2012年1月31日火曜日

『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』本日解禁。



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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦
(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
置メガネ


PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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▼アルバム&レコ発告知CM





▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売予定
▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲歌と演奏:ダンボール・バット
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付

▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナーノート:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&
イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)
②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン
④ファッション革命
⑤滿民の敵
⑥ラスト・カーニヴァル
⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて
⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ
⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

▼下記各オンラインショップにても予約受付中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
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 2012年1月31日。とうとうこの日がやってまいりました。地球最後の日・・・ではなく、わがダンボール・バットのニューアルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』本日発売です。もうこんな「辛い思い」をするなら二度とCDなんて作らない。前作『コンピュータ・ベルリン』('07)完成時、そのあまりにも過酷だったレコーディングに対しポロっとオレの口から漏れた言葉。そんな過去の「辛い思い」のさらに数倍の辛酸を舐め尽し1年余に渡った今回のアルバム作り。2012年の今日においてPCも使わずに世界で最もローファイなレコーディング機材と低予算と塩っ辛い汗とネバつく血と鼻息とで完成させた最もハイファイでプリミティヴな、焚き木で発電した電気で灯す豆電球のようなアルバムがここに完成いたしました。この1年余の間、心身とも疲労困憊の極みで、まるでセミの抜け殻のようになりながらも、また、何度も死にかけ心折れそうになりながらも般若心経を唱え続けダライラマの教えを心に(ウソ)、本日、こうして無事発売に至ったことはなんとも筆舌に尽くしがたい感で一杯であります。前回のブログを上げた次の日に台湾のプレス工場より出来立てホヤホヤのブツが段ボール箱二箱(500枚)に分けて我が家に到着。早速箱を開け、例の裸のギャル二人をあしらったグリーンのジャケとご対面&ご開帳。プラケースでなく紙ジャケというのがまたなんとも新鮮。1枚1枚パッツンパッツンに外装フィルムで梱包された様はなんともフェティッシュな趣もあり壮観。音楽CDというよりは昔のビニ本を見る思いであります。重さも厚さもプラケースの半分といったところですが、マット仕上げにした表面の手触りや質感とも相まって高級感さえ漂います(もちろん常盤響センセイ制作によるジャケ写真ならびにデザインが優れていることは言うまでもありませんが)。CDの「中身」の薄っぺらさを隠しても余るほどの見栄えはなかなかどうして立派なものであります。これで1200円ならこのエロジャケとの相互作用で騙されて買ってしまう貴兄もいらっしゃることと思います。(そう願います)ただ唯一の難点は「盤」の出し入れに若干手間取ること。見開きジャケットの開いた内側の中央部分より取り出す様式になっておりまして、全自動便器を初めて使う時のような戸惑いと、ちょっとしたコツが要ります。ですので購入後はとっととI-PODなどにブチこんでしまって毎日の会社や学校の行き帰りのお供としてヘビロテにしていただくことをオススメします。で、ジャケはラッセンの涼しげなイルカのシルクスクリーン画などと一緒に床の間に飾っていただくのがベストかと。

 さて、本日発売のニューアルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』。店頭で確実に手に入るのはディスク・ユニオンでアルバム未収録のナンバーが3曲入った特典CD-Rのオマケが付くハズです。オンライン・ショップならアマゾンやタワレコなどで注文できます。もちろん、2月16日(木)に東高円寺UFO-CLUBで開催するレコ発イヴェント「馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜」(本ページ上記告知参照)を観に来て買って頂ければ上記ディスクユニオンで購入の際付いてくる特典盤と同様のオマケとさらに缶バッジが付いて(※缶バッジはご来場の方全員にプレゼント)定価1200円+税のところ1000円ポッキリ(!)で販売いたします。前売りのご予約は▼こちらをクリックして専用フォームからお申し込みください。

前売りご予約フォームはココをクリック!
 
