2011年12月27日火曜日

ダンボール・バットの逝く年、狂う年。

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ダンボール・バットNEWアルバム発売記念イヴェント
★特殊系総出演!
『馬鹿ヌーヴェルヴァーグの夜』

2012年2月16日(木)

@東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺」駅下車徒歩3分

出演(敬称略)▼出演者名クリックすると動画観れます
[スペシャル・ゲストDJ]
根本敬(特殊漫画家)

[ライヴ]
ダンボール・バット
feat.MARI(from BLACK&BLUE)with AYAKO
犬彦(JON<犬>+HIKO<from ガーゼ>)
蜂鳥あみ太=4号+佐藤真也(ピアノ)
装置メガネ

PM18:30OPEN / PM19:00過ぎDJ-START / PM23:00 CLOSED
前売り¥1500/当日¥2000 いずれも+要ドリンク代¥500

★ご来場の方全員に粗品(非売品「缶バッジ」)プレゼント!
★当日はニューアルバムを千円で販売!&ご購入の方に特典ご用意!

前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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ニューアルバムのレコーディングで年が明け、間にかの大震災を挟みつつ、ジャケットの入稿作業のドタバタでもうすぐ年が暮れようとしています。たかがアルバム1枚作るのに結局のべにして約1年と3、4ヶ月も要したことになります。といいますか、戦いはまだ終わっていないのであります。実はジャケット・データのCDプレス業者への本年最終の入稿日が昨日だったわけですが、今回ジャケットの制作をお願いしている常盤響センセイも多忙を極める方、必死で作業を進めていただいてはいたのですが、業者指定の昨日午後14時の最終タイムリミットに間に合わず、年明けの入稿に持ち越しになってしまったのです。昨日は昼頃からPCの前にへばりつき、14時のタイムリミットを目指して、オレ、業者、常盤さん、の三つ巴で、まるで時限爆弾と人質とを引き換えに多額のカネを要求する犯人との交渉を続ける刑事のような気分で緊迫したメールのやり取りをしばらく続けたわけですが、死闘もむなしく午後14時直前で常盤センセイからタオルが投げ込まれギヴアップ!(笑)。まあ、慌てて入稿して万が一のミスが発生などしたら元も子もありません。それを考えればこれで良かったのだと思います。とは言え、海外の工場でプレスするため実際CDが手元に納品されるまでに輸送期間を含め2~3週間程度かかるとのこと。最悪発売日の1月31日に間に合わない可能性も!なんとも予断を許さない状況になってまいりました。あとは全て運任せ、年を越しても当分は枕を高くして眠れない日が続きそうであります。

そして、おとといの晩はダンボール・バットの本年最後のステージでありました。前半、上手くノリが掴めず歌詞も間違え反省点は山のよう。たかが3,40分のステージ。せっかくエンジンがかかってきたな、と、思った頃に時間切れ。切ない。しかし、それは言い訳であって、本来なら1曲目からスイッチを切り替えフルスロットルでぶっ飛ばさなければいけない。いちロッカー、いちシンガーの端くれとして。しかし、こと最近それが辛くなるときがあります。昼間のゴミ労働でのストレスやら疲れ、そのほかにも日頃の音楽とは全く関係のない悩みや不安、ゴタゴタによる心労が積もり積もって、それらが芥のようにオレの精神をよどませ、毒花のツルのように絡みつき根を下ろし、振りほどこうと思っても簡単に振りほどけず、いざ、ステージを目の前にしても、それらの芥やツルや根っこが、オレのエンジンに火が点火しようとするのを邪魔するのです。さらに、週1ぐらいのペースでライヴをやっているならともかく、いや、理想は週1ですが・・・まあ百歩譲って月1でライヴをやっているならともかく、現状は年に数本。昨晩のステージも8月以来のごぶさたステージだったわけです。いくらもうかれこれ20年以上もライヴ活動をやっているとは言え、やはり何ヶ月も間が空くとそれだけで勘が鈍ると言うか上手くノリを掴むのに時間がかかってしまうのです。情けない。昨晩も100円ショップで買った紙パックの得体の知れない「楽園」という商品名(凄いネーミング!)の赤ワインと濁り酒(日本酒)のチャンポンを煽ってステージに上がったわけです。昔はシラフでステージに上がったものですが、最近は少々「ガソリン」を注入しないと火の付きが悪く、このままエスカレートするとアル中になって、例えばイギー・ポップの場合ヘロイン中毒でボロボロになっているのを見るに見かねてデヴィド・ボウイが助け舟を出してくれ見事カムバックしたという美談もあるわけですが、オレには助け舟を出してくれるようなデヴィッド・ボウイのような存在もいなさそうだし、この先々が心配です。アル中は大袈裟としても、とにかく、オレをライヴに、音楽に集中させてくれない、オレを悩ます「音楽以外」のくだらないゴミのようなことが日々多過ぎます。ガスターを何錠飲もうがパキシルを何錠飲もうが根本を断たなければクスリだって効きやしない。いや、オレが勝手に様々な事態を重くして自分を追い込んでいるだけなのかもしれない。軽く流せばいいようなことも軽く流せない性分のオレです。もっと、流れる水のように生きられたら、と、頭では分かっているのですが・・・。いずれにせよ、もっと音楽に集中したい。ゴミに振り回されずにもっと音楽浸りの生活が送れたら、オレにとってステージは今よりもっと刺激的でクリエイティヴで楽しい「戦場」へと変わるだろうに!!心ん中から爆発できないライヴなんて!!なんだか今年最後のブログなのにしんみりチックになっちまいました。塩を舐めながらちびりちびり独り手酌でやるぬる燗(かん)のようなシミッたれたブログ、お許し下さい。クリスマスだ、紅白だ、正月だ、と浮かれているアンポンタンもいれば、苦虫を噛んでどん底に突き落とされているトンマもいるから世の中バランスが保たれているのかもしれません。

最後に、昨日、常盤響センセイから届いたばかりの(オレも昨日初めて見た!)ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」の表ジャケを初公開して本年最後の日記とさせていただきます。ロキシーミュージックの「カントリー・ライフ」とスパークスの「キモノ・マイ・ハウス」という歴史的2大ジャケを合体させて21世紀に再生させるという時代錯誤なコンセプトの元、モデルさん選びから写真、デザインに至るまでを常盤センセイに全てお任せして作っていただいたものです。これをエロと捉えるかポップと捉えるかは貴方次第。いずれにせよ、イイ意味でCDの中身とジャケが合致していないという(笑)アンビリーバブな仕上がりではありませんか?勘違いしたオシャレ雑誌の編集者が新譜コーナーに間違えて載せてくれることを祈ります。このジャケと1200円という安さに釣られて買うおバカさんがいてくれることを願ってお開きにさせていただきます。あとは、このCDが無事に1月31日の発売日までに完成し店頭に並ぶことを祈るのみであります。 それではみなさん、良いお年を。南無。
(←クリックで拡大。拝んでください。)








▼今夜のBGM▼
大晦日に「第九」を歌うというアノおぞましい風習はいつから始まったのか?あの音楽を聴いて自分を鼓舞できる輩の気が知れない。オレが粛々と新年を迎えるにあたって道連れにするのは、偽善と欺瞞に満ちた歓喜の大合唱ではなく、苦渋にまみれたドロんこのぬかるみと重たい「棺おけ」。シャット・ユア・マウス。黙って新年を迎えやがれ。
♪映画「続・荒野の用心棒」('66/イタリア/監督:セルジオ・コルブッチ)テーマ曲と予告映像





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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2011年12月20日火曜日

何とかなれ!と、恐山のイタコは呟いた。








ダンボール・バット今年最後のライヴ間もなく!!
ギラギラ・ネットリ年越し!
ガレージ系から???なグループまで味のある計5バンド出演。exゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けた内装でもおなじみ東高円寺UFO-CLUBにて!

12月26日(月) @
東高円寺UFO-CLUBにて


地下鉄「丸の内線・東高円寺駅下車・徒歩3分
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他

※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)
※前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。

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 来年こそは「何とかなれ」と思い続けてン十年。結局今年も“どーにもなれず”に暮れようとしています。いや、こうして生きているということは「何とかなっている」から生きていられとも言えますが、ただただムダにメシを喰ってウンコを垂れて生きながらえているだけ、とも言えます。つまるところオレの「何とかなれ」とは自分の作る音楽がもっとたくさんの人にどうやったら聴いてもらえるのか、というただその1点なのですが、それは恐らく月から糸を垂らし地球の上に立つ人が持ってる針の穴にその糸を通すくらい難儀な問題であるということは自分が一番よく分かっているのですが、懲りない阿呆は毎年暮れのこの時期になると来年こそは何とかなれ、何とかなれ、クソっ!、と、財布の奥から出てきたシワシワの去年の年末ジャンボのハズレ券で尻を拭きながら、呪文のように恐山のイタコの口寄せのようにブツブツ心の中で唱えるのであります。人間の欲は実に奥深いものです。オレはこんなもんじゃない。来年こそは何とかなれ、来年こそは・・・、と、この年の瀬のコンクリート・ジャングルの奥底のそこかしこから、茂みのあちらこちらからオレのような名もなき無数の負け犬たちの地虫の鳴き声にも似た怨念がドス黒い蚊柱となって12月の寒空へと立ち昇って行くのです。

