2012年11月30日金曜日

モヒカンのデニーロがノアの方舟を撃ち落した朝、オレのドーパミンは枯れていた。


  気分がクサクサする朝。どん底まで凹んでる朝。それでも僅かばかしの“はした金”を稼ぐために仕事に行かなければならない朝。そんな奴隷農場(会社)への出勤のBGMはここ最近ストラングラーズの「ノー・モア・ヒーローズ」がお気に入り、と、以前の日記に書きましたが、ストラングラーズごときじゃどーにもならないって朝もあるわけです。そんな日は最終手段として頭脳警察の「頭脳警察3」が出動されます。それも1曲目「ふざけるんじゃねぇ」だけを20回ばかしリピート再生でヴォリュームMAXです。「テメーの善人面をいつかぶっとばしてやらぁ!!」とPANTAがオレをけしかけます。すっからかんに干上がった脳髄から無理矢理ドーパミンを搾り出して怒りによって細胞を覚醒させてケツにムチ打って鋤(すき)と鍬(くわ)を背負って奴隷農場へと向かいます。阿呆顔さらして「日経」なんて見栄張って読んでる通勤途中のサラリーマンやスマホでツィッター見るのにいそがしいOLたちに混じって朝っぱらからこんな物騒な曲聴いてるとなんか電車を脱線転覆させてスカイツリーによじ登って消費税引き上げ反対!!東京にオリンピックは要らない!!成田空港建設反対!!とか色々叫びたい衝動に駆られます。この調子じゃオレが犯罪に走るのも時間の問題かと思われます。後の事はみなさん、よろしゅう頼みます!!

 電車の週刊誌の中刷り広告に「石原慎太郎の3男、幸福の科学の信者だった!」の見出しが(笑)。まあ、“信教の自由”ってことですから誰が何の宗教に入っていようがそんな騒ぐことはないんじゃないでしょうか?それよりTVつけたらニュースで都知事選の立候補者が紹介されておりましてワクワクしながら見ておったのですが、残念ながら赤尾敏や内田裕也、「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三クラスの往年の“超大物”はおらず、どこの馬の骨の間接のコンドロイチンだか分からぬような小物、小ヤクザばっかりで、どんぐりの背比べよろしく一体あの中からどーやって選べっていうんでしょうか?ああ、まあ、ドクター中松は別格としても(笑)、マック赤坂もなんか急に顔が老けちゃって以前のような“電波”があまり出ていなかったのが残念だし、カタカナ3文字の人・・・ええと、トクマ?・・・なんかホスト崩れみたいな、気になって調べたらそれこそ幸福の科学の人らしいですね、彼。あとは、笹川堯。歳とってだんだんオヤジに似てきましたね。オヤジはご存知、昭和の競艇王、笹川良一センセイ。笹川良一にはダーティーなイメージしかないですがね、息子もイイ意味でダーティーな貫禄が出てきたようです。都庁ぶっ壊して競艇場でも作りゃ面白いですけど。いずれにせよ、あとの候補者は猪瀬ナンチャラを含めて全然印象に残りませんな。まあ、オレは「東京にオリンピックは要らない」っていう公約の人がいればその人に入れるし、いないならドクター中松本命でまいります。

  夜中にケーブルでオレのファイヴァリット映画「パリス・テキサス」(‘84)を観る。冒頭、ライ・クーダーのスライドギター・・・ギターの弦をシュルシュルシュルとこすり上げる音が3秒鳴っただけで早くも3滴ほど失禁!!ライ・クーダーの音楽があの映画にどんだけ貢献しているかって証拠でしょう!!もし仮に別人が音楽を担当していたらあそこまで印象に残る映画にはならなかったんじゃなかろうか、と、おすぎとピーコにみたいな辛口な事言っちゃいますよ、ボク。例えばもしサンタナ(祝・来日!!)が担当していたら人情味に溢れた血肉沸き踊る熱いロードムービーになっていたかもしれませんし、ヴァンゲリスあたりだったら終始“酸性雨”が降りしきる近未来の終末観漂うロードムービーになっていたことでしょう。それにしても、です。ウチの半分壊れかかってる昭和の遺物・・・14型ブラウン管TVじゃ全然グッと来ません!!あの目に沁みるような空の青さ、夕日の赤さは映画館のでっかいスクリーンで観たいものです。ガキと馬鹿カップル向けの東京ウォーカー御用達SFX大作阿呆映画ばっかり上映してないで、たまにはこういう映画も上映してもらいたいもんです。

 そして先日、やはりケーブルで夜中に「タクシー・ドライヴァー」(‘76)をやってたんで観ちゃいました。やっぱり最高ですね。この映画も例のテーマ曲が効いてますな。あのホロ苦くもメロウなSAXのメロ冒頭3秒で秒殺です。あっと言う間に夜のニューヨークの裏路地へ持っていかれます。そして、デニーロ最高。オレも昼間のクソ仕事していなかったら今頃頭モヒカンにして眉毛も剃ってエセ世捨て人になって高円寺のパル商店街モデルガン振り回してふらついていたと思います(笑)。

 ついでにもう1本。古典中の古典、大昔のハリウッド大馬鹿超大作特撮映画「天地創造」('66)なんてのもほんのさわりだけ観ました。全部観ると3時間ほどです。旧約聖書の話を映像化したもので、オレが観たのは「ノアの方舟」のくだり。いやあ、それにしても酷い話ですよ。神(主)に従順だったノアとかいう一家族だけ(と、地球上の全ての動物の“つがい”!!)を船に乗せ助けてやってあとは全人類皆殺しですからね。容赦ない大洪水による水攻めです!!いくら神の言うこと聞かないからって皆殺しにするこたぁないと思いますがね。十数年前に大事件をやらかした日本のどこぞの新興宗教と大差ないじゃねーか、って思いましたね。むしろ規模からすれば問題にならないほどの大罪じゃないですか?全人類ですよ!?こんなおっかねー思想を持った宗教が大手を振ってはびこってる限りこの地上から戦争がなくなることは永遠にないなと、強く確信させられた映画でした。アーメン。

