せ(LET IT BLEED!!)と言ったから血を流したのはJAGATARAの故・江戸アケミ先生だが、オレもミック・ジャガーが血を流せと言ったから血を流した江戸アケミ先生を見習って血を流しながらこのゴミブログを死ぬまで書き綴っていかねばならぬ。と、そう誓ったものの、しかし出血がまだまだ全然足りてない、オレのは。でも、オレ、自分の血見て貧血起こすようなヘタレだってことを忘れていたのだった!!昔、病院の血液検査で自分の体から抜かれて注射器に逆流していくドス黒い鮮血を見つめていたら急に気分が悪くなりあっと言う間に視界が真っ白んなってぶっ倒れた経験あり。ひぇ~!!情けない。と、どこまでもフヌケなオレなのであった。
 いやあ、もう、ほんと、こんなブログ書いてる時間ないハズなんだけどね。ほら、今週末の3月1日土曜日は、オレがバンド(ダンボール・バット)とは別にやってるソロユニット「ネオン警察」主催のライヴイヴェントがあるでしょう?(詳細は下記)それの準備・・・っていうか、練習やらないとさ、マズイのよ。まあ、バンドとは違って毎回ほとんど練習しないんだけどね、ソロのほうは。ぶっつけ本番でやって本番中のミスやらズレやらハプニングも含めてが「表現」っていうコンセプトだから「ネオン警察」は(笑)・・・って、物は言いようだよな。エヘヘヘ。でも、まあ、1回ぐらいはリハやっておきましょうかってなことになって、ネオン警察のライヴん時は毎回ピアノの伴奏をやってもらってる「まりこふん」ことMARIと二人、ヤングの街はシモキタのスタジオにこもって夕べ2時間ばかり打ち合わせを兼ねたリハをやってきたのだ。仕上がりは上々・・・って、仕上がりもクソもないけれど、とりあえず本番が凄く楽しみだ。
今回の目玉は、冒頭のオレのアコギ弾き語りによる中島みゆきの曲を瀕死のティム・バックリィがカバーしてそれをバタヤン(田端義夫)に捧げる恐山イタコ・コーナー。それと新曲ではないのだが、ライヴではまだやっていなかったネオン警察のCDに収録されてる「東雲(しののめ)」ってアジアン・テイストなインスト曲に歌詞を乗っけて歌ってみようという試みもあり。あとは、恒例の「即興コーナー」では、オレが書いた谷川俊太郎に吉増剛造も尻っぽ巻いて逃げ出すような現代詩風の歌詞をその場でピアノのMARIに手渡し即興で伴奏を付けてもらい、その上にオレがまた即興で歌の節をつけながら歌う(語る)という気分はポエトリー・リーディング、ここは60年代ニューヨークはグリニッジヴィレッジでオレはジャック・ケルアックかアレン・ギンズバーグかいな?って、いい気なもんだねコーナーもご用意。
 そしてなんといっても今回のライヴの新機軸はオレがシンセを一部弾きながら歌うという荒業も披露!!いままでのネオン警察のステージでもさまざまなガラクタをぶっ叩いたり撫でたり擦ったりしながら歌ってはいたのだが、「まとも」な楽器を使うのは今回初めて。まともなって言ってもKORGのミニ鍵盤の付いたちっこいシンセサイザーなんだけどね。でも、歌いながらちゃんとコード弾く部分もあるしね、もう、歌詞カードにマジックのでっかい文字でAmとかDmとか書いてやんの。エヘヘヘヘ。上手く弾けないときはオーバーアクションで誤魔化す予定なんで、オレがオーバーアクションした時は間違えたんだな、と、思ってね。もちろん、シンセは効果音的な使い方もするんだけど、これがね、なかなかいいのよ、夕べのリハでもピアノと合わせてやってみたんだけど。ほんのちょっとだけシンセを加えるだけでシュワーっと世界が広がる感じ。例えて言うならブライア・イーノの名作ソロ「アナザー・グリーン・ワールド」がパンツ脱いで凶暴化したような・・・え?分かりづらい?まあ、そこをなんとか想像してよ。ほんと、そういう感じなんだから。とうとう、我が「ネオン警察」も巨匠ブライア・イーノの世界に近づきましたか?!恐ろしいことです。有り得ないことです。


というわけで、今週末土曜日、みなさまのお越しを共演者ともども心よりお待ちしております。チケットは当日券のみ(1ドリンク付1500円)です。会場の「円盤」はJR高円寺駅南口より徒歩2分。JRの高架線と並行している道を荻窪方面に直進して焼鳥「大将」のちょい先左手2階です。普段はCDショップで、こじんまりとした会場なので、時間に余裕を持って起こしいただくのがよいかと思われます。タイムテーブル等、詳細は下記ライヴ情報欄をご覧ください。




※今夜のBGMはライヴ情報の下です。

★オレの写真ギャラリーも地味に更新中
▼「印画都市」こちらから。
http://negative-city.blogspot.jp/




▼今後のイヴェント色々決まってます。
3月1日(土)はJR高円寺駅そばのCDショップ「円盤」で、オレのソロユニット【ネオン警察】企画による「碧衣スイミング」との2マン・ライヴ!!
4月11日(金)はUFO-CLUBから場所を替え渋谷「ラスト・ワルツ」にて雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画によるシリーズ・ライヴ・イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL6】!!
4月16日(水)は再び高円寺「円盤」にて「TRASH-UP!!」の屑山編集長とオレとによるマニアックな音楽トークショー【今夜は御意見無用VOL.3】!!
イヴェントの詳細は順次こちらのブログで更新してまいりますのでお見逃し無く!!