 ところで今回のレコ発のステージには、以前長年に渡ってダンボール・バットの専属コーラスとして参加していたAYAKOが急遽参戦することが決定。そして、ピンク・フラミンゴのディヴァインよろしくな度肝を抜いたメイクでおなじみゲスト・コーラスのMARI嬢とのダブル・コーラスによる全8人編成の大所帯で賑々しい一夜を豪華ゲスト共演者の方々と共にみなさまにお届けしたいと思っております。スペシャルゲストDJには特殊漫画としておなじみ根本敬センセイ。お逢いするのは数年振り。幻の名盤開放同盟などでもお世話になりましたが、近頃ますます仙人のような風貌になられ近づきがたいオーラ電波を発しておられるセンセイ。ネットリ濃厚な選曲で場に毒の華を添えてくださることと思います。そして最後に残念ながら今回のCDに収録の「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」で名デュエットを披露してくれたエコダムドのイライザ嬢にも今回のイヴェントへの参加を要請したのですがやむにやまれぬ事情のため欠席。しかし、CDの別の曲でデュエットしているジョン(犬)とのカラオケ・デュエット・コーナーをご用意。「犬」と「負け犬ロッカー」による前代未聞の不思議なカラオケ・デュエット。これだけでも一見の価値ありや。





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▼今夜のBGM▼
Faites Le Proton / casino music('79)
豆腐を裏ごししたようなナヨったヴォーカルに鈴虫の羽音のような軽いバックの演奏もヘタリ気味。こんなニヤケ顔のニューウェイヴDISCOはデパートの屋上の場末のビヤガーデンで流れていて欲しい。ブロンディのクリス・スタインがプロデュースしたフランスの4人組「カジノ・ミュージック」の唯一のアルバムは珍妙でハイセンスなアーチストが多数在籍したZEレーベルからのリリース。このまえオリジナル盤LPを千円で見っけました。それって安いのか高いのか?

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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2012年1月24日火曜日

ジョン・ライドンと国生さゆり、パチンコ対決。



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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦
(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
置メガネ


PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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▼アルバム&レコ発告知CM




▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売予定
▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲歌と演奏:ダンボール・バット
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付

▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナーノート:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&
イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)
②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン
④ファッション革命
⑤滿民の敵
⑥ラスト・カーニヴァル
⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて
⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ
⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

▼下記各オンラインショップにても予約受付中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
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 月に何本もライヴをこなし、全国ツアーまでやって、あんなに音楽を熱く語ってた奴が、久しぶりに道端でバッタリ出くわしてみれば、すっかりバンド(音楽)から足を洗ってただのサラリーマンになっていたり、かつては紅一点、バンドでクールにベースを弾いてブイブイ言わせていたオレより歳上で当時ちょっとした恋心を抱いていた(笑)女性に久しぶりにデパートでバッタリ出くわしてみれば、小さい子供の手を引きあの頃の面影は今いずこ的な所帯染みたママになっていたり、そんな場面に出くわすとなんとも寂しいような空虚な気持ちで一杯になる今日この頃です。あん?アンタらが四六時中公言していた「音楽好き」だとか音楽に対する「情熱」ってそんな程度のものだったんかい?と、その相手に対し心の中でオレらしくもない「熱い」突っ込みをついつい入れたくなるのです。いや、でも待てよ。馬鹿なのはオレのほうで、彼(彼女)たちのほうがこの社会の中では「まっとう」なニンゲンなのではないか。「音楽」なんか続けていても喰えるわけでもないし、どーにもならねーよ、と早々に気付いて更正し社会に復帰・適応出来た彼(彼女)らのほうが人生の勝ち組なのではないか。間違いない。どんなにいきがっていてもオレのは負け犬の遠吠え。オレの心の中の熱い「突っ込み」はコンニャク目掛けて放ったパチンコ玉のように脆くも跳ね返され、逆に跳ね返ってきたパチンコ玉で返り討ちにされたのです。「社会」と「ROCK」が対峙して「ROCK」が負けた瞬間。そう、この時「ROCKは死んだ」のです。すまない、ジョン・ライドン。オレの内耳の奥でフラワーズ・オブ・ロマンスのドコドコ言うバスドラムの音がこだまする。あん?なに言ってんだろうオレ。パチンコ玉で思い出しました。近所のパチンコ屋の前にちょっとした黒山の人だかり。何事かと遠巻きから背伸びしてその先を見てみれば厚化粧の国生さゆり(!)がマイク持ってなにかしゃべっている。初めて見るナマ国生!最近のパチンコ屋はイヴェントと称してちょくちょく芸能人を店に招くのが流行りらしい。これが長渕剛と不倫したっていうオンナか、とわけのわからないことを独りごちてその場を後にしたのです。そういえば高校の時、同じクラスの親友で永六輔に似ているからってアダ名が「ロクちゃん」って奴がいたんですが、そいつが「国生さゆり命」って、奴でした。元気かな?ロクちゃん。きっと彼もまた、まっとうな社会人としてまっとうな家庭を築いてまっとうな人生を歩んでいるんだろうな、この同じ空の下で。アディオス・アミーゴス。汝に幸あれ。