 さて、今度の月曜日、12月26日はダンボール・バット今年最後のライヴとなります。クリスマスと大晦日に挟まれたしかも月曜日というなんとも世間から見向きもされないようなエアポケットのような日。これじゃ集客も期待できないなと早くも心折れそうになっているわけですが、ロッカーの端くれとして、また今年一年の締めくくりとして恥ずかしくないギラギラとネットリと胸焼けしながらも後味は涼やかな、そんなステージを努めたいと思う所存であります(前売り予約はライヴ当日のお昼頃まで受け付けております。ココをクリックして専用フォームよりお申し込み下さい)。ン十年前、吉祥寺のとあるライヴハウスで観た三上寛センセイの弾き語りソロライヴ。当日、オレを含め客は20人もいるかいないかのガラガラの客席。オレなら客の入りが悪いってだけでついついテンションが下がっちゃうところですが、センセイはそんな客の入りなぞお構いなし、最初から最後までノドを振り絞り、額に血管浮き立たせ、汗だくんなり、弦がブチ切れんばかりにギターをかきむしり♪夢は夜ひらくぅ~・・・などと熱唱されていた姿を今も思い出します。これがプロなんだな、と、当時まだ20代だったオレは肝に刻んだわけですが、普段、自分のライヴでも、つい客の入りばかりに気を取られステージの途中で心折れそうになると、あの時のセンセイの雄姿を思い出し心の中で自分のケツにムチ打つオレであります。
 が、しかし。悲しいかな、現実問題として客の「入り」は非常に気になるわけです。なぜか?それは、「集客」が悪いとライヴ後に「小言」を頂戴するのはリーダー、つまりオレの役目だからです。10も20も歳若い店員に「もうちょっと頑張ってもらわないとネ」などと絞られた挙句マイナス分のノルマ代をしっかり吸い取られるハメに。ロッカーとしてのプライドもへったくれもありません。ノルマの前ではどんなに崇高などんなに熱いROCKスピリットもただのミミズの屁同然。「たった10人の客も呼べないバンドは路上でやれよ」、などと今は無き渋谷の某ハコの当時ブッキングをやっていた自称ルー・リードと親友な有名音楽ライター氏に罵られた経験も。あん?路上?「ゆず」?ホームレスですかウチのバンドは?(笑)。その時は正直頭に来ましたが、ライヴハウスもボランティアでやっているわけではありません。当然の言い掛かりと言えば当然なのでしょうが、バンド側だけに集客の責任を1000パーセント押し付けるこの旧石器時代からの制度もそろそろいかがなものかと、場末ロッカーは常々思うのであります。ノルマ、ノルマ、ノルマ。「今日中に契約●件取ってこい!貴様のノルマだ!」。まるでしがない保険の営業マンと同じだこりゃ。ROCKをやるにも営業のセンスが必要ってことです。ROCKとノルマ。鼻毛と陰毛。嗚呼。戦争の無い平和な世界を。ノルマの無い夢のようなライヴハウスを。ゴミ溜めロッカーの永遠の願いです。

 ところで、ルー・リードとメタリカが共演しアルバムまで出してしまうなんて20年前に一体誰が予想し得たでしょうか?そんなアンビリーバブな年の瀬に、たった客の10人も呼べずに悪戦苦闘している場末なバンドがここ東京の片隅に。来年こそは「何とかなれ」と、もがき続けてオレは死んでゆくのでしょう。きっと。ニュー・アルバムのジャケットがまだ出来上がりません。1月31日の発売日に間に合うのか?何とかなれ。いや、何とかしてください。





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▼今夜のBGM▼
文字通り「何とかなれ」って歌詞がリフレイン。茶色く枯れ切った後にはすでに小さな新芽が芽吹いていたのであり、絶望しきってはいるが絞ればまだ真っ赤な血の2,3滴は噴き出るだろう、と、クソとミソにまみれながらも「気」だけで匍匐(ほふく)前進しているようなぶっきらぼうな歌に心持って行かれる。RCサクセション加入前に仲井戸麗市が加奈崎芳太郎と組んでいたフォークデュオ「古井戸」の1stアルバム収録曲で最近観た麻雀モノの某アニメのOPテーマにも使われていた。
♪何とかなれ/古井戸('72年)





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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2011年12月13日火曜日

今年のお歳暮はブライアン・フェリーでどうでしょう?



ダンボール・バット今年最後のライヴ間もなく!!
ギラギラ・ネットリ年越し!
ガレージ系から???なグループまで味のある計5バンド出演。exゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けた内装でもおなじみ東高円寺UFO-CLUBにて!

12月26日(月) @
東高円寺UFO-CLUBにて



地下鉄「丸の内線・東高円寺駅下車・徒歩3分
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他

※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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 ふと何気なく顔を上げて観た会社の食堂のTVの画面にはもう次のCMが映っていたのですが、オレの頭の中には一つ前のCMの間違いなくアノ人の踊る姿の残像が・・・。それは踊る宇津井健でなく間違いなく我が師、ブライアン・フェリー(1945年生まれ。イギリスのロック・ミュージシャン、シンガー。グラム・ロック・グループ「ロキシー・ミュージック」やソロ活動で有名。♪「TOKYO JOE」がキムタク主演のTVドラマのテーマ曲としても使われた)その人だったような気がしたのです。しかし、時はすでに21世紀。20年前ならいざ知らず(過去にも日本のCMに登場経験あり)、2011年の年の瀬の事もあろうに真っ昼間の小堺一機の番組の間に挟まれた花王の洗剤やなんかのCMと一緒にかつてはダンディーで売ったブライアン・フェリーがニヤケ顔で踊っているというシラっ茶けたシチュエイション自体オレの中では非現実的で有り得ない事なわけです。一瞬、狐につままれたような気分に陥るも、やっぱりあれは単なるソックリさんだったのだろうとその時は自分を納得させたのでしたが、どうにこうにも気になり仕事中も上の空。帰宅後、早速ネットでリサーチしてみるとどうやらCM出演は事実で、かの「H&M」(行ったことも買ったこともないが)のCMだということが判明。YOU-TUBEにUPされていた同CMを自分の目で早速確認、(いろいろな意味で)衝撃的な映像に失禁寸前。ネットの情報によると一緒に出演している気取った若造はフェリーの息子だそう(!)。親が偉大だとその子はなにかと比較され、吟味され、期待されます。しかし、悲しいかな、俳優の勝新太郎や巨人の長嶋茂雄のパターンを引き合いに出さずとも、その9割方、子はパっとしないのが世の常。フェリー・ジュニアもまた然り。数十秒のCMだけで判断するのもどうかと思うわけですが、品のイイ「ただ」のイケ面モデル、といった風情で、個性もへったくれもその片鱗すらも確認出来ず。そこへゆくと、わが師、フェリー・パパはさすがに「老い」は隠せないものの、かつてのダンディっぷりをそこはかとない残り香に隠しての余裕の表情。しかし、その直後、最大の悲しい出来事が!その踊る我が師の映像の上から「シャツ¥999」の白い文字の刻印が・・・。安すぎるっ!いや、H&Mのシャツのコストパフォーマンス性の高さを誉めているのではありません。いくら世界で急成長の有名ファッション企業のCMだからとは言え、そんな安売りのCMに出てニヤニヤ踊っている(この場合、「踊らされている」といったほが的確だろう・・・)師匠の姿を嘆いているのです。せめて元祖伊達男の師には「シャツ9万9千999円」ぐらいの金ラメの文字で飾ってもらいたかった!999円はネェーでしょ?!「ファッションセンターしまむら」ですか?。そして、BGMがなぜかデュラン・デュランの有名曲の改編脱力ヴァージョンってのも意味不明。2011年のこの暮れにCMでひょっこり師と再会できたことは何よりものオレへの「歳暮」となったわけですが、どこかすっとこどっこいで間抜けな後味が、今、確実にオレの中で苦味へと変わりつつある。どうせならあんな安っぽいCMなどに出ず、「アヴァロン」(ROXY MUSICの'82リリースの名盤)の彼方の楽園で大橋巨泉よろしくウッシッシと隠居生活でも送っていてもらいたかった、と、切に思うわけです。
※そのCMはコチラをクリック


 さて、2007年の暮れに自主制作でリリースしたダンボール・バットのCD「コンピュータ・ベルリン」。これの在庫が家にまだ大量に残っていてどー処分していいものか悩んでいる矢先、そのCDの配給を委託していた会社(「問屋」さんってことです)からCD「返品」のFAXが今日届く。年末恒例「倉庫」の大掃除中だそうで、動かない(売れない)商品を委託元へ強制的に返品している様子。返品の理由は一言も書かれていないものの“売れない商品をいつまでも倉庫に置いてさしあげるほどウチはボランティア精神に溢れた会社ではありませんよ”、ということを暗黙のうちにおっしゃているわけです。資本主義社会。売れないものはゴミ同然。いや、「同然」ではなく、ゴミそのもの。当然の措置でありましょう。誰を責めるわけにもまいりません。それにしても、倉庫からは大量に返品されるは、間もなく新作のCDが出来てくるわで、もうCDの置き場所を確保するのも難しく、在庫CDのために家賃を払っているような有様。CDを積み重ねてベッド代わりにでもするか、CDをベランダに並べて太陽光発電パネルに利用できないものかと思案中。ダダっ子、キム・ジョンイル死去の臨時ニュースに「悪人」も死んでしまえばただの骨と皮。その辺の花壇にでも埋めれば土の肥やしにでもなれるだろうが、こんなCD土に埋めたところで不法投棄で捕まるのがオチ。なにか良い案あったら教えてください。なんとも世知辛い世の中であります。



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▼今夜のBGM▼
香港のバンドのPVですか?映画「Mr.Boo」の一場面ぢゃございません。ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」から遡ること三十と余年。ムーンライダーズの1978年リリースのアルバムその名も「ヌーベルバーグ」収録の1曲。そんなライダーズのギタリスト白井良明さんからダンボール・バットの「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」に対して「ムーンライダーズより、好きだな!」との無理矢理なコメントを頂戴したわけですが、このPVん中の、アレ?どれだ良明さん?消去法で行けば左から2番目の一番“人相”の悪い人ですね(笑)。なんかどこぞのパンクバンドの人みたいですが、78年と言えば時代は東京ロッカーズでしたもんね。
♪ジャブ・アップ・ファミリー/ムーンライダーズ('78)





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http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2011年12月12日月曜日

磁性体の中のオレはゴー・ダウン・モーゼ!と言った。



近所のセブンイレブンに買い物へ行ったら、おニャン子クラブぢゃなくて女子十二楽坊でもなくてAKB48のみなさんがにぎにぎしくお出迎えしてくれて、クリスマスケーキやらなにやらをうるさいくらいに薦めてくれました。それにしても今年は震災の影響か例年に比べ街を歩いていてもクリスマスの馬鹿騒ぎムードが若干控えめなような気がしますが気のせいでしょうか?高円寺の商店街のスピーカーから流れてくる山下達郎やワムの曲を脱力感たっぷりにインスト化したBGMの音量もいつになく控えめなのは気のせいでしょうか?キリスト教徒でもないオレが異教徒の祭り事に毎年イラつかせられるこの季節、これくらいのムードならまだ許せるような気がします。それにしてもこの季節、節電が騒がれる中、電球の個数を減らしてまで、電球をLEDに変えてまで、それでもクソ意地になって街中を悪趣味にライトアップする輩の神経が分かりません。一方そんな「捏造」された安っぽい演出目当てにまるで誘蛾灯に誘われて飛んでくる羽虫の如き集まってきてはそれらを眺め薄っぺらなシアワセ気分に浸っている自称中流階級諸氏カップル及びファミリーの神経も分かりかねます。そういう捏造されたイヴェントを何の疑いもなく心から楽しるニンゲンだけがこの社会で生きてゆく資格を与えられているような気がします。「嫌味でしょうか?」「“ひがみ”です」。おお神よ。ゴー・ダウン・モーゼ!今すぐライトアップをライトダウンし静寂で平穏な街並みに戻したもう。ゴルゴダの丘から逃げ延びて、青森県三戸郡新郷村に眠っているというイエス・キリストもきっとそう思っているはず。