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次回「ネオン警察」(リーダー・AMIソロ)
ライヴ情報
肉体とピアノ、即興と叙情、太平の世にアーバンな殺意がやさぐれてコンバンワ・・・ダンボール・バットのリーダー・AMIによる闇のソロユニット「ネオン警察」久々のライヴ!!しかも今回、AMIが人前で初めてアコギを弾き語る裏ティム・バックリィ・コーナー(?)もご用意!カシオトーンを凶器のように弾き語る「碧衣スイミング」との2マン企画!!
オープニング・ゲストは、大陸的前衛デュオ「エーゲ海」!
さらに「エーゲ海」にAMIが参戦する特別ユニット「地中海」のプレ演奏も予定!!


チケットは当日券のみです!

3月1日(土)
@高円寺「円盤」にて
http://enban.web.fc2.com/
PM7:00開場 PM7:30開演 PM10:00終演

AMI(ダンボール・バット)企画・・・
【夜、ネオン・スイミングの夜】

出演:

エーゲ海
PM7:30~
(ししはら慎太郎+嶋田真由美<from TRASH-UP!!>)

碧衣スイミング
PM8:00~
(碧衣スイミング:VO、カシオトーン)

ネオン警察
PM8:45~
(AMI:VO、SAX、テルミン/MARI:PIANO<from BLACK&BLUE>)

地中海
(AMI+エーゲ海)

料金:1500円(1d付き)※当日券のみ

お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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★今夜のBGM
「ネオン警察」の告知PVを若干編集し直しました。これをご覧になって是非「ナマ」で味わってみたいと思ったアナタ、是非、そのインスピレーションを大事にしてください。ぜひ、ライヴへいらしてください。高円寺のブライアン・イーノことオレ(まだハゲていないけど!)があなたを、お・も・て・な・し(by (C)マック赤坂)


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【お知らせ】
ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
お気軽にお問い合わせください。
こちらから▼
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DBEFLVK/
▼ディスクユニオン
ttp://diskunion.net/portal/ct/detail/IND12849

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))






◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/





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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
 
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』  ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]  ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ---------------------------------------------------------------------------------- ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326  --------------------------------------------------------------------
▼DANBALL BAT最新PV▼    「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)      ▼DANBALL BAT最新PV▼   「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)        ▼DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)  
 
  