 
 さて、わがダンボール・バットのニューア・アルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』の発売日がいよいよ秒読み段階に入ってまいりました。1月31日の発売日に果たして間に合うのか?!と、やきもきしていた矢先、さっそく昨日、今回のCDの流通をお願いすることになっているディストリビューション会社(問屋さん)の担当の方から確認&催促メールが!「納品は、1月27日弊社必着でお願いします」とキッパリ。そうです、27日までに問屋へCDを納品しなければ約束の発売日に間に合いません。CDプレス業者からオレの家に届いたCDを問屋へ発送。その後、問屋から各CDショップなどに1月31日までに送り届けなければならないわけです。年末年始のゴタゴタもあり、正直もう120パーセント発売日には間に合わないだろうと他人事のようにサジを投げておりました。が、しかし、希望の光は消えてはいなかったようです。昨晩、CDプレス業者の方から連絡があり、「本日、商品(CD)を発送しました」とのこと!事故やらテロやら天変地異やらが何事も無く順調にゆけば1月31日の発売日にギリギリ間に合う公算が出てまいりました。助かった!しかし、まあ、発売予定日にウチのCDが店頭に並ばなかったからと言って暴動が起きるわけでもクレームのメールでサーバーがダウンすることはありません。サザンやAKBやレディオヘッドやレディガガのCDならいざ知らず、です(問屋さんには迷惑かかりますが・・・)。とにかく秒読み、メイン・エンジン点火です。完成度はさておき、この1年と数ヶ月のオレ(と、メンバー)の死闘が報われる日が目前に迫っていることは間違いありません。来週の今頃、必ずやアナタのその手の中に出来たてホヤホヤの『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』があらんことを。そして、その光景を思い浮かべながらオレは「馬鹿、馬鹿・・・」と、うわごとのように口ずさみながらポックリ逝くのかもしれません。レスト・イン・ピース。安らかに眠れ、オレ。


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▼今夜のBGM▼
歌も演奏も全てが華奢(きゃしゃ)。いつ聴いても切ねぇーッス。個人的には80'sクラシックの隠れた名曲。このサウンドを聴いて爽やかな風が吹き抜ける初夏の木陰なんかをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜかオレは雪が降った夜の次の日の朝、うっすら積もった雪にキラキラと降り注ぐ陽射しを思い浮かべてしまいます。澄んだ空気に吐く息は白く、靴で踏みしめる霜柱。気分はすっかり滅入っているのに「世の中、そう捨てたもんじゃねーな」などと、ぬかるんだ雪の上にツバを吐いてみたりして。・・・昨夜は東京にも少しだけ雪が降りました。
♪The World Is As Soft As Lace / Felt('84)


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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「ドライ・フルーツ、ドライ・サン」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2012年1月17日火曜日

短髪の古本屋のバアさんには気をつけろ。



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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦
(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
置メガネ


PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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▼アルバム&レコ発告知CM




▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売予定
▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲歌と演奏:ダンボール・バット
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付

▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナーノート:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&
イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)
②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン
④ファッション革命
⑤滿民の敵
⑥ラスト・カーニヴァル
⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて
⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ
⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