  さて、わが流浪のバンド「ダンボール・バット」ではキーボード・プレイヤーを世界規模で募集しているわけですが、再三の告知にもかかわらずまったく応募がありません。まあ、なきゃないでなんとかするまで、と、先週のリハでは新たなる新曲に取り掛かったわけですが、当然、キーボードレスを想定して作ったナンバー。ところが、です。この曲、いざスタジオでバンドでやってみたら最高なんです(笑)。自分のルーツである80sニューウェイヴのエッセンスを全開にして作ったようなナンバー。もはや恥も外聞もありません。この歳になってなにかが吹っ切れたんでしょう(笑)。自分のルーツを素直に曝け出したのが功を奏したのかもしれません。サビのとこのベースラインは弾けるギリギリの高い音域のフレットで弾いてね、とのオレの無理な注文に対し、怪訝な顔をしておったベース君(笑)。ニューウェイヴたるものベースを高音域部分で弾くのは常套手段。かのニューオーダーとかもよく弾いておりましたな。ワッハッハッハ。で、この曲は来年2月の新年1発目のライヴの一番最後にお披露目する予定。これライヴの最後にやったら絶対最高だろうなぁ、盛り上がり過ぎて死人が出るんじゃねーの?と、早くも一人妄想し、ほくそえんでます、ボク。で、気が早いんですが、早速この曲をBGMに短いPVを作りました。もしろん、使用している音源はデモ・ヴァージョン。オレが一人で演奏したものです。で、映像のほうも、自宅の台所で三脚立ててセルフ撮影したもの。ニューウェイヴな曲調に合わせて1970年末期の頃のMTV創世記時代の安っぽい映像(安い編集ソフトしか持っていないんで、どうせ安っぽい映像しかできないんですがね!!)を意識して作りました。木村カエラやパフュームには負けていられません。ぜひ観てニャンマゲ~!!(▼「今夜のBGM」で)

追伸:オレのソロ・ユニット「ネオン警察」の初出動(初ライヴ)までついに1ヶ月を切りました!! 『ネオン警察・初出動!!クリスマスを阻止せよ!!』は12月22日(土)@新宿・カールモールにて!!詳細は下記の告知をどうぞ!!


■緊急募集中!
ダンボール・バットではサポート・キーボーディストを大募集中。お気軽にお問い合わせください。

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▼今夜のBGM▼
というわけでブログの通り、最新ナンバーをほんのさわりだけどうぞ召し上がれ。イージーな夜にハードにキメてくれ。
♪「EASY LISTENING/HARD LISTENING」/ ダンボール・バット(2012年)



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【NEXTライヴ情報】


ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
 ~初ライヴ決定!!
『ネオン警察・初出動!クリスマスを阻止せよ!』
~異色の書き下ろしオリジナルと、超絶カヴァーでやさぐれピアノと弾き語る夕べ~
■12月22日(土)新宿<カールモール>にて

PM19:00 OPEN / PM19:30 START

【出演】
ネオン警察:AMI(Vo、SAX、テルミン) with MARI(PIANO)from Black&Blue
【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)

■料金:¥2500+1drink
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。比較的小さな会場ですので、開場時間に合わせて余裕をもってご来場ください
※ご来場の方に漏れなく超粗品を進呈。

▼ライヴ告知PV



「ダンボール・バット」新年第一弾ライヴは
2013年2月20日(水)!!
東高円寺UFO-CLUBにて!!
雑誌「TRASH-UP!!」との共同企画イヴェント第2弾!!
【ニューウェイヴ天下御免 VOL.2】 ※詳細未定
▼告知PV




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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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2012年11月22日木曜日

志茂田景樹と樹木希林が「ネオン警察」に出頭した夜。


  近所の本屋へ行ったら音楽本コーナーの平台に「ビートルズの作曲法~名曲に隠されたメロディ/コード/アレンジの秘密を解明する」などという吹き出しそうなタイトルの新刊本が置いてありました。手にとって軽くパラパラめくってみたんですが、たしかにいろいろ研究してあるようでしたが、一体誰が買うんでしょうか?ビートルズ・キチガイ?まあ、それなら分からないでもないですが、ほんとうにこれ読んでビートルズ並みの名曲書いたるで~って目を血走しらせている輩もいるんでしょうな世の中には。ご苦労なこってす。そんな秘密解明して研究しているヒマがあるんなら他にやることないのかって気もしますがね。道に落ちている10円玉探すほうが有意義な気がしますな、オレに言わせれば。で、今後続編として稀代の名コンポーザー・シリーズと題して、「キダ・タロー」編、「木下忠司」篇、「伊福部昭」篇、「ジョン・ケージ」編、「サン・ラ」編、など続々発刊予定・・・ってのは、真っ赤なウソです。

