2013年2月28日木曜日

ビリーズ・ブート・キャンプはコントーションズで目まいの夜。


 上の階に住んでるヤツが夜の決った時間になるとドスンドスンと飛び跳ねる音がオレの部屋にまで響いてくるんです。それもリズミカルにかなり激しいテンポで。一応鉄筋の造りだから我慢ならないような騒音までには至っていないのですがとても気になります。どんなヤツが住んでいるのか顔を合わせたこともなければ男か女かも分かりませんが、今さら「ビリーズ・ブート・キャンプ」にでも入れ込んでいるんでしょうか?迷惑な奴です。こちとら昼間の奴隷農場(会社)での馬車馬の如くのハードワーキングでぐったりで、おまけにここんところ残業までさせられて家着いた途端目まいに襲われる始末。まだなんとなく天井と床がグルグルしている気が・・・。そこへ来てビリーズ・ブート・キャンプは勘弁してほしいもんです。
 それにしてもやっとカゼが治ったと思ったのも束の間ですでにヘロヘロでドリンク剤やらサプリやら過剰摂取中。「AMIさん、“肉”とか全然喰わないからダメなんですよ!」なんて言われるのですがそういう問題なのだろうか?でも喰いたくないもんは喰いたくないしな。まあ、いずれにせよ日々命をムダにすり減らし体力をムダに消費し精神をムダに病みながら爪に火を灯すようになんとか生き伸びつつそれでも懲りずにつまらぬロックミュージックを紡ぎ続ける阿呆でございます。
 