▼下記各オンラインショップにても予約受付中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
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文庫や単行本・・・要らない本が2,30冊ほどたまってきたので捨てるよりは売ってトイレットペーパー代ぐらいになればいいかと思い古本屋へ。我が家から一番近いのはブックオフだが、ベストセラー本とクズ本しか売っていないアノ店はオレの中では廃品回収かゴミ捨て場と同じ扱い。古本屋にして古本屋にあらず。だからそこは無視して、ちょいと遠いが昔よく売りに行っていたJR高円寺駅高架下近くの古本屋を目指す。重たい紙袋ぶら下げてやっと着いた目的の店はなんとも臨時休業。ガビーン。気を取り直して、ネットで調べてあった別の古本屋を目指す。北口商店街の細い路地を曲がったあたり。なんだか店の造りが古本屋らしくない。半分がカフェになっているらしい。中から原田知世がブレンディ入れて出てきそうな、ピーター・ラビットが住んでいそうな、ヨーロッパちっくなログハウス風(?)コジャレた店構えに躊躇するも、思い切って重い木のドアを押して入り店の奥のカフェのカウンター越しに声を掛けると出てきたのは原田知世でもピーター・ラビットでもなく50代後半とおぼしき白髪(銀髪?)の後頭部を刈り上げにした短髪頭の細身のバアさん。ゲ!いかにも小うるさそうなオレのキライなタイプ!ピンっ、と来たね。昔はブイブイ言わせてたような、文学にはちょっとウルサイような、人間のウンコで育てた無農薬の自然食品しか食わないような、エコだ、反原発だ、風力発電だ、ピルはけしからんだとか、国家斉唱を強制するのは間違っているだとか、そういう匂いや思想が神経質そうな顔の表情から何も言わなくても自然と滲み出ているような、自分でも詩作って朗読会とかやっていそうなバアさん。いるでしょう?わかるでしょう?「ジャンル的に面白い本もあるけど、結構痛んでいるわネ。」と、案の定、オレの本にケチつけて「全部まとめて500円ってとこネ」。足元見やがって。「ああ、スミマセン。じゃあ、結構です」と、オレ。また本を紙袋に詰め込み、しがないセールスマンよろしくピーター・ラビットの家をそそくさと後にしたわけです。ゴミ値で買い取って後で店頭で高く売るのは目に見えている。別にもう捨ててもいいような要らない本だが、あのバアさんに売るくらいなら店の前で火を付けて焚き火にしてヤキイモでも焼いたほうがマシ。オレは重たい紙袋を持って商店街の夕暮れの暗い路地をトボトボ歩き始める。なにやってんだろ、オレ?。そういえば、そこからそう遠くない場所に新しく古本屋が出来ていたのを思い出し、行ってみることに。あのバアさんじゃなければ、もう100円でも10円でもいいやという気分になっていたところでしたが、その新しく出来たばかりの古本屋に持ち込んでみたところ「全部で1700円ですが・・・」と、店主。オレは「それで結構です」と即答。クソ!あの、バアさん・・・。

新宿のど真ん中にある巨大書店「ジュンク堂・新宿店」がこの春で閉店とのショッキングなニュースを最近知ったところです。なんでも、ジュンク堂が6~8階のフロアに入っている「三越」所有のそのビル丸ごとを、こともあろうに「ビックカメラ」が借り受けることになったらしいのです。オレのオアシスがまた一つ消えるハメに!ひどい!ビックカメラ!ハゲタカか、アンタは!多分、一生怨みますよオレ。もう新宿にこれ以上、家電屋もカメラ屋も要らんでしょう!ジュンク堂が無くなるっていうんでショック受けている人オレ以外にもたくさんいると思いますがね。目の前に老舗の紀伊国屋書店がありますが、多分オレは行かないと思います。暗くて狭くて天井低くて階数が多すぎて面倒で昔から好きじゃなかったんですよ紀伊国屋。平日の真昼間にふらっと立ち寄るジュンク堂は最高でした。人もまばらで、あの広くて開放的で明るいフロアに広がる圧倒的な量の書籍群の山々。それらに囲まれながらイスに座って読みたい本を好きなだけボケーっと読んでいられた。まるで図書館。ちょっとした宇宙。知らない本にもたくさん出会いました。ありがとうジュンク堂・・・って、あれ?たかが書店が一軒つぶれるくらいでなに感傷的になってんだ、オレ?と、ふと我に返り、原田知世が入れてくれたブレンディではなく自分で入れたネスカフェ・ゴールド・ブレンドをすすりながら、先日ジュンク堂で買い求めた森鴎外全集12に収録の『冬の王』のその重厚な文体に貧相な舌鼓を打っていたところです。かしこ。