2014年2月18日火曜日

中島みゆきとシド・ヴィシャスに「こんな東京砂漠、感傷的になってたら生きてゆけないゼ」、と説教された夜。


 殺したい、とか、死ねばいいのに、とか、そう思わせる人間がアナタの周りにもいるでしょう?殺したいとまではいかなくともアイツさえいなければ、と思うヒトが。え?そんなヒトいない?ひぇ~っ!!なんと幸せな、というか、オメデタイ、というか、オレから言わせりゃそれって逆に精神的に問題あんじゃないの?って思っちゃうけど。もちろん、オレの周りにもオレにそう思わせるニンゲンはおりますが、まあその類のニンゲンの多くは会社などに棲息しておりますね、とりあえずざっと思い浮かぶところ2、3人ばかし。あのヒトの座ってる席の天井だけがキレイに崩れ落ちてペシャンコになってくれたらとか、階段で滑って転んでポックリ逝ってくれたらとか、ね。そんなことばっか考えて仕事している(笑)。ほんと、ヤケ酒でもひっかけないとやってらんないわ、会社の仕事なんて。一升ビン振り回すド~、仕事中に!!パソコンぶん投げるド~、仕事中に!!あちゃちゃちゃ、すさんでるネ~、荒れてるネ~、オレ。イヒヒヒヒ。最近、ちょっと感傷的になる出来事がポツポツとありまして、それがオレの荒れる原因になっているのかも。もうね、すぐ感傷的になるのがオレの悪いクセ。「いちいち感傷的になっていたら戦争は出来ん!!」と、先日たまたまTVで観た白黒の古い戦争映画の中でゼロ戦の隊長役の若き日の加山雄三が言っておられたのを思い出したが、まあ、戦争じゃないにせよ、いちいち感傷に流されていたんでは生きてゆけないのがこの東京砂漠by内山田洋とクールファイヴ。しかし、感傷的な感情を一切押し殺し排除したらそれは血も涙もないロボットじゃなえーか、テメぇーら、ニンゲンじゃねぇー!!叩っ斬ってやる!!と、額に青筋おっ立てて萬屋錦之介が真剣振りかざす気持ちもごもっとも。そこの葛藤ですよ。葛藤しながら生きていかねばならぬのが現代人の宿命でありそれがこの大都会byクリスタル・キング。ヒトを傷つけヒトに傷つけられヒトを愛してヒトに愛されながら生きてゆく。あん?なに語ってんだオレ?五木寛之か、オマエは。
ところで、こんな気分の時に、中島みゆきの歌・・・それも同じ歌ばっかエンドレスで聴きながらポロポロとアコースティックギターの弾き語りの練習なんてしてると余計しみじみしてきちゃう。え?なんで中島みゆきかって?オレとみゆきとの接点がまるで見えないって?まあ、おっしゃるとおりで。BzがサイキックTVのカバーやるようなもんですな。え?ああ、逆か。サイキックTVがBzのカバーやるようなもんか。まあどっちでもよろしい。とにかく中島みゆきの「狼になりたい」という曲を今度3月1日(土)に高円寺は「円盤」で開催するオレのソロユニット『ネオン警察』のライヴ冒頭でかましたろうと思ってるわけなのよ、しかもア・コ・ギ・で!!当然、四十余年のオレの人生において中島みゆきの歌との接点はほぼ皆無。しかも、今度やろうとしている件の曲も、中島みゆきの歌っているオリジナルをいまだ聴いたことがないのにカバー!!という暴挙。実は、その昔、根津甚八というイカした俳優がおったわけでして(詳細はウィキで調べること)、その甚八兄ィが当時優れたレコードを何枚か出していた。その中の1枚が「ピエロ」(’79年/未CD化)というアルバムであり、さらにその中にかの曲が収録されていたのだ。ふとしたきっかけでその「壮絶」なカバーヴァージョンを初めて聴いたのだが聴くや否やオレは瞬時に凍りつきノックアウトされたのだった。武骨な、とか、不器用な、という言葉がピッタリ当てはまるかどうか分からないが、とにかく、コップ酒ちびりちびりやりながらクダ巻いて歌ってるようなたどたどしさは、まるで、リハーサルテイク(それも1回目の)を何かの手違いでそのまま本テイクとしてレコード盤に刻みこんでしまったかのような強烈な歌なのだ。けして歌が下手とか音痴なのではないことは他の曲を聴けば分かる。実に、まっとうな歌を披露している。なのに、この曲だけ異様なのだ。まあ、その異様さがエグみになって滋味になってオレに歌ってみたいと思わせたのだが・・・。というわけで、オレは今回、中島みゆきの曲ではあるが、中島みゆきの・・・というより、根津甚八のカバー、甚八兄ィに捧げるつもりで歌いたいのだ。もちろん、曲の素晴らしさ、もある。とくに、その歌詞の素晴らしさは何度も歌っているうちに身に沁みて分かってきたところだ。こういう都会の日常風景のさりげない描写を嫌味なくさらりと表現できる中島みゆきの凄さをこの1曲で思い知らされたわけで、どう逆立ちしてもオレにはこういう歌詞は書けない(まあ、書く気も元々ないが)。リズムに乗らない言葉をあえて選んでいるような節もあり、その演出もまた憎いのだ。しかし、なんだな、この曲、聴けば聴くほど、最初から根津甚八のために書かれた曲のように感じられてならない。それぐらいピッタンコ。オレはこのLPレコードを300円で見っけたけど、ぜひとも祈、CD化。なお、甚八兄ィの他のアルバムでは、フランス録音でクニ河内などが絡んだ全編レゲエ的なリズムを下敷きにした大胆なアプローチのアルバム「火男」という名盤が数年前CD化されていて、こちらも機会があればオススメしたい。
ちょっとちょっと、悠長に曲の解説なんてしてる場合じゃないんじゃないの、オレ。ギター、そう、アコギの練習しないと!!かじかむ手と手を擦り合わせて南無~・・・じゃなくってコードのポジションの練習!!以前、ダンボール・バットのステージでもエレキ弾きながら歌っていた時代もあったけど、それは遥か紀元前の昔の話。しかも、今回はアコギ。アコギを人前で弾き語るのは高校の音楽の授業のギターのテスト(なんの曲弾いたかは覚えていないが)以来!!ひぇ~っ!!ギターのチューニングさえおぼつかないオレが弾けるの?!恐らく当日は壮絶な演奏になるかと今からきっぱり予告。それこそレッチリのジョン・フルシアンテがソロん中で中島みゆきのカバーをやってるようなヘロヘロ具合で宇宙と交信予定!!タイニー・ティムとハーフ・ジャパニーズもギターを爪弾くオレの指先に乗り移って応援してくれるらしいので、まあ、どうかお楽しみニンニン!!
それにして先週の土曜日は凄まじい天気だったよね。ここ東京も半端なかった。積もった雪に雨と風。泣きっ面に蜂の小便。そんな中、土曜日だってぇーのに、こちとら奴隷農場(会社)へご出勤!!しかも、家を出て間もなくの横断歩道脇の水溜りにあえなく水没。足首まで雪の中に出来た水溜りにハマリ込んだのだった。痺れるような冷たさの氷水が靴の中まで一瞬にして流れ込む。足がジンジンする。ここが八甲田山でもシベリアでもなくて良かったと思うも、もうダメだと思い、家に引き返し、ズボンと靴下と靴を履き替え更に替えの靴下と靴、タオルにカイロなどモロモロを抱えてチョモランマ・・・じゃなくて会社へと再出発。死ぬ思いでなんとか会社へ辿り着いてみればみんな休んでやんの。オレさ、根がマジメだから、そういうとこ頑張っちゃうのよ、休めばいいものを。悲しいネ。それはそうと、横断歩道で足首まで水没して右往左往している時オレのヘッドフォンから何が聴こえてきたと思う?奇しくも前の日に中古CD屋の3枚500円コーナーでボズ・スギャッグスのCDとかと一緒になぜか買ってしまった映画「グレート・ロックンロール・スウィンドル」のサントラのしかもシド・ヴィシャスがヤク中ヘロヘロで歌う「マイウェイ」ときたもんだ!!出来過ぎでしょう?泣けてくるよね、みんなが家でまだグースカとイビキかいて夢の続きを見てる土曜の朝のしかも最悪の天気の中、駅にも辿り着けずズブ濡れんなって立ち尽くしてナニやってんのオレ?!シドよ、オレはもうアンタの2倍以上もムダに生きちまったよ、それで、このザマだよ。有り得ねぇーよな。なあ、オレの「マイ・ウェイ」ってなんなんだ?教えてくれよ。ああ、ノーもフューチャーもクソもない・・・足の感覚が無くなって来たよ、シド。オレこのまま凍え死ねばいいのかな?あのヒトの天井が今日こそ崩れ落ちてくれることを今はただ願うだけだよ、シド。