 さて、先週の2月20日(水)、東高円寺はUFO-CLUBで開催しました雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットの共同企画ライヴ・イヴェント第二弾・・・<ニューウェイヴご意見無用~VOL.2>は第一回目(去年の10月に開催)を上回る大盛況のうちに幕を閉じたのでございます。主催者としては「赤」を出さずに済んだことがなによりです。お寒い中、ご来場頂いたみなさまありがとうございました。
 そして、この日は我がダンボール・バットがキーボードレス編成になって初のライヴでもあったわけですが、当初の心配も何処吹く風で、おなじみのお客さん、新規のお客さん関係なく、たくさんの方から好評をいただきました。長くこじらせていた風邪がようやく治り、まだ病み上りといった状態で臨んだライヴだったので、ノドのほうも100パーセントの本調子では無かったのですが、ノリのいい客席に煽られるように徐々にヒートアップ、久々に爽快な気分でステージを終える事ができました。
 この日に合わせて新たに投入した新曲・・・「君よルビコンの河を渉れ」と「イージー・リスニング/ハード・リスニング」・・・の2曲も好反応で、色々な意味で手ごたえを感じた一夜でありました。他の出演者目当てに来られたお客さんからも「カッコよかったです!」と、握手を求められたり、オレの吹く屁のようなアルトSAXとこの日の衣裳・・・白いジャケット姿にニューヨークはCBGBでのジェームズ・チャンスの幻を見た、という方や、町田町蔵+北澤組に近い匂いを感じたけど意識してるの?・・・などと、恐れ多いご意見まで頂戴したりなどいたしまして、人間長生きするもんだな、などと大変有難く、また恐縮に思った次第であります。
 ちなみに、オレが影響を受けた(楽器を手にするきっかけになった)サックスプレイヤーはご指摘の通りジェームズ・チャンス(コントーションズ)だったり、ジョン・ゾーンだったり、ジョン・ルーリー(ラウンジ・リザーズ)だったり、阿部薫だったりと錚々たる面子の御仁が並んでおるわけですが、かれこれ10数年も手にしていながら未だにドレミもまともに吹けずもっぱらノイズ発生装置に徹しておる始末であります。そして、さらにご指摘の町田町蔵(町田康)氏ですが、氏のアルバムはほとんどと聴いたことがなく(著書も未読)、最近になって今さらINU(イヌ)の「メシ喰うな」をツタヤで借りて聴いてる始末で、頭からあの<ダムダム弾ダムダム弾ダムダム弾・・・>という念仏のようなメロディがこびり付いて離れないといった状況です。
 話が逸れましたが、この日のライヴを無事終え、結論から言えば、キーボード無しでもなんとかイケるんじゃん、といったような半ば開き直りとも取れる蟻の爪のアカほどの自信というか希望が持てました。もちろん、過去のレパートリーにはキーボードが無いとにっちもさっちも再現困難な曲もたくさんあるわけですが、それはそれ、これはこれで、とにかく今のこの「編成」を楽しむ余裕みたいなものも感じ始めておるいつになく前向きなボクちん。キーボード無しでもOKな曲をジャカスカ作ればいいわけですしね。ジャカスカと!!
 蛇足ですが、この日のステージのオープニングでオレがビニール傘さしながら歌った曲・・・ちょっとしたカヴァーだったんですが気がついた方いたでしょうか?正解は、80年前後に活躍していたドイツのおマヌケ3人組ニューウェイヴ・グループ、TRIOの「ANNA」って曲でした(たしか電気グルーヴもカヴァーしてたハズ)。
 さて、今回の盛況ぶりに気をよくした主催者であるオレは、もう一人の主催者である雑誌「TRASH-UP!!」の編集長の屑山さんにさっそく第三回をやりましょうと半ば強引に説得し、なんと早くも次回第三弾の日程を決めちゃいました。週末はハコ代が高いんで次回も平日ですが、悪しからず。
 今回も、屑山さん選曲によるおニューでウェイヴなDJを挟みつつ、アイドルからエレポップから得体の知れないバンドまで多種多様な出演者でお送りしたわけですが、次回も引き続き、イヴェントタイトルの「ニューウェイヴ天下御免」に恥じぬ選りすぐりのニューウェイヴ野郎を取り揃えてお送りする所存でありますのでご期待ください!!・・・って言っても、ほとんど、編集長に任せっぱなしでオレはほとんど何もしていないんですがね!!スミマセン屑山さん!!
 とか何とか言っているうちに、ダンボール・バットの次回ライヴは3月24日の日曜日に同じく東高円寺UFO-CLUBにて、お店の企画に出場します(詳細は下記)。対バンで元デキー・ド・ザエモンズのアベ・ジュリー氏なども出ます。お楽しみに。
 そして、オレのソロユニット「ネオン警察」のまさかの第二回目のライヴもなんだかんで来月、4月6日(土)に迫ってまいりました。知る人ぞ知る八丁堀にある「七針」というセンスのいい出演者が多数出ているハコに一度出てみたいな~などと思っておったら、突然段ボールの蔦木さんから、じゃあ、イヴェントやるんで一緒に出ませんか、などとなんとも有難いお誘いを受けまして、“ダン(段)ボールつながり”でこりゃいいやと、出演する運びとなったわけでありまして、この日は、昨年暮れにやった初ライヴ同様、オレは歌に徹し、伴奏はダンボール・バットのライヴでコーラス嬢としても参加してもらっているBLACK&BLUEのMARIがピアノを担当してくれます。歌とピアノによるアコースティック・セットでたまには苦い酒でも舐めながらシンミリとしてください(この日のライヴは飲み物・軽食持込自由だとか)。
 そして、この春発売予定!!とさんざん告知しているその「ネオン警察」のアルバム。一体いつ出るんだ?との問い合わせが殺到・・・するハズもなく、粛々と水面下で現在制作進行しております。まあ、焦って出しても仕方ないので、スミマセン、もったいぶってちょっとだけ延期します。春でなく6月にずれ込む予定です。北朝鮮から核ミサイルが飛んでくる前には出したいと思っておりますが、もう少々お待ち下さい。さらに、そのCDの「帯」には、もしかすると“凄い方”からのコメントが頂戴できるかもしれません。中身が無い分、“見てくれ”で誤魔化そうっていういつもの姑息な作戦です。