さて、部屋の隅をガタガタかき回していたら20年前のデモテープが出てきた。しなびたカセットテープの背ラベルにはマジックで書きなぐった90年~91年というヨレヨレの文字が。タイトルの書かれているものいないものを含めて12,3曲入っている。恐る恐る壊れかけたラジカセにセットしヘッドフォンで真夜中にコッソリ聴いてみる。20年前の自分の声(あんまり変わっていない・・・)と共にカセットテープの茶色の磁性体の中に封印されていた当時住んでいた場末のアパートの湿り気や匂い、空気感までもが再生され、鼓膜を通して20年後の自分の体内にフィードバックさる様は、なんともいたたまれないようなこそばゆいような気持ちで一杯になる。90年~91年というと、ダンボール・バットが自分と現ギターのサムソンとの二人組みのユニットから4人組のバンド編成へと移行するかしないかのちょうどその頃。もちろん、テープにはオレの声に寄り添うようにサムソンのギターの音が被さっている。割と形になっているものもあればスケッチ程度の曲もある。が、総じて稚拙。低レベル。が、捨て去るには惜しい曲もなくはない。ちょっと手を加えれば今でもイケそうな曲もある。サイケ風にガレージ風にエレポップ風にアコギの弾き語りに当時流行っていた「マンチェスター・サウンド(マンチェ・ブーム)」を模倣したようなリズムの曲ありで、当時から自分の作る曲にはまるで一貫性がなかったことを痛感。さらに意味不明な曲も2,3個発見。当時の製作意図が全く不明な曲。究極は、「アンタの事が好っきやねん」なんて20年前の自分に関西弁で歌われた日にゃショック死寸前。ダンボール・バットが関西弁っスよ(笑)。ありえない。そもそもなんで関西弁だったのか?察するに当時好んで聴いていた笠置シヅ子(1914年(大正3年)- 1985年(昭和60年)没。日本の歌手、女優。戦後、「ブギの女王」として一世を風靡した。代表曲「東京ブギウギ」)の影響ではないかと思われるのですが。いずれにせよ、こうして20年前の自分とヒッソリ静まり返ったミッドナイトに対自核byユーライアヒープ。音は今より拙いかもしれないが(単に機材が今よりショボかったという問題だけなのかも・・・)、しかし、やってることは当時からあまり変わっていないような気もする。あまり進化していなような気もする。この20年間オレは何をやってきたのかと深夜にコックリさんにつままれたように呆然とする。せいぜい少しは気の利いた言葉で作詞が出来るようになったことと、テンション・コードの2つ3つが分かるようになったことぐらいの微々たる差でしかないのではないか。20年前学校の校庭に埋めた卒業記念のタイムカプセルよろしく今頃になってポッコリ出てきたカビくさいカセットテープはオレに何を言いに来たのか?「20年後のボクへ。20年後のボクはロック・スターになっていますか?武道館で客席を満員にしていますか?」・・・カセットテープの中のオレよ、残念ながら答えは「NO!」だ。20年後のオレはただの負け犬ロッカーだ。ただの自惚れ屋だ。ただのしなびたウンコの付いたブリーフだ。ただの乞食だ。阿呆だ。なにも変わっていない。“なにも足さない、なにも引かない”・・・まるでどこぞのウィスキーのCMの宣伝コピーのようなオレだ。まあ、それもいいだろう。許せ。未来は明るいだけじゃない。



▼今夜のBGM▼
先週に引き続き手前味噌であいスミマセン。昨年UPしていたダンボール・バットの「狩人だから」という曲のPVなんですが、このたび、ニューアルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』(2012年1月31日発売)に収録されているものと同じ“最新音源”に差し替えたものをUPし直しました。映像自体はほとんど変わっていませんのであしからず。沢田研二のテクノ歌謡名盤「ミスキャスト」のアウトテイク曲風情を目指して作ったニューロマンティック風ナンバーでありますがいかんせんオレの色気が足りておりません。ところでダンボール・バットのニューアルバムのジャケは只今、常盤響センセイの手により鋭意制作中!しばし!
♪「狩人だから」/ダンボール・バット(2011)





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ダンボール・バット今年最後のライヴ決定!!
ギラギラに年越しっ!シット!シット!シット!
12月26日(月) @
東高円寺UFO-CLUBにて
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他

※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃です。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は2012年1月31日発売です。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)




▼DANBALL BAT最新PV▼
「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2012年1月31日発売アルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」より)



▼DANBALL BATライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 6.12.2011






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2011年12月5日月曜日

姑息な男の歌で北海道炎上。



疲れがドッと出る。1年間続いたレコーディングが終った日よりもヘンな疲れがドッと出て二足歩行もままならない。ダンボール・バットの年明け1月末日発売のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」のライナーノートを依頼していた湯浅学センセイと岡村詩野センセイのご両人から、ようやく昨日、まるで二人申し合わせたかのように何事も無かったかのように原稿が順次到着!「ウォ~!やっと来たっ!クソっ!」オレはその場で叫びました。そして気が抜けその場でぶっ倒れたわけです。いや~、ホント長かった!多忙なおふた方から原稿を回収するのは困難を極め、締め切りをとうに過ぎても原稿はいっこうに届かず、三流出版社の“原稿取り”よろしく電話やメールでの「催促」も何度か続けるうちに気が重くなり胃も痛くなり、それでも待つこと約3週間、やきもきもしました、ガケから飛び降りることも考えましたがこうして待った甲斐がありました。普段、普通に海外の有名アーチストのCDのライナーノートや雑誌などに評論を書いているお二方に、ウチのような場末のバンドの薄っぺらな自主制作CDに、ほぼボランティア同然でライナーノートを書いていただけるっていうだけでも奇跡なのに、さらに何度も催促までして、実に身分もわきまえずに失礼至極な話ではありますが、しかし、こっちとしても発売日ももう決めちゃったもんだから、それはそれ、これはこれ、って感じでこの3週間、今日も来ない!ああ、今日も来なかった!・・・と、届かぬ原稿を妄想しながら毎日ため息をついていたのであります。そして、届いた原稿はというと、湯浅さんの原稿はいつもながらの悪い夢を見ているような半ばムーディーなケンカ腰のような「湯浅節」。岡村さんのはダンボール・バットの前回のCDの時に書いていただいたタッチとはガラリ雰囲気の違う重厚な語り口がちょっと意外。いずれにせよ、この二つの原稿を自分のCDに掲載できることは至極光栄な事であります。「ハク」が付くと言うか、これでCDの「格」が一つ上がったような気になっています、ボク。「ボロは着てても心は錦~」♪・・・とは、水前寺清子の古い歌でありますが、それはケース・バイ・ケース。(CDの)中身が薄っぺらな分、外見で見栄を張る。外見がいいとなんか中身も良さそうに見えてくる。そういう場合だってあるわサ。ライナーノートが立派だと中身が説得力を増してくる。実に姑息な手段!さらに言えばジャケがカッコいいと中身もよさげに思えてくる。ということで、残るは、カッコいいジャケット!イエェーイ!常盤響センセイが今頃必死んなって作業にあたって下さっているハズ!ロキシー・ミュージックとスパークスの有名ジャケをミックスしたパロディ・ジャケという時代錯誤も甚だしい無理難題なジャケを目指し心血注いで頑張っていただいている模様であります。過去には電気グルーヴやらエルマロなんかのジャケも作った天下の有名フォトグラファー常盤響にそんなもん作らせてバチ当たりそう!しかも、言っておきますが、今回、オレを含めメンバーは一切ジャケットには顔出しません(内ジャケには載せますが)。オネーチャンの“デルモ”・・・そこは逆さまにしないでいいから・・・“モデル”のみの登場です。ダンボール・バットのジャケにギャルですよ、ギャル!前代未聞。しかも「裸」(多分)!!そして、値段が見開き紙ジャケ仕様で1200円!って、アータ!そう、ダメ押しにジャケで釣って、値段で買わせようっていう、どこまでも姑息な手段でいきまっせ!姑息な男でスミマセン!オレは姑息ロッカー!

追伸:今夜、北海道のノースウェイヴとかいうFM局のとある番組内でダンボール・バットのニューアルバムから「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」がOAされるという情報をその番組でDJをされている岡村詩野さんから頂戴しました。22時から放送の番組だそうです。OA後、放送局に問い合わせ殺到、そして、祈・北海道炎上!素晴らしい!ありがとう詩野さん!




▼今夜のBGM▼
手前味噌であいスミマセン。2年前ぐらいにUPしていたダンボール・バットの「シュトラウスは夜に殺せ」という曲のPVなんですが、このたび、ニューアルバム『馬鹿ヌーヴェルヴァーグ』に収録されているものと同じ“最新音源”に差し替えたものをUPし直しました。映像自体はほとんど変わっていませんのであしからず。
♪「シュトラウスは夜に殺せ」/ダンボール・バット(2011)




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■ダンボール・バット今年最後のライヴ決定!!
ギラギラに年越しっ!シット!シット!シット!
12月26日(月)@
東高円寺UFO-CLUBにて
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
PM18:30 OPEN PM19:00 START
競演:
オソザキ天使
ある日蔵の中
ハニワニバイシクル、他



※ダンボール・バットの出演時間はPM9:30頃になる見込みです。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は11月末発売の予定でしたが2012年1月末日に延期になりました。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル





▼DANBALL BAT最新ライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 12.6.2011






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2011年11月29日火曜日

白い家族にだまされろ。



昼に巨大なアンパンを喰い、なぜか3時のおやつ(?)にシベリア(羊羹(ようかん)を三角形のカステラで挟んだお菓子)喰ったもんだから、なんか今頃んなってちょっと胸焼け。緑茶を大量に飲んで胃袋洗浄中。そういえば、プロ野球の日本シリーズってソフトバンクが勝ったんですか?って今頃スミマセン。いや、野球なんて(だけでなくスポーツ全般)鼻くそほどにも興味ないんですが、中日に勝ってもらいたかった。いや、勝つのは中日でもどこでもいい、ソフトバンク以外なら。あの孫ナニガシ氏のニタつく顔を想像するとなんか気分悪くなるんです(笑)。別に深い意味はなく、単なる貧乏人の“ひがみ”なんでしょうが。日頃、YAHOOにもお世話になってますしっ!ちょっと前に電車の中刷りのどっかの週刊誌の見出しで大ウケしたのが「白い家族にだまされるな!」ってやつでした。内容は忘れましたが、孫ナニガシ氏についての良からんネタが掲載されていた記憶があります。それにしても、カネにモノを言わせての、有名芸能人を次々大量投入した一連のCM。最近ではウルトラマンに果ては宇宙飛行士の古川氏まで買収し(買収してないって!)、そのエスカレートぶりは回を増すごとに加熱。CMが登場した最初の頃は笑って見ていたものの最近は食傷気味というかエゲつなさばかり目に付いてなんだか「悪意」すら感じます(例の「100億円」は結局寄付したんでしょうか?)。YOU-TUBEを探索していたら面白い動画にぶち当たりました。どんな動画かと言いますと、ソフトバンクの白い犬を使った一連のCMは日本人に対する「復習」の意味が込められているんだという、なんか、キリストは実は日本に渡ってきて青森で死んだっていう説に匹敵するような斬新な新説を唱えている人がいらっしゃいまして、そりゃあんた考えすぎでしょ、阿呆ぢゃないの?って、善良な市民の皆さんから激しい突っ込みが入るのは必至ですが・・・▼
http://www.youtube.com/watch?v=38S-OoLDsOA&feature=related