 さて、「世の中の常識は、オレにとっての非常識」。そんなふうに感じたことはありませんか?日々俗悪な偽善と欺瞞に満ちた悪臭漂うゴミ溜めのような社会の中でくらしていますと、そんな場面に四六時中遭遇し、辟易し、凹まされ、ぐったりさせられることもしばし。こと最近そう感じる機会が増してきているように思います。今日も一日芋虫のように社会の底辺を這いつくばるようになんとか生き抜きました。ああ、誰にも邪魔されず何にも束縛されず霞を食いながら好き勝手に音楽だけを作って生きて行けたら、歌だけをうたって生きて行けたら・・・。オレにそんな平穏の日々はこの先、例えまた生まれ変わったとしても永遠に訪れることはないでしょう。日々打ちのめされ精気を抜かれ蝕まれてゆく、そんな救いのないやり場の無い悪循環の生活がクサクサとした気分を生み、オレにあのような曲(歌詞)を書かせたのかもしれません。先日のブログでもご紹介させていただいたオレのソロユニット「ネオン警察」の最新ナンバー♪「FUTURE NOW!!」という曲。生まれて初めて書いたメッセージソング“のような”もの。“書いた”というより“書いてしまった”と言ったらよいのか。「消費して消費して消費して消費して、クソ(糞)と二酸化炭素しか産み出せぬ種族/破壊して破壊して破壊して、ゴミと戦争しか産み出せぬ種族・・・」という出だしで始まります。「種族」とはもちろん「人間」のことですが、別に「人類への警告」とかそんな大それたことが言いたくて書いたわけでもなんでもなく、たまたまそん時のオレの腐った気分がそういう詞を書かせただけなんですがね。いずれにせよ、こういう詞は反感を買いやすいんでしょうな。ボブ・ディラン級の大御所が歌ってんなら「まあ、ディランがそう言うんだからそうだっぺ!」「うんだ!うんだ!」ってことで丸く収まるんでしょうが、そのへんの二流シンガーソングライターとかが300万円くらいするギターじゃかじゃか弾きながらTVん中でこんな歌うたっているの聴いたら、なんだコイツ?!ふざけんなっ!!と、オレだって思いますもん(笑)。案の定、この曲をYOU-TUBEにUPしたその日のうちに「評価しない」に1票(動画の画面の下に表示されている動画の評価システム)。夕べ見たらさらに1票入っておりました。よっぽど気に入らなかったのでしょうか。ご丁寧に有難いことです(その勇気ある一票を12月の国政選挙&都知事選挙にも生かしてください)。まあ、以前は、自分のUPした動画に対し「評価しない」にたとえ1票でも入れられると、それだけで立ち直れなくなるくらい落ち込んだものですが、今は、その1票を入れてくれた人を探し出してボコボコにして・・・じゃなくて、感謝の言葉を述べたいような気持ちで一杯です。たとえ観た人が「不快」に思って「評価しない」に票を投じたのだとしても、「不快」という“爪あと”をその人の心もしくは五感に残せたという意味では成功なのではないのか?そう、「評価しない」のボタンを押させたオレの勝ちじゃん?「評価しない」という「評価」をしてくれたのだから、なんの評価も下さずムシされるよりは100万倍有難いことなのではないか?と。OH!!なんてポジティヴシンキングなボク!!いや、まあね、正直に言えば、どこのクソ馬鹿野郎が「評価しない」に票を入れたんだ?って気持ちが全くないっていったらウソになりますよ。でもオレもしょっちゅう気に入らない他人の動画に「評価しない」とか入れてますからね(笑)。大人気なくってスミマセン。まあ、お互い様、持ちつ持たれつ(←意味が違うような・・・)気持ちは分かります。でも思ったんです。「評価しない」に2票3票入ったぐらいでブーブー言ってるなんてしょせん器が小っちぇー証拠だな、オレって。これからは、「評価する」が3票くらいに対し、「評価しない」が10000票ぐらい入るような大ブーイングの嵐が起きるようなそんなグレイトな作品を書かなければだめだな、ってね!!。エヘヘヘ。

 というわけで、そんな賛否両論話題沸騰中(?)の我がソロ・ユニット「ネオン警察」の来る12月の正式デヴューライヴに向け、この2、3日、衣装合わせの真っ最中。最初はタキシードみたいなフォーマルな感じだとか、“警察”っていうくらいだから、刑事(デカ)っぽい格好(?)とかも考えたのですが、ちょっと違うなと。それに普段の「ダンボール・バット」の時のカラーとも違う世界にしたかったのであれこれ結構悩みました。オレのステージ衣裳の入手先は、だいたい地元高円寺の商店街にある700円均一の古着屋とか、ステージにはもってこいの派手で珍妙な“おばちゃん服”が格安(210円~)で売っているリサイクルショップ。それに加え最近は、高円寺と阿佐ヶ谷にも開店した、かの古本屋「ブック・オフ」がやってる古着屋で「モード・オフ」って店に結構お世話になってます。値段はピンキリで数百円のものからDC落ちの値の張るものまでグチャグチャですが結構面白い服が見つかります(今つけてるアディダスの腕時計もそこで買った)。で、その「モード・オフ」でつい先日ステージ衣裳に良さそうなブツ・・・上着ですが・・・を発見し、ひとまず購入。特に珍しいものではありませんが、今までステージで着たことが無いタイプの上着です。往年の(?)コント赤信号もステージで着とりましたな~ぁ。え?バレました?エヘヘ。で、それを買ったことにより全身の衣裳の方向性がほぼ決まったのです。メインのものが決ればあとは意外とスムーズ。あまりバラしちゃうと当日の楽しみが半減しちゃうんで今のところ一応企業秘密なんですが、オリビア・ニュートンジョンもエアロビクス踊る際には穿いていたハズ、生まれて初めて身につけるアレを買い求めるために、いかにも女子っぽいキャピキャピしたお店にオカマを装って潜入(いや、別に“装う”必要ないですから!!)。商品を遠巻きに物色。ドキドキしながらレジへ。まあ、レジの若いオネーちゃんが若干引き気味だったのは気のせいだろうと思いますが、まあいい買い物が出来ました。と、いつからプチ志茂田景樹になったんだ?ってな鏡の前のボクです。BGMはジャックスの「割れた鏡の中から」でお願いします。いや、志茂田景樹は言い過ぎだな。とにかくあんまり期待させちゃっても「な~んだ」ってことになりますからあんまり期待はしないでくださいね!!で、今回のライヴでピアノを担当してくれるMARIも今頃きっと衣裳合わせに四苦八苦してるハズ。なんでもオレの路線に合わせて、というか対抗して、“樹木希林”路線(どういう路線よ?!)で行くとか行かぬとか。差しつ差されつこちらも楽しみ~であります。チャオ!!




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 ▼今夜のBGM▼
ファウストとの共演ヴァージョンこそがスラップ・ハッピーの真の姿を伝えるモノだとのたまうこざかしいプログレファンがたくさんいるのは存じておりますが、個人的にときめいたのはレコード会社のダメ出しにより再録音させられた鉄壁のアレンジによる本盤の方。邪道なんです、ボク。スミマセン。実はこっちの再録ヴァージョンをちゃんと聴いたのはつい最近で、それまであまり興味の持てなかった本アルバムの楽曲がこのヴァージョンとの出会いにより今じゃ毎日ヘヴィーローテーション。頭5秒で秒殺される「Mr. Rainbow」を始め永遠のユーロピアン・アヴァン・ポップの至宝。
♪casablanca moon / SLAPP HAPPY('74)


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ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
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【出演】
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【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)

■料金:¥2500+1drink
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2013年2月20日(水)!!
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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
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▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
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▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
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▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
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▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

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「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