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▼今夜のBGM▼
“ハーヴェスト”なファンやらクレイジーホースしかオレは信じねぇ、って方たちには全く無用のアルバムなのかもしれません。一聴すると滋味もぬくもりもないような素っ気無いまさに80年代特有の音作りは今の耳で聴くと正直痛みを伴う。が、その痛みさえも心地よさへと変換できるのがオレの体質。いや、ニール・ヤングのアルバムに限らず、コアなファンが毛嫌いするアルバムほど興味津々という変態趣向があるかもしれません、オレには。同系のヘッポコ作「トランス」ともまた違った次元に体が捻じ曲がったままモザイク処理されたようなニューウェイヴ感。白い蛍光灯の下の造花のようだがその葉脈にはちゃんと水も血も流れていたというような太さ。スティーヴ・ジョーダンによるドッタンバッタンしたドラムに豪快に切り込むギターとヒヤリとしたシンセ音が、奇しくも同年にリリースされたPIL(パブリック・イメージ・リミテッド)の「アルバム(コンパクトディスク)」を連想させたりもする。さらに本曲ではサンフランシスコ少年合唱団が異界より援護射撃。爆音で再生→怒→涙→悟り→死。
 ♪TOUCH THE NIGHT / NIEL YOUNG('86)
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■次回「ダンボール・バット」ライヴ情報

2013年3月24日(日)
東高円寺・UFO-CLUBにて
【或る夜の出来事】
★開場:PM6:00  開演:PM6:30
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要

DJ:イクマンテ
★ライヴ出演者(以下出演順に・・・)
①アクサンテギュー(from 前肩)
②アベ・ジュリー(exデキシー・ド・ザエモンズ)
③ソフトレスラーズ
④郷ひろし&友美
⑤ダンボール・バット(PM9:10頃~)
⑥BARKINS
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!

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■次回「ネオン警察」ライヴ情報
※リーダー・AMIのソロユニット
2013年4月6日(土)
八丁堀・七針にて
空のネオン段ボールは突然警察の幸
★PM7:00開場 PM7:30開演
★当日のみ(前売りナシ)2000円 ※ドリンク、軽食持込OK!!
★ライヴ出演(以下出演順です)
①海の幸(突然段ボールのメンバーによる別ユニット)
②ネオン警察(AMI:Vo/テルミン/SAX、MARI:PIANO)
③突然段ボール

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▼ネオン警察1stCD「空間の犯罪」発売告知PV
2013年6月発売予定/全10曲(42分)/¥1200+税/歌詞付/
CD「帯」推薦文:直枝政広(カーネーション)
解説:岡村詩野(音楽評論家)/
ライナー寄書き:蔦木俊二(突然段ボール)、
屑山屑男(「TRASH-UP!!」編集長)
ジャケット写真:AMI/デザイン協力:嶋田真由美(「TRASH-UP!!」デザイン室))

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

 

 

2013年2月18日月曜日

アンダーヘアをカリアゲにし若松孝二に怒られたニューウェイヴな夜。


質問>あと二十四時間しか命がないと分かったら、あなたは何をしますか?

答え>憎い奴を殺して歩く。

(「若松孝二 全発言」<河出書房新社・刊>収録「アンケート70」より抜粋)
 
