2011年12月13日火曜日

今年のお歳暮はブライアン・フェリーでどうでしょう?



ダンボール・バット今年最後のライヴ間もなく!!
ギラギラ・ネットリ年越し!
ガレージ系から???なグループまで味のある計5バンド出演。exゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けた内装でもおなじみ東高円寺UFO-CLUBにて!

12月26日(月) @
東高円寺UFO-CLUBにて



地下鉄「丸の内線・東高円寺駅下車・徒歩3分
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他

※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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 ふと何気なく顔を上げて観た会社の食堂のTVの画面にはもう次のCMが映っていたのですが、オレの頭の中には一つ前のCMの間違いなくアノ人の踊る姿の残像が・・・。それは踊る宇津井健でなく間違いなく我が師、ブライアン・フェリー(1945年生まれ。イギリスのロック・ミュージシャン、シンガー。グラム・ロック・グループ「ロキシー・ミュージック」やソロ活動で有名。♪「TOKYO JOE」がキムタク主演のTVドラマのテーマ曲としても使われた)その人だったような気がしたのです。しかし、時はすでに21世紀。20年前ならいざ知らず(過去にも日本のCMに登場経験あり)、2011年の年の瀬の事もあろうに真っ昼間の小堺一機の番組の間に挟まれた花王の洗剤やなんかのCMと一緒にかつてはダンディーで売ったブライアン・フェリーがニヤケ顔で踊っているというシラっ茶けたシチュエイション自体オレの中では非現実的で有り得ない事なわけです。一瞬、狐につままれたような気分に陥るも、やっぱりあれは単なるソックリさんだったのだろうとその時は自分を納得させたのでしたが、どうにこうにも気になり仕事中も上の空。帰宅後、早速ネットでリサーチしてみるとどうやらCM出演は事実で、かの「H&M」(行ったことも買ったこともないが)のCMだということが判明。YOU-TUBEにUPされていた同CMを自分の目で早速確認、(いろいろな意味で)衝撃的な映像に失禁寸前。ネットの情報によると一緒に出演している気取った若造はフェリーの息子だそう(!)。親が偉大だとその子はなにかと比較され、吟味され、期待されます。しかし、悲しいかな、俳優の勝新太郎や巨人の長嶋茂雄のパターンを引き合いに出さずとも、その9割方、子はパっとしないのが世の常。フェリー・ジュニアもまた然り。数十秒のCMだけで判断するのもどうかと思うわけですが、品のイイ「ただ」のイケ面モデル、といった風情で、個性もへったくれもその片鱗すらも確認出来ず。そこへゆくと、わが師、フェリー・パパはさすがに「老い」は隠せないものの、かつてのダンディっぷりをそこはかとない残り香に隠しての余裕の表情。しかし、その直後、最大の悲しい出来事が!その踊る我が師の映像の上から「シャツ¥999」の白い文字の刻印が・・・。安すぎるっ!いや、H&Mのシャツのコストパフォーマンス性の高さを誉めているのではありません。いくら世界で急成長の有名ファッション企業のCMだからとは言え、そんな安売りのCMに出てニヤニヤ踊っている(この場合、「踊らされている」といったほが的確だろう・・・)師匠の姿を嘆いているのです。せめて元祖伊達男の師には「シャツ9万9千999円」ぐらいの金ラメの文字で飾ってもらいたかった!999円はネェーでしょ?!「ファッションセンターしまむら」ですか?。そして、BGMがなぜかデュラン・デュランの有名曲の改編脱力ヴァージョンってのも意味不明。2011年のこの暮れにCMでひょっこり師と再会できたことは何よりものオレへの「歳暮」となったわけですが、どこかすっとこどっこいで間抜けな後味が、今、確実にオレの中で苦味へと変わりつつある。どうせならあんな安っぽいCMなどに出ず、「アヴァロン」(ROXY MUSICの'82リリースの名盤)の彼方の楽園で大橋巨泉よろしくウッシッシと隠居生活でも送っていてもらいたかった、と、切に思うわけです。
※そのCMはコチラをクリック


 さて、2007年の暮れに自主制作でリリースしたダンボール・バットのCD「コンピュータ・ベルリン」。これの在庫が家にまだ大量に残っていてどー処分していいものか悩んでいる矢先、そのCDの配給を委託していた会社(「問屋」さんってことです)からCD「返品」のFAXが今日届く。年末恒例「倉庫」の大掃除中だそうで、動かない(売れない)商品を委託元へ強制的に返品している様子。返品の理由は一言も書かれていないものの“売れない商品をいつまでも倉庫に置いてさしあげるほどウチはボランティア精神に溢れた会社ではありませんよ”、ということを暗黙のうちにおっしゃているわけです。資本主義社会。売れないものはゴミ同然。いや、「同然」ではなく、ゴミそのもの。当然の措置でありましょう。誰を責めるわけにもまいりません。それにしても、倉庫からは大量に返品されるは、間もなく新作のCDが出来てくるわで、もうCDの置き場所を確保するのも難しく、在庫CDのために家賃を払っているような有様。CDを積み重ねてベッド代わりにでもするか、CDをベランダに並べて太陽光発電パネルに利用できないものかと思案中。ダダっ子、キム・ジョンイル死去の臨時ニュースに「悪人」も死んでしまえばただの骨と皮。その辺の花壇にでも埋めれば土の肥やしにでもなれるだろうが、こんなCD土に埋めたところで不法投棄で捕まるのがオチ。なにか良い案あったら教えてください。なんとも世知辛い世の中であります。



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▼今夜のBGM▼
香港のバンドのPVですか?映画「Mr.Boo」の一場面ぢゃございません。ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」から遡ること三十と余年。ムーンライダーズの1978年リリースのアルバムその名も「ヌーベルバーグ」収録の1曲。そんなライダーズのギタリスト白井良明さんからダンボール・バットの「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」に対して「ムーンライダーズより、好きだな!」との無理矢理なコメントを頂戴したわけですが、このPVん中の、アレ?どれだ良明さん?消去法で行けば左から2番目の一番“人相”の悪い人ですね(笑)。なんかどこぞのパンクバンドの人みたいですが、78年と言えば時代は東京ロッカーズでしたもんね。
♪ジャブ・アップ・ファミリー/ムーンライダーズ('78)





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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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