さて、ダンボール・バットのニューアルバムの進捗状況ですが、ライナーを依頼している湯浅学・岡村詩野の両センセイからは再三の催促にもかかわらず未だ原稿来ずでナシのつぶて状態。出版社の原稿取りの人の苦労が分かります。ほんと、もうヤバイんです!って、小便ちびりそうな子供みたいな声で訴えても「暖簾(のれん)に腕押し」とはこのことです。崖っぷちまで待ってそれでも来なきゃ諦めます。もう発売日は1月31日に決ったわけで、CDのプレス業者の年末年始の営業日のカラミとかもありますし、ほんとヤバイんです。いやはや、もう疲れました。待たされるだけ待って、それでも待った甲斐のある文章を書いて頂けるっていうことは分かっているんですがね、正直泣きたい気分。そんな中、今回のCDの帯を飾る名コピー文をROLLY(ローリー)さんから先日頂いたのに続き、歌詞カードに掲載させていただくべく、ムーンライダーズの名(迷)ギタリスト、白井良明さんからも勿体ないハナムケのコメントを頂戴しました!

「ムーンライダーズより、好きだな!」
            by 白井良明

もちろん、本心からおっしゃっていないことは見え見えですが(笑)、鈴木慶一氏が見たら波紋を呼びそうな名コメントを頂戴しました。そして、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ムーンライダーズは先ごろ無期限活動休止宣言を出したばかり。ということで、ライダーズでの活動が無くなった分、その浮いた時間でダンボール・バットの次回作のプロデュースをお願いします!と、良明さんにしっかり売り込んでおきましたが、ローリングストーンズが内田裕也主宰の年末恒例「ニューイヤーロックフェス」に出場するために浅草のストリップ劇場に来日なんてことが絶対ありえないのと同じくらい実現不可能だってことは分かっておるわけですが、沢田研二のテクノ~ニューウェイヴ歌謡の超名盤「ミスキャスト」のプロデューサーでもあった良明さんにあんなアルバムを作ってもらえたらオレもエーゲ海で死ねるかも、なんて意味不明の寝言を言っているボクちん。孫さん、怒らないでね。南無。







▼今夜のBGM▼
こんなBGMをバックに安い酒とキザなトークで今夜もボディコンのディスコ・クィーンをモノにしちゃおうっていうの?一途で純情そうな感じがでDEVOなんかより好感が持てます。玄関の壁にはヒロヤマガタでなくペーター佐藤の絵が似合います。
♪Running in the city / SPACE ('78)






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■ダンボール・バット今年最後のライヴ決定!!
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12月26日(月)@
東高円寺UFO-CLUBにて
前売り¥1500 当日¥1800 いずれもDRINK代別途¥500要
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※ダンボール・バットの出演時間確認中。多分PM9:30頃になる見込みです。
前売りのご予約はこちらからお気軽に!
(前売り予約をしたものの、当日都合でお越しになれない場合の当方へのキャンセルのご連絡、及びキャンセル料は不要ですので、お気軽にお申し込みください)


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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は11月末発売の予定でしたが2012年1月末日に延期になりました。
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http://danballbat.cside.com/


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「アポカリプス・ドゥ・オア・ダイ」/ダンボール・バットfeat. イライザ・ロイヤル





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2011年11月22日火曜日

ビタミンCをエーゲ海に捧げろ。



「何度も話してきたけど、頭をさましてくれるドラッグが好きだ。立ってられなくなるような、ダラけるのは嫌なんだ。ずいぶん時間のムダに思えるからね。グラスのように鎮静作用のあるスローなやつは嫌いだ。眠るのが嫌なんだよ。起きていて、ずっと仕事しているほうが、だんぜんいい。」(1976年2月)・・・先日、近所の古本屋の100円コーナーで見っけた「異星人デビッド・ボウイの肖像」なるボウイの中途半端な伝記本に載ってたボウイの発言。まったく同感であります。基本的に寝るのキライなんです、オレ。ほんとムダな時間ですよ寝ている時間って。とは言え、オレみたいな貧民屈の下層労働ミュージシャンの場合、昼間は音楽とは全く関係のないゴミ仕事に従事せざるを得ないわけで、その昼間の時間が最もムダな時間と言えるわけですが(とは言え、仕事中もヒマを見つけては作詞やら曲のアレンジの構想を練るのは日常茶飯事!)、それにしても、眠る時間をもっと短縮できるのなら、1日、30分くらいしか寝なくても生きて行けるならそれに越したことはないなと日頃思っている人間であります。だからと言って覚●剤とかオレに薦めんでください(笑)。ボウイがなんのドラッグやってたのか知りませんが、場末ロッカーのオレがたしなむのはせいぜい抗ウツ剤とタウリン3000ミリ入りのリポDもどきのドリンク剤に安い酒のチャンポンミックス。これじゃ覚醒どころか逆にヘコむだけのような気がしますがね!!

ココ最近は、ダンボール・バットの年明けのCDリリースに向けた事務作業に追われているわけですが、ひたすらレコーディング作業に追われていたつい先日までの忙しさと比べれば多少余裕をぶっこくヒマも出来、買ったまま読まずに放置してあった本の山の中からアレコレ引っ張り出しとっかえひっか読んでおります。この歳んなって別に「悟り」を開こうってわけじゃないんですが、偉い宗教学者の先生が書いた宇宙的に難解な「禅」の本から、麻雀入門の本、「長距離ランナーの孤独」で有名なアラン・シリトーの長編に、いまさらながらの寺山修司の「書を捨てよ・・・」、レイ・ブラッドベリのSF本、果ては古本屋で今どき十円で売られていても田中康夫の「なんとなくクリスタル」よろしくもはや誰からも見向きもされない池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」なんて軽~い本まで日替わり同時進行で併読中。「エーゲ海に捧ぐ」なんてのは終始“女性器”の描写で終っちゃう話で大した内容もなく読み終わった後にもナンにも残らない、ドライな感じがまあイイんですけど、たまたま、ヘッドフォンでCAN(カン)の「EGE BAMYASI」('72)なんて聴きながら読んでたら妙に合うんですね、これが。エーゲ海がどーしたこーしたと池田満寿夫が女体の描写をしているところに耳からはダモ鈴木が日本語英語みたいな発音で「ビタミンC~♪」とか歌ってるのが聴こえてきて。不思議な感じでございました。

さて、ダンボール・バットの年明け発売のニューアルバムのほうも、そろそろ、諸先生方に依頼している「原稿」の回収に入らないと時間的に厳しい状況になってまいりました。連日、先生方には「催促」のメールやら電話をしているところでありますが、なかなか締め切り通り集まらないのが世の常。もちろん、みなさん、お忙しい中、カネにならない、ボランティア同然のオレの依頼を快く引き受けていただいているわけなのでオレもあまり強く言えないわけですが(笑)、いずれにせよ今週・来週がヤマになりそうであります。さっきもライナーを依頼している湯浅(学)さんに電話したら「あっ!しまったっ!すっかり忘れてたっ!明日やるっ!」。って、オイオイ(笑)。センセイお願いしますっ!・・・ そんな中、CDの「帯」を飾る“コメント”を頂こうと某ミュージシャンの方に以前からお願いしておったのですが、おととい、無事、ステキなコメントを頂戴し、ホッとしていたところであります。中身がショボイ分、“見てくれ”だけは、つまりジャケや帯だけでもせめて気の利いたものを、花のあるものを、というオレ流のセコイ考えでありますが・・・。

モダンポップの真の伝承者発見!
クローゼットの奥から発掘されたVHSのごとき、妖しく華麗なサウンドが君を突き抜ける!
                       ・・・ by ROLLY(ローリー)






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▼今夜のBGM▼
ダンボール・バットも結成24周年で威張っている場合じゃありませんや。1970年の昔から今も現役で宇宙をさまよっていらっしゃる。しかし、こんな軽い(いい意味で)R&Rチューンをやってたってぇのは知りませんでした。鼻歌まじりでグラムってます。偉そうな司会のマーク・ボランが「ホークウィンド!」って紹介するシチュエーションが渋すぎです。
♪QUARK STRANGENESS AND CHARM / HAWKWIND ('77)




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2011年11月15日火曜日

女王様と屁たれロッカー、やるか死ぬか。



あの乳酸菌飲料の「カルピス」からもついにセシウム検出!なんてニュースが今朝TWITTER上で流れておりました。きのうは会社の社食で定食のカレイの甘酢あんかけを喰ったんですが(油で香ばしく揚げてあったので骨までポリポリ美味しくいただきました)、今、魚ん中で一番ヤバイのはカレイだとかヒラメなんだそうです。原発から放出された汚染水に含まれた放射能物質が時間の経過とともに水深の深いところまで徐々に降りてきていて、今、海底のドロなんかに吸収され始めているらしく、海底付近をへばりつきながら泳いでいるカレイやヒラメに影響が出始めているって、文春だか新潮だか忘れましたが週刊誌に載ってました。まあ、われわれ一般庶民はもはや何を飲んでも喰ってもムダなあがきってことでしょう。