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▼今夜のBGM▼
1月31日発売予定、わがダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」に収録のこのナンバーのPVをどうぞ。敬愛するゲンズブールのとある曲を聴いていて思いついたタイトルに、デヴィッド・ボウイの79年頃のアルバム未収録ナンバー風というよくわからない設定で作ったナンバーです。以前にも公開しておりましたが、今回、音源を最新のCDヴァージョンに差し替え、映像も一部差し替えてリメイクしたヴァージョンでございます。オレがカップ・ラーメンをすすっているだけという思わせぶりでもなんでもない意味不明なPVでございますが、MTV大賞ノミネートよろしくおねがいします。ピーター・バラカン氏も一票投じてくれると思います。
♪「ドライ・フルーツ/ドライ・サン」/ダンボール・バット(2012年)




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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2012年1月9日月曜日

馬鹿ヌーヴェルヴァーグ全曲解説。



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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦
(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
置メガネ


PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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▼アルバム&レコ発告知CM




▲『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』
▲品番:TSR69002/発売:東京産業レコード
▲2012年1月31日発売予定
▲全11曲(約42分)収録
▲録音・ミックス・プロデュース・作詞作曲:AMI
▲歌と演奏:ダンボール・バット
▲W見開き紙ジャケ仕様/歌詞カード付

▲CD帯コピー文:ROLLY(ローリー)
▲ジャケット写真&デザイン:常盤響
▲ライナーノート:岡村詩野&湯浅学
▲寄書き:白井良明(ムーンライダーズ)
▲ゲスト・シンガー:ジョン<犬>&
イライザ・ロイヤル(エコダムド/ex穴奴隷)
▲サポート・コーラス:MARI(BLACK&BLUE)
<以上・敬称略>

▲収録曲
①赤富士(エロチカ・ジャポン)
②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ
③ドライ・フルーツ、ドライ・サン
④ファッション革命
⑤滿民の敵
⑥ラスト・カーニヴァル
⑦シュトラウスは夜に殺せ
⑧渚にて
⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ
⑩狩人だから
⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン)

▼下記各オンラインショップにても予約受付中!
[AMAZON][TOWER RECORDS][DISK UNION][楽天ブックス]
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 ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」。アルバムのジャケの制作をお願いしていた常盤響センセイと年末にすったもんだの挙句、CDプレス業者の年内最終営業日に間に合わず、ジャケのデータの入稿を断念し年を越したわけですが、先日、6日にようやくデータが全て無事入稿完了となりました。今回は「台湾」の工場でのプレスとなるため、完成したブツが手元に届くまでに2~3週間はかかるとのこと。発売日は1月31日。ブツが家に届き、それを今度は問屋へ送り、そこから各CD店へ送られるわけですが、それを考えると、1月31日発売っていうのもかなり微妙になってまいりました。ギリギリかちょっと遅れるか・・・。後は「運」だのみ。せいぜい、台湾で「暴動」やら「天変地異」が起きて工場が操業停止だとか、あるいはCDを載せた貨物便の飛行機が墜落とか、そんなめちゃくちゃなアクシデントが起きないことを祈るのみであります。マスターCDを載せた飛行機がまだ今頃台湾目指して東シナ海上空でもたもたしているっていうのにもうアマゾンやタワレコのオンラインショップにはこの新しいCDが「予約受付中」の文字と共に載っておりました。予約してでも買いたいというモノ好きな方は是非ご予約お願いします。

 さて、本日は、そのニューアルバムに収録されている各曲の簡単な解説を書かせていただきました。よろしくどうぞ。


①赤富士(エロチカ・ジャポン) <1’54”> Aka-Fuji (Erotica Japon)
アルバムのオープニング用に書き下ろしたインスト小品。伊福部昭+ガレージロック+ロマンポルノ?