  不必要に馬鹿デカいボストンバッグを持って会社に通勤しておるわけですが・・・あ、オレの話です。最近はPV作りのネタ集めや今度リリースする自分のソロ(ネオン警察)のCDのブックレットに載せる写真のネタ集めのため動画も写真もOKな小型のデジカメやら、さらにいつでもセルフ撮影が出来るようにとちょっとした変装の小道具(タレサンetc)などをバッグの中に忍ばせておりまして、それに加えて今読んでる本・・・つい先ごろ亡くなった映画監督の若松孝二氏(2012年没。一般的には“ピンク映画の巨匠”だの、連合赤軍との関係がどーのだのといったスキャンダラスな部分ばかりが取沙汰された・・・)が生前に発言した言葉や雑誌に寄稿した文章などをまとめた著書「若松孝二 全発言」などという善良な世間様からすれば物騒極まりない本を“お守り”のように一緒に持ち歩いておるわけで、そんな中、会社帰りにフラっと夜の新宿などに立ち寄りカメラ片手に裏路地などをうろつけば、挙動不審な怪しい風貌の中年男が一人こんなところでなんぞや?盗撮か?などと怪しまれるのは火を見るより明らかで、「ちょっといいかな?」などと職質もされかねません。そのうえ、「ついでにそのデカいバッグの中も見せてもらえるかな?」などと切り出され、カメラだけならまだしも、変装道具は出てくるし、極めつけが若松孝二じゃあ、とくにリアルタイムでアノ時代・・・連合赤軍とか知ってるような年配のオマワリさんだったりした日にゃ、そりゃあ余計にヘンな勘ぐりもされかねますまい。ハハハハ。
 で、只今、かの著書を読みながら監督自身のその不屈のアウトロー魂と何者にも束縛されない自由な精神に心打たれておるわけですが、よくよく考えてみれば今まで一度も監督の作品をろくに観たことがないというどーしようもない事実にブチ当たり、我一生の大不覚と懺悔中。「十三人連続暴行魔」という作品ではオレのサキソフォンの師の一人でもあるかの阿部薫氏も出演ならびサウンドトラックを担当しているというではないですか!!。JR高円寺駅北口に昔からあるマニアックなレンタルビデオ屋に確か氏が監督した映画のビデオがたくさん揃っていた記憶がある。さっそく久々にその店を訪ねてみることに。店が潰れていなければいいが・・・。   
 それにしても、はたして、自分にあと二十四時間しか命がないと分かったらオレなら何するんだろう?オレのような屁っぷりな腑抜なぞ、おろおろして泣きわめくばかりで何もできないのだろう、どうせ。しかし、今は違う。監督のスピリットを胸に刻んで、せいぜい憎い奴を殺して歩きたい気持ちで一杯です。アイツとアイツと、ええと。

質問>あなたにとって、モラルとは何ですか?

答え>なし。

(「若松孝二 全発言」<河出書房新社・刊>収録「アンケート70」より抜粋)


 さて、馬鹿はカゼひかぬと申しますが、数年ぶりに本格的なカゼを患いこれがなかなかしつこくって、かといって昼の奴隷仕事を休むわけにもゆかず馬車馬のように働いた後ダルい体を引きずって夜は夜でバンドのリハのためスタジオへ出かけて行きメンバーにうつっちゃいけないとマスク装着したまま瀕死のミイラよろしく椅子にもたれかかってマイク片手に声を絞り出すもマスクしたまま歌うのってこんなにしんどいの?ってな具合で酸欠寸前で脳震盪(のうしんとう)起こしそうになったりしておったのですが、大量の薬物にドリンク剤の摂取が功を奏したのか昨日あたりからようやく回復してまいりまして、なんとかあさって20日・水曜日の雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画ライヴ・イヴェントに参戦できる運びとなりました。
 しかも、今度のライヴは、当「ダンボール・バット」がキーボードレス編成になって初のライヴとなります(ちなみに、他のメンバーは変わらず、コーラス隊含む7人編成で臨みます)。
 去年の秋の、キーボードレスになってから初めて入ったスタジオでのどんよりとした気分のリハーサルを思い出します。それまで鳴っていて当たり前だった鍵盤の音が一切聴こえないという状況に、なにかバンド・アンサンブルのド真ん中にすき間風が吹いているような寂寥感と心もとなさを感じ今後のバンドの行く末を強く案じたものですが、今は違います。この編成に面白みさえ感じ始めています。まあ、足りなければ足りないでなんとかなるもので、いや、足りなければ足りないでなんとかしようという、言うなれば、胃が無ければ消化できねーよじゃなくって胃が無いんだったら肺とか心臓とか使ってでも消化してやろうじゃねーかっていう生物が本来持っているタフなサヴァイヴァル意識が無意識のうちにメンバーの中にも広がり出したようで、実質音数は減っているのに聴感上は以前に増してアンサンブルが強化され一体感が増したような気さえしています。ギターは今まで以上に艶っぽく主張し、歪み成分を倍加させたベースは厚みを増し、ドラムはよりタイトにたたみ掛け、コーラス隊の声もナマナマしく響いてきます。  そして、初めのうちは不安でしかなかったアンサンブルの「すき間」が、今は逆に、ほど良い緊張感というか空気感を演出するいい材料になっているのでは?、とも気づいたのです。曲によってはかなりのスカスカっぷりで、サウンドや世界観は勿論違いますが、初期のB-52‘sあたりにも通じそうなキッチュさもにじみ出てきました。いやはや、何事もポジティヴシンキングですな。  そして、今回、キーボードレス編成用にと新しくオレが作った新曲2曲も予想以上に今のバンドにフィットし素晴らしい仕上がりで今度のライヴの見せ場でもあります。  メンバーの衣裳もちょっと楽しみです(オレもまだ知らない)。イヴェントのテーマが“80‘sニューウェイヴ”ですからね、「ニューウェイヴな格好で頼む!!」とはメンバーに一応言ってあるんですがね、さてどーなることやら。とにもかくにも、みなさんも、カリアゲにテクノカットに竹の子ファッションにウォークマン装着してローラースケートはいてあさってのイヴェントへ是非お越し下さい。当ダンボール・バットの出番はPM8:30頃です。