さて、ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」の年明け1月末日発売に向けてのギリギリの調整が続いておりまして、ライナーノートの原稿をお願いしている諸センセイ方に催促の連絡を入れ~の、帯にコメントをいただくべくお願いしている某ミュージシャンのマネージャーの方にも催促の連絡を入れ~の、ジャケットを担当してくださっている常盤響さんや、CDのプレス業者、配給会社の方などとも年末年始のスケジュールの確認等の連絡を取り合い~の、それと並行して、2月中旬に一応開催する方向で動きだした「レコ発」イヴェントに出ていただきたいゲストの方たちへの出演交渉をやり~の、ニューアルバムのPVの撮影&編集をやり~の、etc。ここんところ仕事帰ってきてから寝るまで自宅のPCにかじりつきっぱなしの状態が続いております。新曲なぞ悠長に作るヒマなどこれっぽちも無い状況であります。やっぱり、事務作業専門のカイリー・ミノーグかサマンサ・フォックスみたいな美人スタッフが一人、二人欲しいところであります。そんな中、ようやく1本PVが完成いたしました。制作日数約2週間(撮影込み)。制作費約2000万円でなく、2000円(スタジオ代と電気代)。かのルーカス・フィルムの技術協力のもと、最新のSFXを駆使し、あの名作「トロン('82)」(2010年公開のリメイク版はクソ)をも凌ぐ、そして最近の話題作、「はやぶさ」にもけして引けをとらない映像が完成いたしました。曲はニューアルバムの中のハイライトの一つ(メンバーからはいろんな意味で“賛否両論”!)「アポカリプス、ドゥ・オア・ダイ(←直訳すれば「黙示、やるか死ぬか」)」(作詞作曲:AMI)というナンバーで、実際のヴァージョンは約6分あるんですが後半を少々フェードアウトした仕様になっております。ゲストで参加してもらったトラッシュ・パンク・バンド「エコダムド」のイライザ・ロイヤル嬢との異色のデュエット・ナンバーであります。カノジョ、本業はなんと言ってもSMの女王様でございますんで、くれぐれも失礼のないよう、後々PVの仕上がりが不満でムチ打ち責めにあうのはちょっと勘弁なので気合入れて作った挙句がなんともこの完成度でして、少々ビビリながらもカノジョに観てもらったんですが気にいってもらえたようで一安心しているところざんす。ジョージ・ルーカスもどこ吹く風といいますか、この仕上がりに、草葉の陰でスタンリー・キューブリックとホーキング博士も泣いている、いや、喜んでいただいているかと思います。サウンドや歌詞にはちょっと輪廻転生のテイストも薄っすらと匂わせて遠藤周作の「深い河」を読みつつ土星の輪の上でレオタード姿のアイリーン・キャラが頭の上からバケツの水をザップリかけられているような宇宙空母ギャラクティカとサイババとニール・ヤングとリディア・ランチの邂逅のような抒情詩溢れるエセ・パンクな1編が出来ました。次は、アルバムタイトル曲「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」のPVも来月になったら作ろうかと思っておりまして、こちらにはちゃんとオレ以外のメンバーも登場する内容にしようと思っています(メンバーからクレームが出ないうちに!)。お楽しみに。しかし、曲作って、詩書いて、歌って、録音して、ミックスして、営業やって、事務作業こなして、TWITTERやブログで宣伝やって、PVの撮影に編集までやってと、一体一人何役こなさねばならないのでしょうか?大島渚もビックリです。愛のコリーダなんて歌ってる場合ぢゃありません。とにかく1ミリづつでも前進せねば、です。最近、日の暮れるのが早いじゃないですか?オレなんてヘタレなんで、そんな理由だけで気持ちが沈んじまうんです。いろいろ先のことを考えると更に気が沈む。沈んで沈んでどんどん沈む底なし沼。そんな中、久々に観た映画「兵隊やくざ」でのカツシン(勝新太郎)演じる大宮二等兵のぶっ壊れた雄姿に励まされたところであります!敬礼!そして、生きろ!



▼今夜のBGM▼
というわけで手前味噌であいスミマセン。完成したばかりのPVで今夜はお茶を濁させていただきます。今年のMTV大賞はいただきです。
♪アポカリプス、ドゥ・オア・ダイ / ダンボール・バットfeat.イライザ・ロイヤル (2011)



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▼DANBALL BAT最新PV▼
滿民の敵(PUBLIC ENEMY)/DANBALL BAT feat. JON(犬)






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2011年11月8日火曜日

拝啓・野田総理、クルリンパって言ってください。



クソっ!・・・また言ってしまった。最近「クソっ!」と独りごちる機会が日ごとに増しているような気がします。会社にいる時にはさすがにクソっ!とは口に出せませんが、ウチに独りいるときは言い放題。新宿の雑踏を歩いている時にもポロリ。ほんと最近つまらない事ひどい事気が滅入る事が多過ぎます(・・・オレの勝手な被害妄想も含む)。クソクソクソっ!

あ、今、TVニュースでわが国の総理大臣殿の顔が映っていますが未だに名前が覚えられません。多分一生覚えられないような気がします。ダチョウ倶楽部のクルリンパっの人・・・えーと、上島竜兵にも似ているし、森繁久弥の主演で人気を博していた東宝の名喜劇映画「社長シリーズ」(オレも大好きな映画です)での部長役でおなじみだった加東大介にもクリソツだったりするんですがいずれにせよ存在感が希薄ですね、今回の総理大臣。しかも例の「どじょう」発言って実は相田みつをの作品から引っ張り出してきたものだったってぇのをつい最近知りまして、まあ、結局その程度かと、クルリンパにはだいぶ期待外れであります。そういえば、ちょっとまえにどっかの雑誌の電車の中刷り広告の特集記事の見出しで<「相田みつをと金子みすず」の世界~二人の思想はなぜ日本人の胸に迫るか>という酷い見出しを目にし憤慨した記憶があります。読んでも胸に迫ってこないオレはどうやら日本人失格のようです。「心なんてきたならしいものは/あるもんかい。いまごろまで。/はらわたもろとも/波がさらっていった。」 金子光晴(『くらげの唄』より)。オレの胸に迫るのはどっちかっていうとこういう詩よ。

さて永らくお待たせしちゃってるウチのバンド「ダンボール・バット」のニューアルバム『馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ』ですが、先日、無事に配給会社とのケイヤクが終わり、これでなんとかアマゾンやら全国のCD屋さんへのウチのCDの流通販路が決り少しホッとしているところであります。しかし、決ったといってもウチのCDを店に置いてくれるかどうかはあちらさん、つまり先方のCD屋さん次第なわけで、けして配給会社が手厚い「営業」(売り込み)をやってくれるわけではないのです。ウチと同じ配給会社を使って元ゆらゆら帝国の坂本くんのソロ作もリリースされるみたいで、まあ、坂本くんのCDなら「是非、当店でも扱いたい!」と引く手あまたな状況になるのは明白ですが、それに対してウチのCDが半年もたたないうちに産業廃棄物の山の中で発見される確立は相当なもんだろうと自負しております(そうならないことを祈るのみ!)。ところで、肝心の発売日ですが、配給会社との打ち合わせの結果、延びに延びて年明け1月の末日になる予定です。ただし、現在、常盤響、湯浅学、岡村詩野、他の諸センセイ方に発注しておりますCDのジャケやらライナーノートが出来てくるのを「待ち」の状態でして、それらの進行具合で発売日がまた変わってくる可能性も無きにしも非ずということで待っていてくださるファンの方(・・・なんて片手の指に収まる程度の数くらいしかおりませんが)には申し訳なく思っておりますが今しばらくお待ちください。そして只今ニューアルバムにあわせたPV作りに入っております。PVと言っても1万円くらいの編集ソフト使ってPCで作るいつものショボイあれですが、3本くらい作ろうかと思っていまして、間もなく1本完成する予定です。クロマキー機能を使ってPVの背景を宇宙の画像に差し替えてみたりしているんですが、素人の撮影な上にどーにも安いソフトなもんで背景の宇宙の画像とキレイに合成できず50年前くらいの東南アジア製のSF映画みたくなっちゃいましてどーにもこーにもです。オマケにソフトが「重くて」すぐフリーズするもんでなかなか進まずオレのストレスも沸点に。とは言え、なんとか次回のブログの更新の際にはご披露できるかと思いますのでこちらもお楽しみに。この1年間のハードなレコーディング作業(と、勿論、昼間の会社での奴隷仕事)のせいで、どうも坐骨神経痛を患ったようで長い時間座っていると尾骶骨の周辺に痛みが走る症状が続いており、PCにかじり付いてPVの編集をやっている最中も立ったりしゃがんだりYOUTUBEで見つけた坐骨神経痛に効くらしいストレッチ体操をしたり落ち着かない状態です。タクシーの運ちゃんならとも知れず、坐骨神経痛持ちのロッカーなんて聞いたことないですけどなんともみっともなく天国のジョー山中に顔向けできません。ジョー山中で思い出しましたが、角川映画の「人間の証明」('77)先日またケーブルでやってたんで観ちゃいました(ちょくちょくやってます)。大した映画じゃないんですけどね(笑)、刑事役の松田優作の演技とジョー山名が♪ママ~、ドゥユリメンバミ~って歌うテーマ曲(とそれが流れるエンディング・シーン)がいいんでTVでやっているとつい観ちゃいます。

ところで、「レコ発」はどうするんですか?CD発売記念のレコ発イヴェントです。なんかもう尻が痛いと思考回路も働かず、オマケにこの1年の作業で全部エネルギー使い果たしレコ発のことなど正直考えられない状態です。自主企画でイヴェントやると、今日はどんだけ赤字になるんかな?って言う、主催者としてはハコ代(ライヴハウスのレンタル料)のカネ勘定のことばかり気になってライヴに集中できないのがイヤなんですよ。気がちっちゃいと思われるかもしれませんですが、前売り発売開始30分でソールドアウトなんてバンドだったらそんなクソ心配など不要なんでしょうけど、毎回ライヴハウスの目を気にし、常に集客にヒヤヒヤしているウチのような場末のバンドにとっては大問題なんです。それでもせっかくCD出したんだからやるべきでしょう、ってことになれば、2月中旬ぐらいになんとか、と、痛い尻にムチ打って「渋々」考えている所であります。おっとその前に、本年度最後のライヴを年の瀬ギリギリの12月26日に急遽やることに(詳細まだ未定)。クリスマスと大晦日の2大行事に挟まれたまるで世間からは忘れられたエアポケットのような日ではありますが、ダンボール・バットの暑苦しいライヴで盛り上がってイイ年迎えてください。是非足を運んでいただければ幸いです。しかし、つい先日までセミの鳴き声聴きながら暑さにうだっていたのにもうジングルベルですか?!サンタクロース・ゴー・ホーム!この季節ばかりは日本国中がヒンズー教徒の国にでもなってロクでもないクリスマスのバカ騒ぎを追い出していただきたい妄想にかられます。人間だもの、何か?