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2012年11月16日金曜日

円盤に乗ってトークショーしてたら古代ローマで磔(はりつけ)にされた夜。


 ここ最近、毎朝の奴隷農場(会社)への出勤時のオレのBGMはストラングラーズの怒れるアルバム「ノーモアヒーローズ」(‘77)!!イイ歳してノー・モア・ヒーローズが聞いて呆れますがね、まあ、ご勘弁を。で、ストラングラーズで1枚と言われればオレの中では迷わず「レイヴン」(‘79)ってっことになっているんですが、朝の鬱々たる気分で地獄行きのトロッコ列車(地下鉄)に揺られてるときに聴くのには「ノーモアヒーローズ」のほうがグッと来るってことに最近気付いたんです。聴く者をあくまでドライに突き放しながらも、じわりじわりと高揚させてくれる、この適度に中指がおっ立っているインテリ・ヤクザなパンクミュージックは、マクドナルドの風味もコクもないコーヒー(もどき)よりオレの起き掛けの不機嫌なゴミ頭とゴミ心には何倍も効き目アリアリです。しかし、立ち位置はパンクなのに妙な変拍子は出てくるは延々とキーボードソロが続くはで、のっぴきならんですな、この連中は。それにしても、ピロピロピロピロと子リスのように忙しく動き回るキーボードは当然「手弾き」なんですよね?まさか、シーケンサーなんて使っていないだろうし、器用だな~、と、つまんないことで感動させてくれるアルバムでもあります。

 さて、いつもながらに前置きが長くなりました。で、この写真。客席側からマリが撮ってくれました。本ブログでも告知していた、今週月曜日に行われた高円寺のCDショップ「円盤」でのトークショー【ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト】での1コマ。これは開演直前の様子ですな。レコードのターンテーブルを前にして、向かって右の蝶ネクタイにベレー帽で喫茶店のマスターみたいなのがオレ。で、左側のすっとぼけているのがゲストの雑誌「TRASH-UP!!」編集長の屑山さん。野郎ふたりで“まったり”の図(笑)。ただでさえ狭い店内の半分がイヴェントスペースに早代わり(昼間は“喫茶スペース”になっている)。20人も入ったらギュウギュウで多分窒息して死者が出るような広さ。この日は13,4人程度でしかたね。もうちょっと来てくれるかなと甘い考えもしていたのですが、まあ、週明けの月曜日の夜に、わざわざオレのトークを金払ってまで高円寺くんだりまで聞きに来る物好きもいるまいと、まあ、用意していた椅子もちょうど埋まり、アットホームな雰囲気でちょうど良かったんじゃないでしょうかね。PM8時から始めて約2時間。用意してきたレコードをあれこれとっかえひっかえ回しながら(ソフト・セルに始まりコックニー・レベル、ビー・バップ・デラックスあたりを経由、加山雄三の仰天テクノポップまでエトセトラ!!)、呂律(ろれつ)の回らないオレのしどろもどろのトークを屑山さんが上手くフォローしてくれて、本当助かりましたよ、屑山さんっ!!流石、トークショー慣れしてますな。で、トークの合間には、オレの独りテクノ歌謡カラオケ・コーナーや、予告どおりの恥を忍んでの20年前のダンボール・バットの秘蔵音源公開コーナー(場内、想定外の大爆笑に、ひぇ~っ!!)などを挟みつつ、締めにオレのソロ・ユニット「ネオン警察」の緊急プチ生ライヴということで、ネオン警察・専属ピアニスト(?)のマリにピアノを弾いてもらいながら♪「ルーム・サーヴィス」と♪「四月馬鹿は地中海で」の2曲を人前で初披露!!と、結構てんこ盛りな内容で持っていったレコードの三分の一もかけられず終いで2時間あっと言う間にジ・エンドとなり、オレの人生最初で最後のトークショーは無事ゴング。肩の荷が降りたような気分で一杯です。しかし、屑山さんとなら、もう1回くらいこういうイヴェントやってもいいかなあ、なんてちょっと調子に乗って味をしめたりなんかして。エヘヘ。機会があればまたよろしくおねがいします。
 
 さて、今回、12月の正式なデヴュー(?)ライヴに先駆け人前で初披露した「ネオン警察」の弾き語りライヴ。いやいや、これがですね、そこそこの手ごたえがありました。毎度の自我自讃で申し訳ありませんが、とくに♪「ルーム・サーヴィス」!!この曲を聴いた、かの岡村詩野さんに「ダンボール・バットよりイイかも」と、言わしめたぐらいですからね。名曲ですな!!いや~、自分で歌っていても気持ちイイというか、ジ~ンと来るんですわ(笑)・・・って自分で言ってりゃ世話ねぇーッス。客席に居たどこぞの高校生のお客さんからも、オレの歌に対し「相当感動しました」とのメールを後日頂戴し、そうか、オレの歌は現代の高校生にも有効なのか?尾崎豊より凄いかもしれないな、と、訳のわからぬ自信を得たところでありますが、ぶっちゃけ、12月の本番まであとわずか1ヶ月しかないというのに、マリのピアノとのリハーサルも、実はまだ2回しか出来ていないのです。100万光年ぐらい時間が足りていない状況なのですが、今回のプチライヴで、ほんの少し希望の光も見えました。しかし、まだまだ問題は山積。来る本番のその日まで、イメクラならぬイメトレを中心にせいぜい特訓の日々であります。

 しかし、今年は曲けっこう書いたな。それに過去に書いた曲の中にはイイ曲なのに陽の目も見ずにお蔵入りになってる曲もあるしなぁ~。これらの曲が1円でも10円でもカネを産んでくれればいいんだが!!クソっ!!屑山さんにも言われたんですけどね、「AMIさん、今までに、他人に曲を提供したことないんですか?」って。いや、そりゃね、オファーがあれば提供させていただきたいし、臨むところですけれど、残念ながらそういう機会は一度もありませんでしたし、今後も死ぬまで縁がなさそうです。え?売り込めばいいんですかね?事務所とかに乗り込んでいって。例えば、きゃりーぱみゅぱみゅとかですか?(笑)しかし、あの人って奇抜な衣裳とか言動で話題になった人なんでしょう?よく知らないですけど。でも、その割には歌ってる曲は特に奇抜な感じとか、ぶっ飛んだ感じとか、そんなにしませんね。今風の意外と物分りのいい曲でしたけど。いや、たまたま先日、PVを何かでちょこっと見たんです。もっと珍妙な曲とか、ぶっ壊れた曲とかやってんのかと思っていたんですけど。まあ、CD売るのもビジネスですからね、あんまり珍妙過ぎるのもNGなんでしょうな。でもアルバムん中に1,2曲そういうのが入っていてもいいと思いますがね。ふにゃふにゃした不協和音のレジデンツみたいなのとか、ダンボール箱をドラム代わりに気分はフライング・リザーズだとか、etc。珍妙な曲が御入用の際は是非、私めにオファーお待ちしております。格安でお引き受けいたします。小山田圭吾くんに負けないような曲、書かせていただきます。