★今夜のBGM★
雪の積もった翌朝のキラキラ光る朝の光に目を細めベッドの中でアナタと聴きたい我が青春の1曲にしてニューウェイヴの金字塔的アルバム。20年近くぶりで買い直し、毎日のように聴いています。もうこれからは逃げも隠れもしません。オレのルーツはやっぱり「ニューウェイヴなのだ!」と、強く確信したのです。 your silent face / new order('83)


追伸:
▼今月2月20日(水)に東高円寺UFO-CLUBで開催される、雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画ライヴイヴェント第2弾の詳細がようやく決りました。80sの匂いもそこはかとなく、広い意味での「ニューウェイヴ」というキーワードでお送りする当イヴェント。今回もアイドル(?)からテクノポップまでバラエティに富んだ出演陣でみなさまのお越しをお待ちしております。DJは「TRASH-UP!!」編集長の屑山屑男センセイです。キーボード・レス編成になったダンボール・バットの初ライヴでもありますが、リハーサルも実に快調で、パンク・スピリットに目覚めた(?)新生ダンボール・バットにご期待ください。まことに強力な新曲2曲も投入。是非。南無。


■次回ライヴ情報

「ダンボール・バット」新年第一弾ライヴは2013年2月20日(水)!!
東高円寺UFO-CLUBにて!!
雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント第2弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.2】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP編集長)
★開場:PM6:30 DJスタート:PM7:00 開演:PM7:15頃~
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要
★ライヴ出演者(以下、出演順に)
①ゆるめるモ!(PM7:15-)
②fantaholic(PM7:45-)
③ダンボール・バット(PM8:30-)
④虫博士と仲間たち(PM9:25-)
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!
▼告知PV



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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


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「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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2013年2月8日金曜日