▼今夜のBGM▼
サイケだガレージだモンドだうんぬん、すぐにジャンル分けしないと気が済まないのが人のさがですがこちらの珍客は相当な困ったチャンです。何を考えているのかフランス人。これを聴いた後ではピンクフロイドの原子心母がティッシュで作った鼻をほじくる「こより」が起こす微風の如くに軽く感じられます。アンジェラアキやらいきものがかりだとか当たり障りの無い背骨がないような歌ばかりを学校の合唱コンクールで歌わされて情緒不安定な子供が増える前にこういうアグレッシヴな曲を文科省課題曲としたらいかがでしょうか?
♪YAMASUKI / YAMASUKI SINGERS ('71)



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※詳細未定

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▼DANBALL BAT最新PV▼
滿民の敵(PUBLIC ENEMY)/DANBALL BAT feat. JON(犬)






▼DANBALL BAT最新ライヴ映像▼
LIVE at UFO-CLUB(TOKYO) on 12.6.2011






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2011年10月31日月曜日

ボウイのミックスが気にいらないってイギーが言ってた。



ン十年、仕事一筋に仕事だけが生きがいで馬車馬のように働いてきたサラリーマンのオッサンが定年を迎え、もう会社へ行く必要がなくなり、来る日も来る日もセミのサナギの抜け殻のように廃人のように縁側に一日中座ってボケーっと日向ぼっこしている図。そんな定年退職したサラリーマンのカラッポな気分とはきっとこういう気分なのではないのかしら?というような超重量級の虚無感にここ最近押しつぶされそうになっています。もちろん、この一年、寝る間も惜しんで全てを犠牲にして続けてきたダンボール・バットの鬼畜のレコーディング作業が先週終ったからです。まさにもぬけの殻状態のボクちん。それまで背負わされていた100kg近いコンクリート製の巨大な十字架を急に背中から降ろされ、ふらつく体を両方の足で必死に支えようとするのに足が地面から1cmくらい浮いているような心もとない気分です。しかし、十字架を降ろしたとはいえ、CD発売までにはまだまだやることはあるわけでして、明日もようやくCDの配給会社(卸問屋)のアテが見つかったのでその会社に話しをつけに行ってまいります。

さて、その肝心のCDの出来具合はというと月並みな採点法で恐縮ですが、100点満点で言うと50点と言ったところでしょうか(甘めに見て)。この数字が低いか高いか。今まで「ダンボール・バット」名義で出したCDを全部足して枚数で割った平均点数が100点満点でだいたい25点なんです、オレの中では。ということは、それに比べれば単純に倍UPしているってことです。過去のCDを買っていただいた方には心苦しいのですが、今まで出したCDは「作品」でなく「デモに毛が生えたモノ」だったのでは?という気が強くします。今回のCDが初めて「作品」と言って他人に渡しても恥ずかしくない出来なのではないかと思っています。せめてデヴュー・アルバムがこれくらいのレベルだったら許容範囲ではないか、という最低限クリアのレベル(この後、2枚目、3枚目と、どんどん良くなっていくという意味で)。つまり、結成24年目にしての1stアルバムということです。まあ、次回がある保障はどこにもありませんから、24年目にしての1stアルバムでありラスト・アルバムとも言い切れなくもないわけであります。しかし、24年目にして1stアルバムってどんだけ気が狂っているんでしょうか?阿呆としか言いようがありません。石の上にも3年と言いますが石の上に24年も座っていたらコケむしてカラスについばまれ骨だけになってその骨も風に吹き飛ばされちまいますよ。それはそうと、今回のアルバムの出来に関しては、メンバーからは不評の声も一部上がっていまして(笑)、まあオレがかなり強行に独断で最後のミックスまで突っ走ってしまったことに原因があることは分かっています。かつて、オレの師匠でもあるかのレナード・コーエンがレコーディング中の自分の「仮歌」をそのまま本番テイクとして許可なしにレコードにされた、と、その時のプロデューサーだったフィル“キチガイ”スペクターに噛み付き後々まで目の敵にしたという逸話は有名です。デヴィッド・ボウイのミックスに不満で後々ミックスをやり直したというイギー・ポップの話もあります。オレも最終ミックス・ダウンの前にメンバーに聴いて貰えばよかったのかもしれませんが、そこで、また、「この音は録り直ししたい」とか不満が続出して収拾つかなくなることは分かっています。かのトッド・ラングレンもミックスダウンの時は、アーチストをミキシング・ルームには一切入れないと言います。まあ、トッド・ラングレンと場末ミュージシャンのオレとを比べるのはお門違いではありますが、とにかく、この1年間、骨身を削るようにしてやっとミックスダウンまで漕ぎ着けたのにそこでまた録り直しだなんだとやっていたら恐らく完成までもう1年はかかることになり、その途中でオレは確実に息絶えていたことでしょう。たしかにメンバーには申し訳ないなとも思ったわけですが、そこはなんとか了承してもらうほかありません。この仕上がりに納得していないのは当のオレも同じです。オレの頭の中で鳴っている理想の音にはまだまだ1万光年ほどのズレがあるわけです。しかし、今のオレが持っている素人同然の録音技術とゴミ機材と限られた時間の中で出来る最大限のレベルがコレ(今回のCD)なんです。「チープ」という言葉、個人的にキライな言葉ではありません。場合によっては「ホメ言葉」にもなります。自分が普段聴いている音楽にもチープだけどそれが味でもあり魅力でもあるレコードがいっぱいあります。ダンボールバットの過去のCDに対しても「チープでイイですね」と言われることがあります。個人的には決してイヤではないし有難くその評価を受け入れます。ただ、全て「チープ」が本意ではないということです。曲によってはわざとチープさを狙った仕上がりにしている曲もありますが、決して「チープ」が本意ではないと言うことです。ガッツリした音で録りたいし、リッチな(?)音でも録りたい。チープな音にしか録音できない環境、境遇にいる自分に対しイラ立ちを常に感じているわけです。イラ立ったところで何の解決にもならないわけで、そこを自分でどうにかしなければならないことは百も承知なのですがどうにもならない現状がなんとも歯痒いばかりであります。今回のCDも過去のCDに比べれば進歩の跡は見られるにせよ、それでも「チープ」な匂いが付きまとっているのは隠せぬ事実。そのチープさがどの程度バンドの「味」として上手く転換できているかがせめてものカギかもしれません。しかし、ン十万かけプロ環境の設備で録音してもチープな音にしか録れなかったという苦い過去も経験済み。カネさえかけりゃ必ず納得のいくイイ音に録れるとも限らないのがレコーディングの難しいところでもあり奥深いところでもあるのです。

いずれにせよ、最終判断は聴いていただくみなさんの耳です。後はみなさんの耳に委ねる事にします。それまでせいぜい耳クソかっぽじってジャスト・フォー・ア・モーメント。サンキュウ。







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▼今夜のBGM▼
地元オーストラリアじゃ有名人も東京の中古レコード屋じゃ300円均一コーナーの常連さん。中心メンバーの片割れが、かのヘヴィメタ界の大御所AC/DCのヤング兄弟とは本当の兄弟っていうオチつき(本映像の中間部でも、おなじみ“半ズボン姿”をパロってますが)。やけに熱く盛り上がる哀愁のメロはオレ好み。コアラとサーファー馬鹿だけじゃない薄曇りの似合うオーストラリアン・ニューウェイヴ。
♪hey st.peter / flash & The Pan('77)


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◆ダンボール・バットの待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」は11月末発売の予定でしたが延期になりました。
◆ダンボール・バットでは、イヴェントへの出演依頼、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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2011年10月24日月曜日

シド・バレットにビンタされた夜。



この1年間にオレが消費した「湿布」を並べると直線にしてその距離、東京・大阪間にほぼ匹敵。この1年間にオレが消費した「CD-R」を積み上げるとその高さ、サンシャイン60にほぼ匹敵。あ、これ、この1年間続けてきたダンボール・バットのレコーディングの話です。東京・大阪間にサンシャイン60は大袈裟にしても、肩・首・腕・腰・尻、etc、疲労で痛む体のあちこちに毎晩のように湿布を貼りつづけのべにすれば2~300枚は軽く消費しているハズ。同じく今回レコーディングに使用している録音機材(ヤマハの16trハードディスク・レコーダー)がめっぽう旧式のため、データ保存は毎回いちいちCD-Rに焼かなければならず、そのために消費したCD-Rは軽く5~600枚に。まったく全てがキチガイ染みたレコーディングだったわけですがその地獄の行軍も先週終了。オレの鬼のようなオーヴァー・ダビング&編集作業に旧式機材が悲鳴を上げ何度もフリーズし、最初の1台目が途中でオシャカに。2台目に乗り換え作業を続行するもそのうち今度は使う側のニンゲンが(オレ!)あやうくオシャカ寸前に。メンバーも途中入れ替わり、納得ゆかぬドラムを2度録り直し、その後かの3.11の震災、そして、続く余震に怯えながら、猛暑の夏には冷房の無い部屋で熱中症の危険と闘いながら、そして日々昼間の奴隷仕事でクタクタんなった体にドリンク剤の過剰カフェインでムチ打っての深夜までの作業の連続は、けっして大袈裟な言い方ではなく、夏の終わりとともに死んでゆくセミたちを横目に、まさに命がけ発狂寸前の作業でありました。オレのつまらぬ「クソ意地」だけがこの1年間の苦行を支える原動力でありました。そして、今、この1年間の苦しみがピンク・フロイドの♪「クレイジー・ダイヤモンド」のヒンヤリとした冷たいストリングスの響きに乗って走馬灯のように流れてゆきます。もう少しこのキチガイじみた作業を続けていたら間違いなくオレはシド・バレットに逢えていたかもしれません。そして、この1年のレコーディングで習得したことが二つ。一つはきちんとリズム・キープの取れるドラマーを使えってこと。とにかく最初の1,2ヶ月間、ヘッポコなドラムの編集・修正作業に泣かされ、後々のレコーディング・スケジュール全てに影響が出る結果に。結局その後メンバーを入れ替え録音し直すハメになったわけです。そして、学んだもう一つの事は、マスタリング業者選びは慎重に!ってことです。血と汗の結晶の音源が最終段階のマスタリングでゴミにも宝石にもなるってことを今回実感しました。まあ、ウチの場合、元々の音源がショボイので「宝石」はちょっと言い過ぎですが、とにかく業者によって仕上がりは雲泥の差。今回、危うく胡散臭い業者に引っ掛かりそうになりギリギリのところで回避。その後あちこちの業者をネットで吟味の後一箇所に絞り、先週銀座くんだりにまでマスタリングに行ってきたのですが、対応も良く、結果的にイイ仕事をしていただきホッと安堵しているところです。別に業者からお金もらっているわけじゃありませんが、マスタリングを考えている方、こちらの「東京録音」の立会いマスタリング、参考になさってください。最近ではフリクションや遠藤ミチロウやズボンズなんかもここでマスタリングしたみたいです(もちろんウチが10年近く前に出した因縁のアルバム「未来ブティック」もここでマスタリングをしたわけですが・・・)。
http://www.trc-studio.jp/price/index.html