★追伸:
屑山編集長と協議の結果、来年、2月20日(水)におなじみ東高円寺UFO-CLUBにて、前回10月に開催した際に好評を頂きました、雑誌「TRASH-UP!!」と我がダンボール・バットとの共同企画ライヴ・イヴェントの第2弾を開催する運びとなりました。イヴェント名は『ニューウェイヴ天下御免 VOL.2』に決定です。安易でスミマセン。ニューでウェイヴな出演バンドはこれからセレクトいたします。ダンボール・バットは来年は胸を張って(?)“ニューウェイヴ道”にまい進する所存であります。そして、引き続き、キーボード・プレイヤーは募集中ですが、見つからない場合は、新たにドラマー入れてツイン・ドラムにするかも、とか、最近、周りの人に対して血迷った発言を吐いているオレです。まあ、いいや。おやすみなさい。

■緊急募集中!
ダンボール・バットではサポート・キーボーディストを大募集中。お気軽にお問い合わせください。

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 ▼今夜のBGM▼
ダンボール・バットの最新ナンバー(デモヴァージョン)をBGMに2月のライヴ告知など早くも制作。曲名の“ルビコン河”とはなんぞや?って人はウィキってね。高倉健さん主演のサスペンス映画の傑作「君よ憤怒の河を渉れ」('76)ってタイトルをどーしても使いたくって勝手に改ざんさせていただいたまでです。

♪「君よルビコンの河を渉(わた)れ」(DEMO Ver.)/ダンボール・バット(2012)




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【NEXTライヴ情報】


ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
 ~初ライヴ決定!!
『ネオン警察・初出動!クリスマスを阻止せよ!』
~異色の書き下ろしオリジナルと、超絶カヴァーでやさぐれピアノと弾き語る夕べ~
■12月22日(土)新宿<カールモール>にて

PM19:00 OPEN / PM19:30 START

【出演】
ネオン警察:AMI(Vo、SAX、テルミン) with MARI(PIANO)from Black&Blue
【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)

■料金:¥2500+1drink
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。比較的小さな会場ですので、開場時間に合わせて余裕をもってご来場ください
※ご来場の方に漏れなく超粗品を進呈。

▼ライヴ告知PV



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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/

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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

▼下記各オンラインショップにて販売中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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▼DANBALL BAT最新ライヴ映像V▼
「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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2012年11月8日木曜日

カセットテープが明かすダンボール・バットは昔グランジ・バンドだった説。

 
 マズイなあ。なんの準備もできていません。あ、オレの初のトークショー(?)が今度の月曜日、11月12日に迫ってまいりました(詳細は下記に)。一体、ななななににににいしゃべればいいいいいいいの?慣れないことをやらねばならないプレッシャーから早くもドモってまいりました。ハイ、今度の月曜日はJR高円寺駅すぐ近くのマニアックなCDショップ「円盤」のイヴェントスペースにて『ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト』やります。PM7:30開場でPM8:00ぐらいからダラダラ始めます(PM10:00には終ります)。当日券のみで1500円(1ドリンク付)だそうです。ヒマな方は是非冷やかしにいらしてください。オレが普段好んで聴いているアレレなレコードや影響を受けたであろうトホホなレコードなんかを回しつつゲストでお呼びしている雑誌「TRASH-UP!!」の編集長・屑山さんなんかと慣れない息の合わないチグハグなトークで脂汗を流そうっていう企画です。それに加えて、12月22日に控えている、オレのソロユニット「ネオン警察」のプレ生ライヴと称して2曲程度お披露目させていただく予定です。さらに、余力があれば、ダンボール・バットの曲などを一人カラオケで淋しく歌おうかとも思っていたんですが、なんかヒネリがないんで、なんか違う曲・・・とっておきの秘蔵ナンバー(?)をカラオケで歌うかもしれません。そしてですね、せっかく“結成25周年”とイヴェントタイトルに謳っているので、それにちなんで、そして、恥を忍んで、20年以上も前のダンボール・バットの秘蔵デモ音源をお聴かせしちゃおうかとも画策中。現在のウチのメンバーにも聴かせたことのない超ブートなデモです。25年もやっていますと、過去の遺物といいますか、当時の空気とともに封印された様々な音源が相当数残っております。当然カセットテープで、です。けしてこの先も陽の目を見ることはないであろうそれらのカセットテープたち。まるで、成仏できずにいる地縛霊のような怨念のようなものが未だそのカセットテープの山からは立ち昇っております。何年ぶりかでそれらの何本かを埃だらけのWカセットデッキ(昔は、Wカセットデッキで1本1本カセットテープをダビングしてそれを売っていたものです)にセットし聴いた休日の夕暮れ、鼓膜に流し込まれる時空を越えた音塊に、赤面と戦慄と悪寒と苦笑いと絶句と嘔吐を繰り返しながら思わず時の経つのも忘れて聴き入ったのでございます。約20年前ぐらいのライヴを収録した音源なども聴いてみました。ちょうどその頃は今のダンボール・バットのサウンドからは想像できないかもしれませんが、当時のアメリカのインディーズ、とりわけ「グランジ」だとか「ジャンク」などと呼ばれた激しい音楽に影響を受けたサウンドに転換しつつあった時期であります。オレがソニック・ユースだのバット・ホール・サファーズだのにハマっていたんであります。スティーヴ・アルビニがプロデュースしたレコードだっていうだけで片っ端から聴いていたような輩です。と、同時に、関西のアルケミー・レコード(ボアダムズ、想い出波止場、花電車・・・)などにもハマっておりました。というわけで、当時のライヴ音源からは若気の至りも甚だしく、演奏の一部分だけ切り取ればどこぞのノイズ・バンドですか?と眉をしかめるような場面もチラホラと(笑)。思い返せば、当時はオレもステージではギターを片手に歌っていたものですが、ギターを歯で弾いたり、ステージに叩きつけたりとバカをやっていたことが思い出されます。しかし、ノイジーな曲ばかりかといえばそうではなくて、激しい曲の次の曲では妙に昭和チックなムーディなナンバーをやったり、終いには、浅川マキのカヴァーだの、大島渚が監督した映画「新宿泥棒日記」の中で若き日の状況劇場時代の唐十郎がポロロロンとギター片手に歌った「アリババのうた」のカヴァーをやったりと、すでに分裂症的なステージを行っていたことが赤裸々に明らかになったのであります。だからなんだって言われればそれまでですが、人に歴史あり、バンドにも歴史ありってことでしょうか?と強引なまとめ方であいスミマセン。いつかこれらの報われない音源たちをまとめて「ダンボール・バット・アーカイブス」としてカセット・テープ(!)で発売してやろうかと思い立ったところでございます。しかし、カセットテープも今じゃなかなか入手困難。できればマクセルのUD-Ⅱあたりで販売したいところでありますが・・・。