放射能オリンピックと千円マイクの宇宙の神秘。


 こんばんは、非国民です。
 通勤途中の地下鉄の車内がエライことになっておりました。まあ、「都営」地下鉄だからいたしかたないと言えばソレまでですが、車内の広告という広告すべてがオリンピックの広告一色に染まっておりました。恐ろしいことです。ここは北朝鮮ですか?都知事の魔の手がこんな地下奥深くにまで!!クソ!!ただでさえこれから始まる会社での一日のクソ労働のことで気が滅入っているという朝っぱらに、さらに追い討ちをかけるような嫌がらせに気分は最悪。
 個人的には、東京にオリンピックなど要らないと100年前から主張してきたわけですが、暴君・石原ナニガシの後を継いだ猪瀬某氏の更に輪をかけたようなイケイケ・ムードの暴走ぶりには目に余るものがあります(もうちょっと“現実的な”人だと思っていたんですが)。やりたい者だけ、呼びたい者だけ、見たい者だけが、“身銭”を切ってやっていただきたいものです。それよりなにより、オリンピックだとか浮かれている前に、血税を優先的にブチ込まなきゃいけない問題が他に山ほどあるんじゃないですか?とにかく有無を言わさず誰も彼も巻き込むのだけはやめてほしいものです。
 しかし、ブライアン・フェリー・・・じゃなくて安倍総理大臣までもが「招致」に意欲を示す発言を国会でしているところを見ると、もう世論は半ば無理やりに“そっち”に傾きつつあるということでしょうか?
 先の、柔道の体罰問題を発端にしてJOCの不祥事が明らかになるや、それが「招致」にマイナスのイメージを与えるとかなんとかと、かの猪瀬某氏は戦々恐々としておるらしいですが、まあ、そんなちっちゃい不安材料以前の問題として、こんな放射能まみれの国に世界中の一体誰が、一体どこの国の選手が意気揚々とやってくるというのでしょうか?オリンピックを東京に・・・などと寝ぼけたこと言うのは、まずは、<放射能除去装置=コスモ・クリーナー>を遥かイスカンダルへ取りに行ってからの話だと思いますが、ドクター中松なら如何に?

  さて、オレのソロユニット「ネオン警察」のアルバム発売に向け、着々と極秘プロジェクト(?)が進行しつつあります。先日も、フリクションやらスターリンのアルバムも手掛けた銀座にある某スタジオへエンジニアの方立会いの下「マスタリング」作業を行ってきました。CDプレス直前の言わば“化粧直し”みたいな作業です。
 まあ、もともとが“屁”のような音源ですので、いくら凄腕のエンジニアの方がやったとしても屁に毛が生える程度がオチでしょう。しかし、その「毛」が馬鹿に出来ないわけで、まあ、屁に毛が生えていたほうが毛がないよりは見栄えはいいかな、と。え?何言ってるんだかわからない?まあ、とにかく、当初はCDなどにするつもりはなくデモ音源として録音しておりましたので、“歌”録りに関しても、近所を走る青梅街道の車のゴーゴーというノイズも気にせずに、自宅の部屋で、全曲千円のカラオケ・マイクで敢行したという、かのローファイ宅録の始祖、フライング・リザーズのデヴィッド・カンニンガム先生もニンマリと言ったとんでもないシロモノ。そのマイクの話をエンジニアの方に話したら苦笑いしておりました。「まあ、“値段”ぢゃないですからね・・・」と。そうよ、値段じゃありません。“ソウル”でしょうよ、と。
 まあ、普通「歌」録りともなれば、プロですとン十万もするコンデンサー・マイクで録音するわけですよ(最近は素人でも機材だけはプロ並みのを揃えてる輩も多数存在)。「オレはこの50万のノイマンのコンデンサー・マイクじゃなきゃ歌えねーんだ、エヘヘヘ。」とアホ抜かすプロ・ミュージシャンの方もいらっしゃるわけです。たいした歌でもないくせに。
 んじゃ、千円のマイクと50万のマイクと聴いたら違いが判るのか?まあ、プロなら一発で分かるのでしょう。いや、小学生でももしかすると分かるかも知れません。いや、判らない奴には全く判らないかもしれません。しかし、そんな問題はオレに言わせればミミズのハナクソとカタツムリのハナクソはどちらが塩辛いか?ってな程度の問題であって、千円だの50万だの面倒くせぇや!そんなもんどっちでもええやんけっ!と、ちゃぶ台をひっくり返して開き直るオレがここにおります。
 千円の無名のメーカーのカラオケマイクに向かって時に絶叫し、時に囁いて、時に噛み付いて、時にナデさすり、救いの無い自作の曲と己の中の無限の宇宙に向かって孤軍奮闘する阿呆がこの地上に一人くらいいてもいいんじゃないかと、青い地球の映像をバックに<スペース・オデティ>を歌うMr.デヴィッド・ボウイも同意してくれるハズです。
 それはオレの負け惜しみかもしれません。多分負け惜しみなんでしょう。しかし50万のマイクで録音された豪華なゴミのようなアルバムもこの世には星の数ほど存在するのも事実です。千円マイクで録られたオレの歌声は、そんなアルバムたちへの怨み節であるとともに銀河を貫くレクイエム、のようなもの。