※今夜のBGMはライヴ情報の下です。

★オレの写真ギャラリーも地味に更新中
▼「印画都市」こちらから。
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▼今後のイヴェント色々決まってます。
3月1日(土)はJR高円寺駅そばのCDショップ「円盤」で、オレのソロユニット【ネオン警察】企画による「碧衣スイミング」との2マン・ライヴ!!
4月11日(金)はUFO-CLUBから場所を替え渋谷「ラスト・ワルツ」にて雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画によるシリーズ・ライヴ・イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL6】!!
4月16日(水)は再び高円寺「円盤」にて「TRASH-UP!!」の屑山編集長とオレとによるマニアックな音楽トークショー【今夜は御意見無用VOL.3】!!
イヴェントの詳細は順次こちらのブログで更新してまいりますのでお見逃し無く!!


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次回「ネオン警察」(リーダー・AMIソロ)
ライヴ情報

唄とピアノによるシンプルな演奏の中にもアーバンな情念が渦巻く、ダンボール・バットのリーダー・AMIによる闇のソロユニット「ネオン警察」久々のライヴ!!
カシオトーンを凶器のように弾き語る「碧衣スイミング」との2マン!!
ゲストは、なぞの前衛デュオ「エーゲ海」!
さらに「エーゲ海」にAMIが参入する特別ユニット「地中海」のプレ演奏も予定!

チケットは当日券のみです!

3月1日(土)
@高円寺「円盤」にて
http://enban.web.fc2.com/
PM7:00開場 PM7:30開演

AMI(ダンボール・バット)企画・・・
【夜、ネオン・スイミングの夜】

出演:
ネオン警察
(AMI:VO、SAX、テルミン/MARI:PIANO<from BLACK&BLUE>)
碧衣スイミング
(碧衣スイミング:VO、カシオトーン)


オープニングゲスト:
エーゲ海
(ししはら慎太郎+嶋田真由美<from TRASH-UP!!>)

料金:1500円(1d付き)※当日券のみ

お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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★今夜のBGM
オリンピックのスケート金メダル効果でBGMに使われたゲイリー・ムーアのCDがバカ売れなんだとか。ゲイリー・ムーアが人の名前なのかなんかの食物の名前なんかも区別が付かないようなヤカラまでもが血眼でCDを買い求め、ゲイリー・ムーアのHPにアクセスしているんだとか。そういう話を聴く度に世間の連中には毎回辟易させられるのであった。この曲なんかもスケートにいかが?(もしかして誰かもう使った?)。もしこの曲で誰かメダル取ったら売れちゃうんだろうか?デオダートのCDがバカ売れする世界ってのもなかなか怖い。
▼「サテンの夜」/DEODATO('73)


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▼ディスクユニオン
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2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))






◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
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▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]  ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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2014年2月10日月曜日