②馬鹿ヌーヴェルヴァーグ <3’26”> Damn! Nouvelle Vague
曲名はニック・ケイヴの詩集の中にあった、とある詩のタイトルから起草。プラスチック・ベルトランあたりにも歌っていただきたいニューウェイヴ風POPナンバー。ライヴでやる時はパンクかぶれのフランス人を演じているつもり。中間部はなぜか有名な西部劇のメロを拝借。「馬鹿」とは言っているが、ことさらヌーヴェルヴァーグと呼ばれる一連の映画をけなしているわけではありません。ただ、ゴダールなぞ観てても必ず眠くなるのはオレの器が小さいだけ。「アルファヴィル」だけは例外だけど。

③ドライ・フルーツ/ドライ・サン <4’31”> Dry fruit / Dry Sun
セルジュ・ゲンズブールの♪「Sea, Sex And Sun」を聴いていてなぜかこのタイトルが思いついた。78、9年頃のデヴィッド・ボウイのオクラ入りになったアルバム未収録ナンバーという意味不明なコンセプトの雰囲気を目指した。アンニュイで少しだけ退廃的な。太陽の光ではなく蛍光灯の人工的な明るさ。「作られたロックに説教されるのもうイヤイヤ」という2番の歌詞は最近のJ-POPに対するオレのささやかな抗議です。

④ファッション革命 <3’44”> Fashion Revolution
その昔、かの宮沢りえもカバーしてたっていうデヴィッド・ボウイの♪「Fashion」を聴いていてひらめいたタイトル。曲の一部にモータウン風なリズムも取り入れたグラム風POPナンバー。ジュリー(沢田研二)のアルバムのB面2曲目あたりに入っていそうな感じを狙った。「革命」と言ってるが大したことは歌っていません。音を詰め込み過ぎて、逆にペラペラな紙のような音像になってしまったのが悔やまれる。

⑤滿民の敵 <1”56”> Public enemy feat.ジョン(犬)
「箸休め」的小品。打ち込んでいたシーケンサーの誤作動から生まれたワン・コードのみによる曲。不協和音やミス・トーンをそのまま利用し混沌とした雰囲気を残した。ジョン(犬)のたどたどしいVoとのデュエットで退廃的ムードを演出。これに味をしめ、JONとのデュオ・アルバムの構想も画策中。

⑥ラスト・カーニヴァル <4’46”> Last Carnival
中近東風イントロ部分に、その後作った別のDEMO曲とを合体。最近のライヴではおなじみのR&Rナンバー。曲のエンディング部はストーンズ「悪魔を憐れむ歌」へのオレ流オマージュのつもり。命をかけてなにかを決意した男が明日の旅立ちを前に娼婦たちや酔っ払いたちと飲めや歌えの馬鹿騒ぎをしている図。最期の祭。最期の夜。白いタキシードできめたブライアン・フェリーが歌っているところを勝手に妄想。

⑦シュトラウスは夜に殺せ <3’57”> Kill The Strauss At The Night
雨の上がった夜の新宿ゴールデン街を歩いているときに浮かんだタイトル。とにかく音数が多くて(飽和状態!)ミックスに一番手間取った曲(音を過剰に重ねてしまうのはオレの悪いクセ!)。さわやかな、だけど、ちょっと切ねぇーE.L.O.(エレクトリック・ライト・オーケストラ)風情になりました。できるなら本家ジェフ・リンにプロデュースしてもらって再録音したい曲。ちなみにE.L.O.の「TIME」(‘81)はオレの座右のアルバムの一つ(中古盤屋なら300円以下で売られているので要チェック!)。