 南無。


★今夜のBGM★
もうご覧いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、さっそく作りました、「ネオン警察」アルバム発売告知CM60秒。仮のジャケットも登場します。あれ?アルバムタイトルは「ネオン警察の世界」の予定じゃなかったけ?と首を傾げた貴兄・・・スミマセン、あっさりアルバムタイトル変更しました。最近読んで感銘を受けた武田泰淳氏の同名の短編小説から勝手に拝借。小節を読めばセルフ撮影による表ジャケに写ってる“建造物”の意味がわかるって仕掛けです。ハイ。



追伸:
▼今月2月20日(水)に東高円寺UFO-CLUBで開催される、雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画ライヴイヴェント第2弾の詳細がようやく決りました。80sの匂いもそこはかとなく、広い意味での「ニューウェイヴ」というキーワードでお送りする当イヴェント。今回もアイドル(?)からテクノポップまでバラエティに富んだ出演陣でみなさまのお越しをお待ちしております。DJは「TRASH-UP!!」編集長の屑山屑男センセイです。キーボード・レス編成になったダンボール・バットの初ライヴでもありますが、リハーサルも実に快調で、パンク・スピリットに目覚めた(?)新生ダンボール・バットにご期待ください。まことに強力な新曲2曲も投入。是非。南無。


■次回ライヴ情報

「ダンボール・バット」新年第一弾ライヴは2013年2月20日(水)!!
東高円寺UFO-CLUBにて!!
雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント第2弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.2】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP編集長)
★開場:PM6:30 DJスタート:PM7:00 開演:PM7:15頃~
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要
★ライヴ出演者(以下、出演順に)
①ゆるめるモ!(PM7:15-)
②fantaholic(PM7:45-)
③ダンボール・バット(PM8:30-)
④虫博士と仲間たち(PM9:25-)
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!
▼告知PV



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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

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※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


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「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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2013年2月3日日曜日

ドブ色の未来へ。体罰、そしてギリシャへ高飛び。

 
 不覚にもつい先日二日間ほど熱出してぶっ倒れておりました。医者で鼻に綿棒突っ込まれて涙目んなって検査したんですが運よくインフルではありませんでしたが、まだ若干ふらつき気味。念のためと処方してくれたインフル特効薬のタミフルを酒の肴に一杯やっていたところです。それにしても、ノドも全く痛くなかったし、鼻水、セキも出ない。カゼというよりは疲労・・・それも精神的な疲労、ストレスによる知恵熱(?)の類なんじゃないかと睨んでおるんですがね。
 今年に入ってからの精神的な不安定・絶不調未だ脱せず、このまま一生この暗澹たる暗闇から抜け出せないような気になってきました。そのうちストレスで全身の毛が抜け落ち、胃は胃酸で穴ボコだらけになって、全身やせ衰えて枯れ木のようになって死に絶えるのかもしれません。それもまた自業自得也。
 たかがブログを綴る気力も失せる中、なんとか昼間の奴隷農場(会社)へだけは這うように通ってはいるものの、そこでもこっぴどく絞り上げられ最低限の奴隷生活をこの先送るのすら危うい状況。まったく世知辛い世の中です。
 併せて自分のこれから先々のこと・・・音楽活動を含め・・・に考えを巡らせてみればバラ色の未来とは真逆のドブ色の未来しか思い浮かびません。どうせみんな福島原発の放射能やら迫り来る首都直下型巨大地震やら中国だの朝鮮半島から飛んでくる核バクダン等々で大方死ぬ運命なわけですからどーってことないって言えばどーってことないのでしょうが、いっそのこと庄野真代の♪「飛んでイスタンブール」などをBGMにこのままどこか遠く異国の地へ「ボクを探さないでください」の置手紙とともに全てを投げ捨てて逃げおおせたい気分です。そうですね、我が師、レナード・コーエンも一時期居を構えていたというギリシャの小島、イドラあたりなど一年中季節も穏やかそうでいいかも知れません。日がな一日、地中海を見下ろす丘でネコとじゃれながらボーッと過ごし、夜はピアノをポロロロンと曲作り。アホか。