菅原文太にピンクフロイド持ってこい!と言わせた「太陽を盗んだ男」はオレだと吹聴した夜。





 雪凄かったねぇ。ここ東京杉並が八甲田山かと思ったもん。とくに風がね、まるでブリザード。ここは、南極基地?「復活の日」ですか?そんなクソ大雪の中、ご苦労なことにこっちは出勤!!くぅ~泣けてくるね。本来はステージの上でマイク握ってシャウトしているべきのロッカーたるこのオレが、大雪の中、スズメの涙程度の日銭を稼ぐために会社にご出勤とは!!まさに雪中行軍!!天皇陛下万歳だ。でね、こんなときだからこそと思い、愛用のカメラ・・・例の旧ソ連製カメラをバッグに忍ばせて行ったわけですよ。で、仕事帰りに白銀に埋まる都会の情景を写そうかななんて思ってさ。ところが白銀だの情景だのそんな悠長なこと言ってる余裕もないぐらいの猛吹雪に生命の危機を感じ写真撮影はあっけなく断念、家に逃げ帰ってきたのだった。トホホ。でもせっかくだから次の日、雪もやんで晴れたことだし溶ける前に撮っておこうかなと思ってそのへんブラブラしたんだけどなんかイマイチなのよね。なんか、ピリリと来るモノがない。景色が空気が光が全てがダラ~っとしちゃっててフヌケな感じで締りがない。使ったあとのティッシュみたいな。なんでしょうね、アレは。やっぱり雪撮るには、降ってる真っ最中、それか降る直前の不穏な空気感を撮らないとダメだって痛切に感じた所存。なんか悟ったかオレ?ま、次回雪降った際にはブリザードん中にカメラぶら下げてフンドシ一丁で望む所存。なんて、本番になったら縮こまってどうせまた止めたってことになりそうな意気地のないボク。
あ、そうそう、実は、カメラもう1台買ったの。同じやつ。smena-8mって旧ソ連製エセ・バカチョン・カメラ。ヤフオクでケース付きの新古品2700円也(安っ!)。いやあ、なんかコイツのチープさ胡散臭さ、期待を裏切らない仕事ぶり(たまに裏切るが、その裏切り方が憎めない)にすっかりホレ込んだわけ。で、万が一、今使ってるヤツがオシャカんなった時にあたふたせぬようにともう1台買ったのだ。ほら、せっかくモデルなってくれるっていう奇特な人妻を目の前にしていざって言うときになってぶっ壊れましたゴメンなさいなんて言ったら格好つかないでしょう?かのアラーキー先生だって常に2,3個首からぶら下げてるしね。いやあ、高円寺のエセ森山大道、またの名を高円寺のエセ・アラーキーこと(どっちなの?)オレもカメラ2台揃えていよいよ本格的に写真家・デヴュー?苦節二十うん年の音楽活動にピリオドを打つ。なんちゃって。いい気なもんだ。

ところで、夕べ夜中観た?ジュリー主演の「太陽を盗んだ男」('79)。今週、ずっと毎朝ケーブルの日本映画専門チャンネルでやってるから、まだ観てないひと、ヒマなひとは観るように。でもダメよ、今さらフクシマゲンパツに潜り込んでプルトニウムかっぱらってボクもバクダン作りたいなんて妄想しても。どっかのゲンパツ推進派の都知事氏みたく、髪の毛抜けてハゲんなんのイヤならやめておきましょう。まあ、ジュリーに憧れるのは分かるけど。オレなら、あれだね、ストーンズもいいけど、ピンクフロイド武道館にいますぐ呼ばないと爆破させるよ!って脅すね。それも、フルメンバーでだよ。シド・バレットだって本気で探せばイギリスの片田舎のどっかでブヨブヨのヨボヨボんなって夜明けの口笛吹いてるかもしれないしさ。頼むよ、文太!!ほんと、爆破させるよ!!それにしてもなんだかんだ言ってあの映画で一番ぐっときたセリフは冒頭、天皇に面会させろと言って修学旅行のバスにマシンガン持って飛び乗って来た怪優・伊藤雄之助演じるバスジャック犯が警察の狙撃部隊に撃たれてぶっ倒れた場面で、刑事役の菅原文太がその血まみれで瀕死の伊藤雄之助を抱きかかえたまま、取り囲む警官隊に向かって鬼のような形相で怒鳴った一言・・・「救急車持って来いっ!!」。あの一瞬の気迫は尋常じゃない。仁義なき戦いだのトラック野郎だのその他モロモロそれまで文太が映画の中で演じてきた役の人物たちの“いきすだま”が一塊の怨霊となってあの一言にあの一瞬の表情に乗り移ってマグマのように噴出しているような気がしてならない。え?そんなところで感動してどうするんだって?主役はジュリーだろうって?まあまあいいじゃないの。ぐっと来たんだもん。それにしても、この映画と、これまたオレの敬愛して止まぬ不朽の名作「狂い咲きサンダーロード」(’80年/監督:石井聰亙)が80年代当時の巷の名画座では二本立て上映の定番プログラムだったっていうんだから(「ウィキ」より参照)驚きだ。なんとも贅沢至極。現在では考えられん。是非、観たいもんだよでかいスクリーンでこの2本立てを。しかし、こんなの爆音&大スクリーンで立て続けに2本見せられた日にゃそりゃ気も大きくなって、新幹線の2,3本でもリニアモーターカーの2,3台でもバズーカー砲で爆破させてみたくなるわな。それに、小林稔侍演じるホモの右翼の隊長にだって(「狂い咲きサンダーロード」より)カラダ任せて後ろから前からカマ掘られてもいいや、って気分にもなるってもんでしょう。
 あん?!なんの話だっけ。ええと、いずれにせよ、「太陽を盗んだ男」を撮った長谷川さんって監督はご苦労も多く、いろいろ紆余曲折あった方のようで、この映画で高い評価を得たにもかかわらずアレからン十年、現在までなぜか1本も映画を撮っていないっていうんだからナゾですよね。まさにカルト!まるで日本のホドロフスキー、か。とにかく、「太陽を盗んだ男」の続編として「太陽を返した男」ってのはどうかしら?そうね、サントラにはソフト・マシーンなんかのJAZZロック使ってさ、今、オレ「主演」で脚本妄想随筆中。出来上がったら長谷川監督に送りつける由。なんでもジャニーズだっけ?の、長瀬くんとやらが、「太陽を盗んだ男」の主演を演じてみたいだとかほざいているというのを知人が教えてくれた。そうはいかないよ、長瀬くん。悪いな、長瀬くん。オレのほうが先だから。夜露死苦、長瀬!!ちゅど~ん!!ちゅど~ん!!ちゅど~ん!!(←爆発音 by (C)漫画太郎)