さて、肝心のアルバムの出来具合ですが・・・
って、実はちょっと今日はもうクタクタというか眠くてキーボードを打つ指にも力が入らない状態です。「眠るな!眠ったら死んでしまうぞっ!パシッ!パシッ!(ほほをビンタする音)」とよくドラマの冬山での遭難シーンで見るような状態でして、さっきからシド・バレットに右ほほを引っ叩かれている状態なんです。レコーディングが終ったとはいえ、リリースに向けた煩雑な事務作業がまだまだ山積しており今はそれらに追われている状態です。まさに“馬車馬”状態。ヒヒ~ンと一鳴きしたところで、続きはまた次回。こりゃまた思わせぶりな終り方で失礼します。

・・・高円寺のクレイジー・ダイヤモンドより



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▼今夜のBGM▼
フランス人の「パンク」と言えば、オレの中ではゲンズブールの生き方そのものが「パンク」に他ならないのですが、一般論的なスタイルとしてのパンクをこんなトンガッたスタイルで当時実践していたバンドが“おフランス”にもいたんだと最近知って笑撃、いや、衝撃を受けたわけです。スーサイドとコント赤信号の邂逅。ノー・ニューヨークよりも早過ぎたフランスからの回答ならぬ忘年会での余興にしてはカッコ良すぎ。
♪PANIK / Metal Urbain('77)


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2011年10月17日月曜日

狂い咲きサンダー杉山。



明日は玉砕の日。この1年間戦い続けてきた負け犬の無益な戦争も明日で集結。ダンボール・バットのニューアルバムのレコーディングの話です。明日はとうとうマスタリングの日。もうどうあがいても明日が最後。録音機材の電源を全て落とさなければなりません。「やるだけのことはやった」という言葉は言い訳になるだけだから使いたくはない。やるだけのことは全然出来ていない、というのが本音。心残りがないかといえば100万個くらい心残りがオレの両肩に重く垂れ下がってブラブラ地縛霊のようにそこにいるわけです。精も根も尽き果てたとはこういう境地なのでしょうか?セミのサナギの殻のように体の中、頭の中がカラッポな感じで一杯です。さきほど、最後のミックスダウンを終え、レコーダーのSTOPボタンを押した瞬間、一瞬ですが埴谷雄高の著書にでも出てきそうな暗黒の宇宙が見えたような気がしました。気が触れたのでしょうか、ボク。とにかく明日はマスタリング。銀座のスタジオまでこんなクタクタ、ヘロヘロの状態でたどり着けるのでしょうか?明日、片手にCD-Rを大事そうに持って銀座の交差点をチベット仏教徒の五体投地よろしく、はいつくばって服もボロボロんなって死にそうな顔してヨダレと鼻血まみれんなってスタジオに向かっている奴を見かけたらそれがオレです。くれぐれも車でひき殺さないでください。

とにかく明日は玉砕の日。天にまします我らの父よ、南無。



▼今夜のBGM▼
明日の玉砕の景気づけにオレの大好きなマカロニウェスタン「ガンマン大連合(原題訳は「殺っちまおうぜ!同士たちよ!」)」(70年イタリア映画)の宣伝PV。なんてったってエンニオ・モリコーネの珠玉のテーマ曲に血がたぎる。ちくしょー!みんなやっちまえ!ぶっこわせ!狂ってるよアンタら!消費税10%!?年金支払い開始年齢70歳!?どうせ貧乏人はセシウムで全滅!狂い咲きサンダー杉山っ!
♪Vamos A Matar Companeros('70)


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2011年10月4日火曜日

真っ赤な血尿、真っ赤なスカーフ。



先日、家の近所を走る青梅街道の道端の街路樹の下で道路に向かって忍者が術を使うときにするような不思議なポーズのまま一心腐乱に何事かを念じている人を見かけました。しかも夜にです。別にその場所で交通事故があって人が死んだとかそんなことは全然ないのですが、その人にだけは何かが見えていたのでしょう。福島の原発事故以来それまで一度だってマスクを付けているのを見たことが無いのにカゼでもないのにこのクソ暑い夏の間中を通り越し今もずっとマスクを装着し続けている人が会社にいます。しかも、日々の放射能だとかセシウムの拡散状況を表示した近隣都県の地図を常に持ち歩き毎朝チェックしているっぽいのです。ここ東京でも放射能による影響は全く無いとは言えないにせよちょっと異常ではないか?普段から新興宗教系的な匂いのする人なので尚更怖いです。ああ、みんな病んでいるんだな。病んでいるのはオレだけではないんだな、と、そんな光景を目に焼き付けながら自分に言い聞かせる日々。精神的にも肉体的にもボロボロの今日この頃。書きたいことは山ほどあるのにブログ書いてるヒマもナイってことは前回の日記にも記した通り。その身も心もズタボロんなっている原因であるダンボール・バットのニューアルバムのレコーディングのほうはと言うと、その後、二転三転ありまして、危うくヘッポコなマスタリング業者に引っ掛かる寸前で回避。リーズナブルな料金に惹かれ、メールでやりとりするだけの「お任せマスタリング」にしようと、ある業者に1曲試しに音源を郵送し頼んだんですが、さんざん待たされた挙句戻ってきた音源を聴いた瞬間、足摺岬のガケから飛び降りたくなるような衝動にかられるほどの酷い仕上がりに愕然というか戦慄。「お任せマスタリング」はピンキリだと聞いていたのが現実に。やっぱりエンジニアとその場に同席して実際の音を確かめながら作業を進められる「立会いマスタリング」にするべきと速攻で決断。値段は倍以上違ってくるものの最後の最後にケチってコケたら一張羅のスーツ着たまま肥溜めに落っこちるようなものでそれこそ元も子もないですから・・・。マスタリングはレコーディングにおける最終工程であり、とても重要な工程でもあるわけです。単なる「録音物」が「作品」(もしくは「商品」)に生まれ変わるための「化粧直し」とでも言いましょうか、説明すると長くなるので割愛しますが、とにかく曲の仕上がりを左右する重要な工程です。とは言え、元の音源がショボくっちゃ、最後にどんなスゴ腕のマスタリング・エンジニアに頼んだところで鼻クソを金塊にしてくれと言ったところで不可能なように限界があるわけですが、ダメ息子を持つ親の気持ちとでも言うのでしょうか、ダメ息子・・・つまりオレがこの1年骨身を削って完成させた焼き海苔のような薄っぺらな愛すべき音源・・・・に、少しでもイイ服を着せて世に送り出したいというバカな親心みたな作用が多分に働いたりするわけです。というわけで、「立会いマスタリング」のできる業者をネットで探してようやく1箇所絞り込み決定。今月中旬にもマスタリングに行ってまいります。その業者を決めた後に知ったのですが、皮肉にも、数年前、某レーベルからクレイジーケンバンドの横山剣氏とムーンライダーズの鈴木慶一氏のプロデュースの元リリースした「未来ブティック」というCDをマスタリングしたのと同じ業者だったのです!かのアルバムはプロのレコーディングスタジオでプロのエンジニアが担当し、ン十万という巨費を投じて作ったにもかかわらず最悪のミックスで今もオレはそのことを根に持っているわですが(ウチのギターの奴いわく、「あのCDはまるで“高級なDEMOテープ”」!)、運命の巡りあわせといいましょうか、奇しくも、今回、自分が全部責任を持って仕上げた(しかも極貧低予算で!)音源を持って同じマスタリング屋に乗り込むことになったわけです。言うなればオレのリベンジ。このペニャペニャな焼き海苔がどんな具合に仕上がるか今から楽しみであります。マスタリングまで残り約2週間。今は各曲の最後の最後の「微調整」にやっきになっています。もうヘトヘトで血尿も血汗も出やしません。2箇所ほど「テンポ」の走っているのとモタっている部分が気になり(フツーに聴けば全く気にならないレベル、もしくは別にズレていないのかも・・・)その部分をこの1週間集中攻撃しているのですが、そこばっかり聴いていると全体で曲として聴けなくなり、耳もバカになってきて、なにがズレていてなにが合っているのか判断出来ない悪循環に陥り、夕べ、ギターの奴に最終判断を仰いだ所「100点満点」の評価をもらったのでひとまずヨシとして、もうこれでいいじゃないか!と自分に言い聞かせること100回。しかし、未だ納得行かず、他にも楽器の重ね忘れはないか、不要なノイズは入っていないか、etc、地球滅亡まであと2週間、佐々木功が宇宙戦艦ヤマトの甲板で「真っ赤なスカーフ」を歌っている間、オレは身を粉にして鬼畜のような作業を続けるハメになるでしょう。それが運命。そして宿命。南無。


追伸:ストーンズの「エモーショナル・レスキュー」を引っ張り出してきてチャーリー・ワッツのズレズレのボッコボコの荒っぽいドラムを聴いていたら少しだけ勇気づけられました。



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▼今夜のBGM▼
将来「食料危機」に陥ったら「昆虫」を喰うことになるそうですが、70年代末にすでにそれを予見。2丁目のオカマバーよりも無国籍。スター・ウォーズよりも遥か異空間にいざなってくれるドサ回りディスコ劇団による禿山の一夜はボッタクリなし。劇団四季よりはまともかも。
♪Jamie / mistral ('77)





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2011年9月18日日曜日

夏の終わりの自動便器とブリジット・バルドー。



節電が解除になった途端、またムダな電気の浪費があっちこっちで復活。ホント懲りない阿呆だらけですこの国は。駅に行けば、地下街を歩けば、デパートやコンビニに入れば、再び復活した過剰な照明群が、その下を、その前を通る人間たちの魂を焼き尽くし漂白しフヌケにする。空を見上げれば毒々しいネオンサインの花が咲き乱れ、ひたすら役に立たない情報ばかりを垂れ流し続けるだけのビルの壁面巨大スクリーン、etc。不謹慎を承知で言えば、震災直後の静かで仄(ほの)暗い新宿の夜が今となっては懐かしい。オレが昼間お世話になっている奴隷農場(会社)も、さっそく無駄な電気の垂れ流し復活で仮にも世間体的に多少は名の通った企業としての品位というかモラルを疑います。引き続き節電に努めています、と、入口に張り紙一枚貼っておけばいいじゃないの?1階ロビーの壁一面に埋められたデザインを優先したムダな間接照明が復活し、ずっと消されていた食堂の数台ある巨大な液晶TVも誰も観ていないにもかかわらず昼時ともなれば小堺一機のデカい鼻の穴が大写しにされ、汗だくになって大便を排泄した後は冬でもないのにウォシュレットからホカホカのお湯が肛門目掛けて噴出(つい先日までは“水”だった)される始末。それにしても、節電解除と今から世の中「浮かれて」いて、この冬どーなるんでしょうか?と、北極の白熊でなくても要らぬ心配をしてしまいます。