 ええと、何話していたんでしたっけ?逸れちゃいましたね、話が。とにかく12日は「円盤」に来てください。1曲目にかけるレコードだけは決っているんですよ。このまえ、ヤフーのオークションで決死のバトルの末に落札したとあるレコード(笑)!あとは、今から、レコード棚ひっくり返して何かけるか考えます。常盤響サンちみたくレコードだけで「3万枚」(ひぇ~!!)もあるんじゃ選ぶのも大変でしょうが、ウチはせいぜい数百枚しかありませんからね、その点はラクですが、セイラーの「二人のシャンペングラス」のシングルが先週から探しているんですけど見つかりません。売っちゃったんだっけな?

 ええと、話し替わって、昨晩はスタジオでリハでございました。リハといってもダンボール・バットのほうではなくて、12月に正式な(?)デヴュー・ライヴ控えているオレのソロユニット「ネオン警察」のリハでした。今回、ピアノを担当してくれるマリコビッチ・マリコフスキー女史と二人で2時間ばかりスタジオに篭っての猛特訓を行ってまいりました。中でも難関だったのは10分近い大曲で、12月のライヴの目玉曲の一つでもある「キャバレーは雪国」です。これは、敬愛する故・浅川マキさんへのオレの勝手なオマージュ・ソングでもあります。中近東風の妖しげなムードで幕を開け、闇の中で語っているような淡々とした歌が続き、途中、ピアノとオレのSAXによるフリーキーなバトルを挟みつつの約10分間のちょっとしたサウンド・トリップを楽しんでいただきたいナンバーなのですが、歌、ピアノともに、「間」の取り方がべらぼーに難しいということが、昨晩、初めてスタジオで音合わせをしてみて判ったのです。これは一瞬たりとも気が抜けません。気を抜いたら最期、その瞬間ガードレール飛び越してガケ下に転落しかねないといった具合です。しかし、マキさんなら、こんな屁のような曲、鼻でタバコふかしながら軽々と歌えそうです。「どうでしょう?オレが作ったんですけど、この曲」「フ~ン。ま、悪くないわね。」なんて、黒いサングラスに上から下まで黒尽くめの衣裳で今夜あたりオレの夢枕にマキさんが現れてくれたらと願うばかりです。さて、そんな「ネオン警察」の曲もアルバム1枚だせるぐらいの曲が溜まってきました(実は先日もまた1曲出来まして・・・)。ぜひとも来年前半にも、借金してでもアルバム出しちゃおうかな~なんて売れる見込みも全く無いクセに考えておるところであります。

では、月曜日、「円盤」でお逢いしましょう。 


■緊急募集中!
ダンボール・バットではサポート・キーボーディストを大募集中。
お気軽にお問い合わせください。


 ▼今夜のBGM▼

ということで、雪国がキャバレーだったのか?キャバレーが雪国だったのか?それが問題だ。
♪キャバレーは雪国/ネオン警察(2012)




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【イヴェント情報】


11月12日(月)高円寺「円盤」にて
「ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト」

~ダンボール・バットのリーダーAMIの音楽趣味トークとミニライヴ
(ニューウェイヴ、グラムロック、B級C級レコードを肴に・・・)

ネオン警察のプレ生ミニ・ライヴも予定
ゲスト:屑山屑男さん(TRASH-UP!!編集長)、嶋田真由美さん(TRASH-UP!!デザイナー)
    MARI(ネオン警察/BLACK&BLUE)


開場 PM7:30
開演 PM8:00~
(CLOSE PM10:00頃)

料金¥1500(1drinkつき)
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。




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【NEXTライヴ情報】


ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
 ~初ライヴ決定!!
『ネオン警察・初出動!クリスマスを阻止せよ!』

■12月22日(土)新宿<カールモール>にて

PM19:00 OPEN / PM19:30 START

【出演】
ネオン警察:AMI(Vo、SAX、テルミン) with MARI(PIANO)from Black&Blue
【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)

■料金:¥2500+1drink
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。比較的小さな会場ですので、開場時間に合わせて余裕をもってご来場ください
※ご来場の方に漏れなく粗品を進呈。

▼ライヴ告知PV


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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
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◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼随時募集中。お問い合わせはこちらから
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE) <以上・敬称略>

▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

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※ディスク・ユニオン(インディーズ・コーナー)、タワーレコード新宿店、タコシェ(中野ブロードウェイ内)等の店頭でも販売中。
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■「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」全曲高音質ダウンロード販売開始!特集記事も読めます。こちらから!(提供:OTOTOY) http://ototoy.jp/feature/index.php/20120326

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「ファッション革命」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」収録曲・2012年2月16日レコ発イヴェント時の映像)