※今夜のBGMはライヴ情報の下です。


追伸:今後のイヴェント色々決まってます。
3月1日(土)はJR高円寺駅そばのCDショップ「円盤」で、オレのソロユニット【ネオン警察】企画による「碧衣スイミング」との2マン・ライヴ!!
4月11日(金)はUFO-CLUBから場所を替え渋谷「ラスト・ワルツ」にて雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画によるシリーズ・ライヴ・イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL6】!!
4月16日(水)は再び高円寺「円盤」にて「TRASH-UP!!」の屑山編集長とオレとによるマニアックな音楽トークショー【今夜は御意見無用VOL.3】!!
イヴェントの詳細は順次こちらのブログで更新してまいりますのでお見逃し無く!!

★オレの写真ギャラリーも地味に更新中
▼「印画都市」こちらから。
http://negative-city.blogspot.jp/


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次回「ネオン警察」(リーダー・AMIソロ)
ライヴ情報

唄とピアノによるシンプルな演奏の中にもアーバンな情念が渦巻く、ダンボール・バットのリーダー・AMIによる闇のソロユニット「ネオン警察」久々のライヴ!!
カシオトーンを凶器のように弾き語る「碧衣スイミング」との2マン!!
ゲストは、なぞの前衛デュオ「エーゲ海」!
さらに「エーゲ海」にAMIが参入する特別ユニット「地中海」のプレ演奏も予定!

チケットは当日券のみです!

3月1日(土)
@高円寺「円盤」にて
http://enban.web.fc2.com/
PM7:00開場 PM7:30開演

AMI(ダンボール・バット)企画・・・
【夜、ネオン・スイミングの夜】

出演:
ネオン警察
(AMI:VO、SAX、テルミン/MARI:PIANO<from BLACK&BLUE>)
碧衣スイミング
(碧衣スイミング:VO、カシオトーン)


オープニングゲスト:
エーゲ海
(ししはら慎太郎+嶋田真由美<from TRASH-UP!!>)

料金:1500円(1d付き)※当日券のみ

お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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★今夜のBGM
最近、オレの頭ん中で“木霊”のようにリフレインして止まぬ曲がこちら。なにが「ネオ」でなにが「サイケ」なのか、いわゆる‘80sの一時に咲いたネオサイケと呼ばれた一派に属したこのバンド、引き合いに出される同郷のエコー&ザ・バニーメンが針葉樹の林を思わせる清涼感と鋭さを感じさせるとすれば、こちらはうっそうと生い茂る樹海の大木を思わせる骨太さと豪快さがウリか。どこか青臭い青春の泥水。レーベルがバウハウスを輩出したベガーズバンケットというのも頷けましょうぞ。不屈の名アルバム、邦題「木霊」より。
♪LOVE IS WONDERFUL COLOUR / ICICLE WORKS('84)


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【お知らせ】
ダンボール・バットでは女性キーボード奏者急募中(サポートOK)!
お気軽にお問い合わせください。
こちらから▼
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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▼リーダーAMIのソロユニット「ネオン警察」1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
▼アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DBEFLVK/
▼ディスクユニオン
ttp://diskunion.net/portal/ct/detail/IND12849

2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))






◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/





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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
 
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』  ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]  ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ----------------------------------------------------------------------------------    ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326   --------------------------------------------------------------------
▼DANBALL BAT最新PV▼    「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)      ▼DANBALL BAT最新PV▼   「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」 /ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)      ▼DANBALL BAT最新PV▼ 「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット (アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)  
 
  