 近頃辞任した例の女子柔道の監督のあの丸っこい顔に少なからず同情の念を抱くのはこんな心境の只中だからかもしれません。彼も生まれた時代が悪かったんだと思います。当事者でないわけだから無責任なことは言える立場ではありませんが、一体どこまでが体罰なのか?ソフト・タッチのビンタはありなのか? 鼻毛を引っ張るくらいならOK?もちろん暴力はよろしくないにきまっていますが体罰問題に限らず何にでも過剰・過敏に反応しエスカレート化するそれこそ“魔女狩り”のような昨今の世の風潮のほうにこそ空恐ろしさとある種の阿呆さ加減を感じるのはオレだけかしら?そのうち叱っただけでも名誉毀損(めいよきそん)とかで昨今の馬鹿生徒と馬鹿保護者に告訴されかねないジョージ・オーウェルも卒倒しそうなそれこそドブ色の近未来がやって来るのかもしれません。
 ちなみにオレの右ひざには中学1年の体育の授業中に血の気の多い金田という名のイカレ体育教師に数回蹴られて出来た傷あとが今も薄っすら残っております。



★今夜のBGM★
元々は我が師ニック・ケイヴのドスの効いた歌唱で好きになった曲でありますが、原曲がこんな健やかな、どこか文部省唱歌を思わせる佇まいの楽曲とは露知らなんだのでありました。カーニバルの終りとともに私たちの恋も終ったのね・・・。多分そんな内容の失恋歌だと思われますが、そこに暗さや微塵の陰りもありません。それどころか、これから先我が身に降りかかってくるであろう幾多の困難にさえ鼻歌の一つでも吹きながらブチ当たってやろうじゃないのといった気高い負けん気さえ感じるこの曲が好きです。ベースを弾くメガネの紳士の、けして口には出さずとも「分かってるだろう?」と言いたげなジェントルな表情に心打たれます。こんちきしょう。もうちょっと生きてやるかって気にさせてくれるのは、オレの場合、長渕とかマキシマムなんとかじゃなくって、こういう歌です。
♪The carnival is over / the seekers('67)



追伸①:
オレのソロユニット「ネオン警察」のこの春のCD発売に向け、今週、銀座の某マスタリング・スタジオへ行ってまいります。マスタリングしてもしなくても大差ないような出来損ないの内容なのですが、まあ、やるだけのことはやろうかと思っておるわけです。では。


追伸②:
▼今月2月20日(水)に東高円寺UFO-CLUBで開催される、雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画ライヴイヴェント第2弾の詳細がようやく決りました。80sの匂いもそこはかとなく、広い意味での「ニューウェイヴ」というキーワードでお送りする当イヴェント。今回もアイドル(?)からテクノポップまでバラエティに富んだ出演陣でみなさまのお越しをお待ちしております。DJは「TRASH-UP!!」編集長の屑山屑男センセイです。キーボード・レス編成になったダンボール・バットの初ライヴでもありますが、リハーサルも実に快調で、パンク・スピリットに目覚めた(?)新生ダンボール・バットにご期待ください。まことに強力な新曲2曲も投入。是非。南無。


■次回ライヴ情報

「ダンボール・バット」新年第一弾ライヴは2013年2月20日(水)!!
東高円寺UFO-CLUBにて!!
雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント第2弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.2】
DJ:屑山屑男(TRASH-UP編集長)
★開場:PM6:30 DJスタート:PM7:00 開演:PM7:15頃~
★前売り予約:2000円、当日:2300円 ※いずれもプラスドリンク代(500円)要
★ライヴ出演者(以下、出演順に)
①ゆるめるモ!(PM7:15-)
②fantaholic(PM7:45-)
③ダンボール・バット(PM8:30-)
④虫博士と仲間たち(PM9:25-)
チケットのご予約はこちらからお気軽に!!
▼告知PV



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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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