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2012年11月2日金曜日

噛んだガムでアリ塚を作り続ける阿呆はニューオーダーを聴いていた。


 「寝言でも言わない」・・・先日、<衆議院>解散の時期を聞かれて野田総理が真顔で答えたコメント。ニュースでも話題になった発言ですが、この人が総理大臣になって吐いた言葉で唯一オレの心を打った言葉であります。さっそく「書」にしたためて我が家の床の間のニーチェと相田みつをの言葉の間に飾ろうと思います。
  ニーチェ曰く「自分の一日の三分の二を自己のために持っていない者は奴隷である」・・・だそうです。そうか、オレやっぱり奴隷なんだ。あん?今頃気付いたの?やっぱ阿呆だわ、オレ。そんな、阿呆のオレが昼間通っている会社という名の奴隷農場。最近何かと締め付けが厳しくなり、ストレスは溜まる一方。おかげで、シゴト中のイライラは募るばかりで、自然と噛む「ガム」の量も増えてきました。一日中クチャクチャ噛んでいますので、一日が終ればガムの噛み終わったカスで机の上に毎日アリ塚が立つほどです。しかし勿体ないなこのガムの噛みクズ。なにか使えないでしょうか?冬、窓の隙間から部屋に入り込むスキ間風を防ぐパテとか、紙粘土みたくこねて固めて乾燥して色塗れば貯金箱とかぐらい作れるかもしれませんし、ヒモ状に1mぐらい繋げて賽銭箱に垂らせば5円玉ぐらいせしめるかもしれません。それにしても、このままいくと、ガムが昼飯代わりになりそうな勢いです。ガムでお腹一杯。辞めりゃあいいのにそんなシゴト(笑)。精神衛生上よくないことは火を見るより明らか。
  しかし、この歳で贅沢は言っていられません。手に職もないこんなオレに何が出来るんでしょうか?オリジナリティ溢れる曲が作れます。ユニークな歌詞も書けます。頼まれればエロ本の絵も描きますし、ちょっとエスプリの利いた文章も書けます!・・・って言ったところでそれで生活が成り立つ見込みまるでなし。芸は身を助くと言いますが、身を滅ぼしかねないのがオレの現状。せいぜいオレに出来るのは皿洗いか便所掃除か草むしりくらいだろうか。いや草むしるにしたって技術はいるはずです。あのカルト・ヒーロー(?)、アレックス・チルトン先生だって晩年死ぬ間際(って言ったってまだ59歳の若さでしたけど)はニューオリンスのド田舎で音楽活動を地味に続けながら皿洗いのバイトしてたっつうじゃないですか。それを言うなら、わが師、ブコウスキーだって然り。文章を書きながら、詩を書きながら、様々な過酷でクソな労働に従事されておりました。敬礼!!
  それにしてもですよ。曲作っても作っても一銭にもならないって切ねぇーもんです。そう、今年はオレにしては珍しく頑張って曲作りました。ソロ用に約12曲。途中で頓挫したままだけどJON(犬)とのデュエット予定曲2曲。そして、バンド用(ダンボール・バット)の新曲も2曲。けど、それら未だ1円の金も産み出す見込みなし。まるで、ウンコと一緒。いや。ウンコなら肥料にもなり得るが肥料にすらならないのがオレの曲。切ねぇーなぁ。そして、明日も音楽とはハナクソほどにも何の接点も無い強制収容所並みの過酷な労働がオレを待っております。だれかこのどん底の井戸の底の腐臭漂う暗黒世界からオレを救い出してくれ!!ヤク中で廃人寸前だったイギー・ポップに手を差し伸べたデヴィッド・ボウイのような白馬の王子様はおらんのですか?!あん?!嗚呼、ダメだダメだ!結局はいつも人頼みじゃんお前は!だから屁っぷりなんだよ。だからダメなんだよ。明日もガム噛んで噛んで噛みまくってガムのアリ塚をまた一つおっ立てるのがせいぜいオレにはお似合いなのかもしれません。
  さて、わが腐れバンド「ダンボール・バット」の近況報告。キーボードが抜けちゃってにっちもさっちもいかず弱り果てておったわけですが、とりあえず、キーボード無しでどこまで出来るかやってみましょう、ってことで先週からスタジオに入り始めまして昨晩もリハを決行。先週、キーボード無しでの第1回目のリハの時は、なんか気分も上がらず、アンサンブルのスカスカ感ばかりが耳につき、スタジオの中には(心の中にも)どこからともなくスキマ風がビュービュー吹いておりました。キーボードの抜けた穴のデカさを改めて痛感し、果たしてこれでやれるのか、と、正直お先真っ暗な気持ちで一杯でした。しかし、一週間が経ち、夕べのリハでは“なにかが吹っ切れた”感がスタジオの空気に漂い出しておりました。そう感じたのはオレだけかもしれませんが、何か暗闇の中に一点の光が見えたような気がしたのです。「次のライヴはキーボード無しでもいけるかもしれない。」と、オレにそう思わせるきっかけになったのが新曲でした。その完成度が予想以上に素晴らしさかったからかもしれません。キーボード無しでも対応可能な新曲を!と自分に言い聞かせ、今回試しに2曲を書き、そのうちの1曲が夕べのリハで完成したのですが、これがヤバいんです(笑)。正直家でデモを作った段階では、果たしてこれをバンドに置き換え、しかもキーボード無しで本当にいけるのか?と、心配だったのですが、いざフタを開けてみれば大正解のドンデン返し!!毎度の自我自賛で恐縮ですが、これの曲はイイ!!ソー・クール!!まさに1979年頃のオレが理想とするところの「ニューウェイヴ」直球ど真ん中な匂いがビシビシとしてきます。歌っていて、演奏していてこんなに気持ちいい曲はそうあるもんじゃありません。キーボードレスが全く気にならない、いや、かえってキーボードが無いスカスカ感が功を奏しているような気がします。薄っすらとしたファンクネスさえ感じたものです。ホワイト・ファンク。ロンドンっていうようはニューヨークだな、これ。ZEレコードにDEMO送ってみる?(笑)。16で刻むハイハットのチキチーチキチーってクローズとオープンの繰り返しの感じ・・・マーティン・ハネットのプロデュースでいきましょうよ。エヘヘヘ。・・・え?あ、スミマセン、一人でニヤけてました。オレのジェームズ・チャンス譲りのフリーキーなSAXが絡む、後半の7拍子(!)の展開もスリリング。とにかく早くみんなに聴かせたい!!もうキーボード要らないかも!!ってそれは言い過ぎか。ウプププ。
  そして、次回のリハからはキーボードレス対応用に書いたもう一個のほうの新曲に入ります。これもシンプルですがバンドでやったらきっといいはず。ライヴのエンディングにやってもいいかも。これもニューウェイヴしてるなぁ。デモ聴いたウチのギターに言わせりゃ「ちょっとだけニューオーダーっぽい」だそう(笑)。オレはデモが出来た瞬間はバービー・ボーイズ(笑)っぽいなと思ったんですが、って言っても彼らの曲なんて1曲くらいしか知りませんが、なんかそう思ったんです。いや、それを言うならやっぱりジュリー(沢田研二)の7インチのシングル・レコードのB面に入っていて欲しいですな、こんな曲が。「B面のくせにA面に負けず劣らずイイ曲じゃん。・・・え~と、作曲は伊藤銀二で編曲は後藤次利か・・・」そんなつぶやきが聴こえてきそうな曲です(笑)。それにしても、ニューオーダーなんてもう17,8年くらい聴いていませんが、20代前半の頃はソラで全曲歌えるくらいの大ファンでしたからね。多分、否が応でもオレの細胞の中のDNAに遠い記憶の一部としてベッタリ染み付いてしまっているのでしょう。それが何かの拍子で曲作りの際に自然と滲み出ちゃうのかもしれません。ニューオーダーか~、懐かしいなあ。いや、さすがにもう今さら聴きたい欲求は起きませんがね、「サイレント・ユア・フェイス」とか入っているのって2ndでしたっけ?薔薇の油絵のジャケットのやつ。あのアルバムはクールですよね。あのアルバムだけは今もたまに聴きたくなることあります。ちなみに、この新曲のサビ部分のドラム・パターンにはエコー&ザ・バニーメン(!)の名曲「ザ・カッター」から流用(笑)。なんですか、この大ニューウェイヴ大会な曲たちは!!いやあ、二十年ひと昔ってわけで、オレの原点である80sニューウェイヴを真正面から見直し再評価する時期が来たのではないかと。機は熟した。恥ずかしいことはなにもない。今こそ、ニューウェイヴを熱く堂々と語ろうじゃありませんか、みなさん!!
  話が逸れました。まあ、そんなこんなで、新曲も素晴らしく、また、既存の曲も2,3曲ほどキーボードレスでやってみたのですが、これはこれでありだな、という自分の中の“落としどころ”も見え始め、手応えは充分。キーボードが無い分、繊細さやカラフルさ、饒舌さといったものは後退する代わりに、今まで引っ込みがちだった生々しさだの、武骨さだの、やさぐれ感などが前面に顔を覗かせ始めました。ぜひともワイルド・ビューティーなダンボール・バットのステージにご期待ください。オレはとりあえず目の前の12月に控えている「ネオン警察」名義での初のソロライヴに集中するとして(その前に11月12日にトークショーあり!!)、ダンボール・バットの年明け最初のライヴは恐らく2月頭くらいに予定している雑誌「TRASH-UP!!」とのコラボ・イヴェント第2弾になる見込みです。 そして、キーボード無しでのライヴを目指すとは言え、引き続き、サポート・キーボディストは大募集中でありますので(出来れば女性!!)、基本的にギャラ無しでも快く引き受けていただけるプレイヤーの方よろしくおねがいします。先日も、なぜかバリバリのブラック~ソウル系のプレイヤーの方からの応募があったのですが、いやあウチは黒っぽさマイナス1200パーセントなんで米米クラブみたいなサウンド期待されても困るんです、と、丁重にお断りさせていただいたところです。