2014年2月4日火曜日

河内音頭もデヴィッド・ボウイもイギー・ポップもへったくれもねぇ、と雪見酒に悪酔いした夜。

 
  今日雪降るの?今朝の東京の空はどんよりとした雲が立ち込めています・・・なんて出だしにしようと思ったらもう雨降ってんじゃん(夕方から雪になりました)。まあ、今日はたまの休みなんで家に引き篭もって頼まれた原稿シコシコ書いていたところ。雑誌「TRASH-UP!!」の屑山編集長からCDのレヴューお願いしたいんですけど、と、頼まれたのは去年の年末。で、やっとブツを先日受け取ったのだが、何のレヴューかと言えばこともあろうに「河内音頭」の、しかも、6枚組みBOXセットなる尋常じゃないシロモノ。おまけに鬼のような分厚い解説書付き。ひぇ~!!80年代のB級ニューウェイヴだとか中途半端なグラムロックだとか胡散臭い昭和歌謡だののレヴューなら得意分野なのだが、古くは江戸時代にルーツを持つと言われる由緒正しき(?)伝統音楽「河内音頭」のレヴューとなれば全くの未知の世界。書くにあたっては、エリの一つ、パンツの食い込みも正して臨まなきゃなるまい。去年だかにたまたまTVでやっていた現代に脈々と受け継がれる河内音頭のドキュメンタリーを伝える番組を観てちょっと興味を持ち、その後、ツタヤで借りた河内音頭のコンピ盤の民謡鉄砲節だのを聴いて痺れ、映画「悪名」の中で河内音頭を歌うカツシン(勝新太郎)の雄姿にホレ、いつかはオレも櫓(やぐら)の上から「ええい、さては、一座の皆様方へ~♪」なんて血を吐くまで一節唸ってみたいもんだ、とりあえずは、毎年夏にここ東京(錦糸町)でも開催されるという大規模な「河内音頭」の祭にでも冷やかし半分行ってみようかなどとこっそり考えていたのは事実だが、そんな事を編集長にひょいと漏らしてしまったのがきっかけで今回かのCDのレヴューがグッドタイミングでオレのところに回って来たってわけ。編集長曰く、専門的なことは一切書かなくていいから、AMIさんの聴いたままで、と言われて頼まれたものの、やっぱり多少はその歴史の「さわり」程度でも知っておかなきゃ失礼だろう、間違いがあってはいけないし、と、6枚のCDをとっかえひっかえ聴き込みながら分厚い解説書とニラメッコ。さらにネットなども駆使しながら、うーん、うーん、訳が分からん、と、悪夢のようにうなされること約3日。河内音頭の壮大な歴史のその一端が分かったような分からないような結局は中途半端な心持のままレヴューを書き始めたのだった。しかし、いざ、書き出してしまえば意外とあっけなかった。頼まれたのは500文字。まあ、実際は100文字くらいオーバーしたのだがノリと勢いとで強引に土俵にねじ伏せるいつものオレ流の書き方で無事完成。編集長にも「さすが!面白い!」との評価を頂き一安心といったところだが、CDの発売元からクレームが来ないことをせいぜい祈るのみ!!あちゃ~。
  そして、さっき、同じく「TRASH-UP!!」に毎号連載させてもらっているオレの気まぐれROCKコラム「義味異死絵瑠多亜(「ギミー・シェルター」と読ませる・・・ひどいタイトル、我ながら!!)」の次号掲載分の原稿を書き上げたところなのだ。これは、毎回、オレの好きなバンドやアーティストを一組テーマとして決め、それについてあーでもないこーでもないと適当なことをだいたい1000文字ちょいで書き綴るという連載。まあ、だいたい70年代から80年代にかけてのオレと屑山編集長の趣味がリンクするようなグラムロックやニューウェイヴ系のアーティストばっかり取り上げているんだけど、今回は「メトロ」ってイギリスのグループ。説明すっと長いんで省くけど日本じゃ全然知られていないもののモダンでスタイリッシュな素晴らしいグループなのヨ。こと76年に発売された1stは名盤でA面1曲目の「クリミナル・ワールド」って大名曲は後にデヴィッド・ボウイが「レッツ・ダンス」ってアルバムん中でカヴァーして取り上げているんだけど、このカヴァーがクソ(笑)。原曲の持つ繊細で倒錯的なエロチシズム(?)が台無しになっている。さすが、ボウイ!!ちなみに、「レッツ・ダンス」にはかつてヤクで廃人同然だったイギー・ポップの再起のきっかけとなった名盤「イデオット」にボウイが提供した名曲「チャイナ・ガール」もセルフカヴァーで取り上げているのだがこっちも大クソ(笑)。「イデオット」で聴ける今にも壊れそうな崩れ落ちそうなヤバさがフラットで無味乾燥な下世話なラヴソングとして見事に蘇生されている。さすが、ボウイ!!
  あれれ、なんか話が逸れちゃった。いやあ、最近なんかね、レヴューというか文章をを書くコツがやっと自分なりに少し掴めてきたような感じがするのだ。とは言え、文法は相変わらずメチャクチャだし、まだまだ人マネ猿マネの部分も多いし、自分のスタイルの確立までにはあと100年ぐらいはかかりそうだけれど、これもまあ、ひとえに、日々のこのゴミ・ブログを書き綴ってきた鼻毛ほどの成果なのか、或いは、わずか6回しか通わなかったけれど、知人でダンボール・バットのCDのライナーも書いてもらっている音楽評論家の岡村詩野さんが講師を務める某「音楽ライター講座」に通った成果もあるのか。いずれにせよ、こうしてブログを綴るきっかけをくれたのは元を辿れば岡村さんのアドヴァイスだったからな、感謝しております、岡村さん!!芸は身を助く・・・というが、このオレの駄文がいつか10円でも20円でもいいから金銭的価値を生む日が来ることを祈って止まぬ。アーメン。
  それにしても、1000文字。作文なんて考えただけでも卒倒しそうだった昔、1000文字なんてそれこそ天文学的な文字数に思えたもの。が、最近は、けっこうあっけなく埋まってしまうもんだと思えるようになった。上記の雑誌の連載でも、アーティストのデータ的な事を事細かに書いていたらあっと言う間に文字数が無くなってしまう。データ的な部分はプロの音楽ライターが書いてるレコードコレクターズだとかその類の専門書を読んでもらえば分かるわけだから、自分の原稿ではそういう部分は極力排して、気の向くまま勝手な妄想や世迷言を並び立て、オレ流に原稿を埋めてゆけばいいのだ、と、この頃学んだのだ。「読み物」として面白いか否か。あん?ちょっとは成長してんの?オレ。エヘヘヘ。原稿依頼お待ちしております。
  いずれにせよ、今年の夏、錦糸町の河内音頭大会へ同伴してくれる「ハイボール」も作ってくれる小雪か菅野美穂みたいな浴衣美人随時募集中。え?結局、それが言いたかったの?エロ~すいまへん。あ、小雪って、松本小雪じゃないほうね(古っ!!)。夜露死苦。