⑧渚にて <4’56”> On The Beach
ニール・ヤングの「渚にて」のジャケを眺めていて思いついた曲。アレックス・チルトンなんかへのオマージュも少々。壊れた気だるさを演出したかったのでベーシックトラックは今アルバム中唯一の一発録り。ミス・トーンやズレ、ハウリングもあえてそのままに。最後の「メルド」とは仏語で「クソ」の意。ライヴでは冒頭、ボードレールの詩を朗読。最後のアコギはホルガー・シューカイ(CAN)の異国趣味を意識。

⑨アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ <6’01”> Apocalypse, Do Or Die feat.イライザ・ロイヤル
オレの本来のプログレ趣味がコンパクトに爆発したナンバー。オレの好きな映画「地獄の黙示録」の原作「アポカリプス・ナウ」のアポカリプスという響きに魅せられその言葉をいつか使いたいなと思っていたのですが、今回、この曲で採用。心折れそうになるとき「やるか、やられるか(死ぬか)」という神からの啓示のようなものをいつも自分に言い聞かせているオレです(意味不明)。曲が出来た段階からデュエットものにしようと計画。知人のハードコアバンド「エコダムド」(ex穴奴隷)のヴォーカルのイライザ嬢が適任と依頼。彼女の天然の調子っぱずれな歌がギリギリ感を演出。リディア・ランチとイギーポップのデュエットをイメージ。アコギの録音だけで正月3日間を費やした大作。トッド・ラングレンとホーキング博士にも聴いていただきたい。

⑩狩人だから <3’13”> I’m A Hunter
切なさとダメ男っぶりを、手弾きによるシンセベースとともにローファイなニューロマンティック風ストリングスでコーティング。スティーヴ・ストレンジがやってた「ヴィサージ」あたりが手本かも。少しだけ「化粧」してもいいですか?「下手さ」具合が曲のイメージにマッチしていたため1回目の仮歌をそのまま本テイクに採用。

⑪プレシャス・タイム(L.A.ハード・レイン) <3’51”> Precious Time (L.A. Hard Rain)
前の曲「狩人だから」のAメロを引用改作。アルバムのエンド・ロール用に作ったインスト。ダンボール・バットのもう一人の主軸SAMSONGのハードなギターをたっぷりフューチャア。TVドラマ「マイアミ・ヴァイス」でかかりそうなBGMのその中で聴こえてきそうな80年代チックなギラギラした音色でギターを弾いてくれと注文。中間部の屁のようなSAXはオレ。できればジョルジオ・モロダーにプロデュースして欲しかった。





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▼今夜のBGM▼
新しく始まる大河ドラマの番宣のBGMに事もあろうにEL&Pの「タルカス」が!正確に言えばEL&Pのタルカスをどこぞの輩が生オーケストラで再演したヴァージョン。タルカスといえばオレがプログレを初めて認識した曲(アルバム)であり今でもオレの中での金字塔的地位は揺ぎない。同じプログレコーナーに並んではいるものの、ノイ!やカンを支持する渋谷系にルーツを発するコジャレ若造どもには端にもひっかけてもらえない、その野暮ったいズボンの前チャック開けっぴろげの、エゲツなさ、豪傑さ、したたかさ、そして、そこはかとなく漂う人情肌がオレには頼もしくもあり、いつ聴いても爽快である。お馬鹿なジャケはヒロヤマガタの絵と共に「床の間」に飾るべし。
♪タルカス(抜粋)/エマーソン、レイク&パーマー('71)






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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2012年1月2日月曜日

下水の流れに身を任せ。













▲「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」(2012年1月31日発売)
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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
装置メガネ

PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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 頭の頭頂部がツルっパゲになる夢で眼が覚めた。あわてて頭のてっぺんを撫でさすり“ちゃんと”毛が生えていることに安堵する。オレの初夢はツルツルの夢。これって何かイイことの予兆なんでしょうか?それともその逆?まあ、いずれにせよ、オレには正月もクソも関係なく、ただ単に12月31日から1月1日に変わったという、それは単に世間の便宜上の取り決めみたいなもので、オレの日常は何も変わらない。近所のしなびた門松に火を着け、スーパーの売れ残りの「おせち」の重箱に火を着け、つまんないお笑い芸人が大挙して馬鹿面をさらしているTV画面に火を着ける。そして、ぬるいインスタントコーヒー(ネスカフェ・ゴールド・ブレンド)をすすりながら、近所の掘っ立て小屋同然の自宅の一部を改造した4畳半ほどのスペースに古本やら陶器やら雨ざらしになったCDやら得体の知れないゴミを陳列して商い(まるで「まことちゃん(by楳図かずお)」が道端で空きビンやらミカンの皮を売っているのと同等の)をしている老婆から400円で買い求めた聖書(旧約と新約の両方収録)の頭の部分、つまり天地創造のシーンを読んでいる。・・・神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。・・・なのだそう。これが世界の始まりなんだそう。一つ勉強になりました。ビッグバンがあって二酸化炭素がどうにかなって微生物が現れて、って、アレは偉ぶった科学者がまことしやかに吹聴しているデマだったんですね。認識を改めます。何はともかく、「光あれ。」です。オレの人生にもそろそろ一条の「光」が欲しいものです。それにしても、クリスチャンでもないのに正月からコタツにもぐって聖書って・・・。別に狂ったわけではありません(いや、もうとっくに狂っているのかもしれませんが)。ただ単に時間がなくて読めずに放置してある本を片っ端からとっかえひっかえ乱読中なだけでございます。こんな読み方じゃ、なにも身につかないと思いつつも、気が短くって飽きっぽいオレの性格に合ったこれが昔からのスタイル。他にも、ニーチェに三島由紀夫に小田嶋隆にブコウスキーにジョン・ケージに禅の本に果てはエクセル入門、麻雀入門まで(あ、蛇足ですが麻雀得意な方、オレに手ほどきしてください(笑))エトセトラ。狂っているといわれれば狂っているかもしれませんな、こりゃ。

 
 新年にあたっての今年一年の「抱負」やら「目標」などを立てたり誓ったりするような柄ではないのは自分が一番分かっているのですが、今年は「水の流れに身を任せて生きたいな」、と(笑)。美空ひばりですか?いや、ひばりハンは「川」の流れですがな。オレはどちらかっつうとせいぜい流れの悪い水洗便所どまり。とは言え、普段何かとつまらないことで水の流れに逆らってぶつかってヘロヘロんなって時には大破して・・・。つまり常に真正面で流れに体当たりして、まともに水の水圧を喰らってしまうからそういうことが起きるのだ、と。しかし、流れに身を任せると言っても、ただ単に便器に沈んだウンコのようにジョーッと指くわえたまま下水管に流されてしまうのではなく、水の流れに向かって行きつつも身を上手く左に右にヒネリ、時には脇の下から上手く濁流を逃がし、やり過ごす。そんなイメージ。あん?正月から聖書やら禅の本なんか読んだもんだからオレなにか悟ったんか?いや、ただの阿呆の一時の世迷言。一日、二日で人は急に変われません。言葉で言うのは簡単であります。恐らく今年も、去年にも増して濁流、泥流の類が襲い掛かりオレのか細い神経では持ちこたえられず水底のセシウムまみれのヘドロの堆積物に頭から突っ込み叩きつけられ打ちのめされるような嫌な予感が既にしております。今から“ライフ・ジャケット”を装着です。あん?!なんかすでにネガティヴ120パーセントな発言。実に先が思いやられます。

何は無くとも、光あれ。


追伸:明日はコワオモテのスーツ姿の右翼の兄さん方に混じって靖国神社へ初詣に参る予定。





▼今夜のBGM▼
手前味噌であいスミマセン。1月31日発売の(間に合うのか?!)わがダンボール・バットの前作から4年2ヶ月ぶりのニューアルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』のリリースとレコ発告知を兼ねたPV完成。安っぽいのはいつものこと!



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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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