 緊急募集中!
ダンボール・バットではサポート・キーボディストを大募集中。
お気軽にお問い合わせください。


 ▼今夜のBGM▼
わが青春のニューウェイヴ・サウンド。文中にも出てきました、エコー&ザ・バニーメンのヒット・ナンバーであります。このヒンヤリとした空気感と疾走感。そして、1分47秒あたりで一気に噴出すオケの「洪水」に何度失禁したことか!!
 THE CUTTER / ECHO & THE BUNNYMEN('81)



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【イヴェント情報】


11月12日(月)高円寺「円盤」にて
「ダンボール・バット結成25周年でスミマセン・ナイト」

~ダンボール・バットのリーダーAMIの音楽趣味トークとミニライヴ
(ニューウェイヴ、グラムロック、B級C級レコードを肴に・・・)

ネオン警察のプレ生ミニ・ライヴも予定
ゲスト:屑山屑男さん(TRASH-UP!!編集長)、嶋田真由美さん(TRASH-UP!!デザイナー)
    MARI(ネオン警察/BLACK&BLUE)


開場 PM7:30
開演 PM8:00~
(CLOSE PM10:00頃)

料金¥1500(1drinkつき)
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。




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ネオン警察(リーダーAMIのソロユニット)
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PM19:00 OPEN / PM19:30 START

【出演】
ネオン警察:AMI(Vo、SAX、テルミン) with MARI(PIANO)from Black&Blue
【ゲスト】
蜂鳥あみ太=4号(網タイツ刑事)、ししはら慎太郎(テクノ獅子舞)

■料金:¥2500+1drink
※本イヴェントは「当日券」のみとなっております。「前売り予約」のご用意はありません。比較的小さな会場ですので、開場時間に合わせて余裕をもってご来場ください
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被災地支援コンピレーション・アルバム【PLAY FOR JAPAN 2012】参加のお知らせ・・・・
音楽配信サイトのOTOTOY企画制作による被災地支援コンピレーション・アルバム「PLAY FOR JAPAN 2012」のVOL.3にダンボール・バットも新譜から1曲参加させていただきました。3月11日よりダウンロードのみによる販売となります。売上金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄付されます。詳しくは下記サイトを参照ください。ご協力おねがいします。
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▼ダンボール・バットNEW ALBUM告知CM


▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』 ▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売 ▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付
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▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナー:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)&サミー前田
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
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▲収録曲
「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」「ファッション革命」「滿民の敵」「シュトラウスは夜に殺せ」「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」「狩人だから」、他全11曲

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「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)

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