追伸:今後のイヴェント色々決まってます。
3月1日(土)はJR高円寺駅そばのCDショップ「円盤」で、オレのソロユニット【ネオン警察】企画による「碧衣スイミング」との2マン・ライヴ!!
4月11日(金)はUFO-CLUBから場所を替え渋谷「ラスト・ワルツ」にて雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画によるシリーズ・ライヴ・イヴェント【ニューウェイヴ天下御免VOL6】!!
4月16日(水)は再び高円寺「円盤」にて「TRASH-UP!!」の屑山編集長とオレとによるマニアックな音楽トークショー【今夜は御意見無用VOL.3】!!
イヴェントの詳細は順次こちらのブログで更新してまいりますのでお見逃し無く!!

★オレの写真ギャラリーも地味に更新中
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※今夜のBGMはライヴ情報の下です。


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次回「ネオン警察」(リーダー・AMIソロ)
ライヴ情報

唄とピアノによるシンプルな演奏の中にもアーバンな情念が渦巻く、ダンボール・バットのリーダー・AMIによる闇のソロユニット「ネオン警察」久々のライヴ!!
カシオトーンを凶器のように弾き語る「碧衣スイミング」との2マン!!
ゲストは、なぞの前衛デュオ「エーゲ海」!チケットは当日券のみです!

3月1日(土)
@高円寺「円盤」にて
http://enban.web.fc2.com/
PM7:00開場 PM7:30開演

AMI(ダンボール・バット)企画・・・
【夜、ネオン・スイミングの夜】

出演:
ネオン警察
(AMI:VO、SAX、テルミン/MARI:PIANO<from BLACK&BLUE>)
碧衣スイミング
(碧衣スイミング:VO、カシオトーン)


オープニングゲスト:
エーゲ海
(ししはら慎太郎+嶋田真由美<from TRASH-UP!!>)

料金:1500円(1d付き)※当日券のみ

お問い合わせは▼こちらのフォームから
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P39590588


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★今夜のBGM
もう既にご覧頂いた方も多いと思いますが、先日のUFO-CLUBでの「ニューウェイヴ天下御免・新春SP」に於ける我がダンボール・バットのステージより、おこがましくも敬愛する暗黒大陸じゃがたらの名曲「タンゴ」をカヴァーさせていただいたわけですが、その模様をじっくりどうぞ。以前カヴァーした時にはキーボードがいたわけで、結構キーボードが重要な味を出していたので、今回、キーボード無しで果たしてイケるか非常に心配していたのですが、アレンジを少し手直しし、思い切ってテンポ・アップさせた後半部分も引き締まった感じが出て功を奏したようです。しかし、なによりも、このお客さんたちの盛り上がりっぷりに助けられたのでありました。改めて多謝。
♪タンゴ/ダンボール・バット(2014年1月LIVE@UFO-CLUB)

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▼ディスクユニオン
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2013年7月27日発売/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))






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http://danballbat.cside.com/





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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM
 
▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』  ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード ▲2012年1月31日発売▲全11曲(約42分)収録 ▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー) ▲ジャケット写真&デザイン:常盤響▲ライナー:岡村詩野&湯浅学 ▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷) ▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略> ▲収録曲 「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲 ▼下記各オンラインショップにて販売中! [AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]  ※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。 ----------------------------------------------------------------------------------    ■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326   --------------------------------------------------------------------
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