遅くなりましたが、残暑お見舞い申し上げます。セミはみんな死に絶えたようですがオレはまだこうして生き長らえています。そう、ウォシュレットで思い出しました。先日、喫茶店のトイレに入った途端自動で開く便器のフタに激突しました!!“自動便器”に遭遇するのは人生の中でその時が2回目。なんの心の準備もなくトイレに入った途端いきなりフタが持ち上がる様は、普段そういうシステムに慣れていない者にとって相当ビックリさせられる瞬間であります。未開の土地の原住民があの場にいたら多分ショック死していたことでしょう。さらにオレが困惑したのは「操作パネル」の複雑さ。スイッチ類がやたらついていてどこを押せばウンコが流れてどこを押せばシャワーが噴出しどこを押せばシャワーが止まるのか、尻を出したまま便座の上で操作パネルと押し問答。機械オンチのオレにとってはなかなか冷や汗ものの体験でした。便器の形も一種独特な近未来風情で2001年宇宙の旅に出てきてもおかしくないようなフォルムをしとりますな、あれは。しかし、フタの開閉までを自動にする意味が分かりません。こうしたムダな科学技術の進歩が愚かにも人間をどんどん「退化」させてゆくのでしょう。みなさんも自動便器に遭遇したらくれぐれもご注意あそばせ。


さて、疲労と過労からカラダのあちこちが痛み、中でも肩から首周辺がひどく、整体院なんかに通っちゃっているわけなんですが、肉体的にだけでなくスケジュール的にもいっぱいいっぱいで本当に首が回らなくなってる今日この頃。ブログを更新するどころかボヤくヒマすらない状況であります。好きなレコードも全然聴いてねェーなぁ、最近・・・。そして、その首が回らなくなっている原因でもある、わがダンボール・バットのニュー・アルバムのレコーディングのほうは、最終的なミックス・ダウンがなんとか今週一杯をメドに完了する見通しがついたものの、その次の工程である「マスタリング」を頼もうと思って当りを付けていた業者の対応が思わしくなく、別な業者を探している最中なのであります。それと並行して、CDのプレス業者を選定し、ジャケットの写真とデザインをデザイナー氏(前作に引き続き常盤響センセイ)に発注し、CDに同封するライナー・ノート(解説)を音楽ライター氏(前作に引き続き岡村詩野&湯浅学の両センセイ)に発注し、CDの帯に“寄せ書き”を頂こうと、某ミュージシャン氏(ヒ・ミ・ツ)にコンタクトを取りお願いメールを送り、それよりなにより肝心のCDのディストリビューター(全国のCD店やアマゾンなんかにCDを配給してもらうための卸し問屋)をこれから探さねばならず、そうこうしているうちに宣伝用のPVの制作もそろそろ始めないと・・・、etc。クソ!発狂!発狂!これらを全部一人でやらなければならず、首もろくに回らないのに、日々「目」だけが回っているような状況。ブリジット・バルドーのようなグラマーのスタッフを2,3人雇うか、オレのコピー人間があと3人ぐらい欲しいってのが本音です。どらエモン、なんとかなんとかして~っ!!。CDのプレスも割安の海外プレスを頼むと3週間はかかるそうで、そんなこんなで、どー逆立ちしても、年内リリース(店頭販売)という当初の目標はかなり怪しくなってきました。スミマセン、オレ嘘つきだ(笑)。とにかく今から謝っておきます。最悪、ホームページからの通販での先行販売は可能かと思われますが、年内の「店頭販売」(アマゾン含む)は厳しい状況と言わざるを得ない状況です。こうなったら焦っても仕方ありません。半分開き直りつつ腹を据えて年明けになってもいいから全てにおいて「後悔のない」リリースを目指すのが最善なのでは?。皆様にはご迷惑をおかけしますがオレもすでに全身ボロボロで、日々今にも消え入りそうな「か細い」命を削るようにして全身全霊・誠心誠意・一球入魂・欲しがりません勝つまでは、の思いで作業に取り掛かっております。何卒、どうしようもない阿呆を見るような温かい目と広い親心で今しばらく見守ってやってくださいますよう自動便器の底の底からお願い申し立てまつりアイム・ソーロー。


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▼今夜のBGM▼
コロコロと涼やかな演奏と無邪気だが誘っているような歌声が、北欧の澄んだ夜気とオイルサーデンの味のする塩辛い海水とともにオレの全身にたまった乳酸だとかなんとか酸だのといった疲労物質を中和してくれる。
♪The Meaing of Love / Karin Krog('74)


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2011年9月6日火曜日

美術館でなくロサンゼルスで会った人だろ。



雨がパラついたかと思うとすぐにやみ、しばらくするとまた降り出す。低く垂れ込めた雲の間から時たま白茶けた空が顔を覗かせ今にも消え入りそうな薄陽が濡れた家々のトタンや瓦の屋根を照らし出す。今日の天気は実に気分屋です。そして、なんだかいつもより時間がゆっくり流れているような静かな午後であります。そんな光景を窓辺に見やりながら、ぼんやりモーツァルトのレクイエムなぞをステレオセットで聴きつつ季節の移り変わりを厳かな気持ちとほんの少しのしんみりとした気分とともに感じ取っていたところであります。こんなレコード聴いていると普段神様だの宗教だのとは無縁なオレの目にも、遠く南の空の雨が上がって明るくなった空の雲の裂け目から天使がゆっくり降りてくるのが見えたような気がします。天使が見えた?幻覚?あん?どうやらオレもとうとう発狂してしまったようです。おお、天にまします我らが父よ!!南無阿弥陀仏。いずれにせよ、こうしてひと雨降るごとに一歩また一歩と秋が近づいてくるのでしょう。ソー・ロング・夏。ウェルカム・秋。


さて、さきほど、近所のスタジオから帰ってきたところであります。前回の日記にも書いた通り、ニューアルバムに追加収録するためのインスト小曲の為のオーバーダビング作業をウチのギターのサムソンと二人で2時間ほどこもってやってまいりました。オレがあらかじめ打ち込みで作っておいたデペッシュモードだとかYELLOの1stあたりのような触感のチープなエレポップ風のオケにエレキ・ギターとオレのアルトSAXを重ねてみたわけです。サムソンには『特捜刑事 マイアミ・ヴァイス』(1984年~の一番最初のシリーズ)とかで流れていそうな80's風BGMのその中で鳴っていそうなギラギラした下品な音色のギター(ここでの「下品」とはホメ言葉です・・・)で弾いてくれと注文。かなり歪ませた音にデレイをかませ、わざわざマーシャルアンプから音を出し、意味があるのかご丁寧にマイク2本(1本はアンビエント用)を使って収録。なんともハードなギタープレイで、曲の後半はほとんどクワイエット・ライオットもビックリなヘヴィーメタル風情に!。思い起こせば、20数年前、オレと出逢った頃のサムソンはバリバリのヘヴィメタ大好き野郎でありましたっけ(かく言うオレはバリバリのテクノポップ野郎でしたっけ!)。サムソンのそんな昔の血が、古傷が、カラダの奥で目覚めたのでしょう。ナイスな演奏が収録できました。そして、さらにそこに、普段まともにメロディを吹いた事がないオレがアルトSAXを持ち出し今回メロディ「らしき」ものを吹いてみました。4テイクほど録り、イイ部分だけつなぎ合わせてなんとか完成。リヴァーヴを深めにかけ上手くごまかせばなんかそれなりな実にムーディーな演奏に聴こえるから不思議です。「なんとなくクリスタル」と言いましょうか、SAXが入ったことでよりアーバンな雰囲気が出てきました。〆(しめ)として、アルバムの最後に持ってくるにはおあつらえ向きのナンバーかもしれません(ボツになったらゴメンナサイ!)そして、このインスト聴いてイメージするのは夜の都会。しかも、ロサンゼルスあたりの夜です。L.A.ざんす!三浦和義ロス疑惑!(古っ!)そこで、曲名も「L.A.●●●●(なんとか)」・・・みたいにしようかと考え中。曲名考えるのは楽しいのですが実に悩みどころでもあります。それにしても、マイアミ・ヴァイスみたいなギター弾いてくれとか言っておきながらロスです。っていうか、マイアミとロスの位置関係すら分かっていませんから。ロスがアメリカ大陸の西にあるのか東にあるのかさえ分かっていません。まあ、そんなこと曲を作る上では大した問題ではありません。日本をイメージした曲を作っておきながら曲の最後に必ず中国の「ドラ」の音をゴーンとか入れちゃう阿呆な白人と同じです。ともかく、日本から一歩も外へ出たことないくせに世界中を勝手にイメージするのが大好きなボク。貧乏人の妄想癖、恐るべし。

本日のタイトル、P-MODELの曲とは何の関係もありません。



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▼今夜のBGM▼
曲の後半、ススキ野原の枯れススキが風の中で血まみれで歌っているような痛々しくもそれでいて腹のすわった歌唱にいつも心奪われるボクです。秋の夜長に水の味しかしない薄い水割りを舐めながら聴いてください。小雪の作ってくれるハイボールなんか飲んでも決して何も分かりゃしない。アイム・ザ・ワン。それは、私自身が宇宙と解いている。
♪I'm The One. wmv / ANNETTE PEACOCK ('71)


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2011年8月31日水曜日

苦闘のハイウェイの途中で松田優作に会いました。



ダンボール・バットのニューアルバム、本当に年内に発売できるんですか?と、すでに他人事のよう。ただでさえ当初の完成予定をすでに半年近くオーヴァー。ようやく最後の難関であるミックス・ダウン作業の完了も目前に迫ったこの期に及んで追加でもう1曲くらいサーヴィスで収録しちゃおうかな~なんて、のんきに新曲作って打ち込みやってる始末!!そういうサーヴィスはこの際もう要らないですから!!もう、誰かオレのこと止めてやってください!!っていうか、それ以前に、自分のカラダが今エライことになっているわけです。この約1年近く日夜続けてきたキチガイじみたレコーディング作業と、昼間の奴隷農場(会社)での過酷な労働作業による疲れが相乗効果でオレのカラダを少しずつむしばみ続け、だましだまし今日まで来たものの、ここへ来てとうとうカラダが悲鳴を上げ始めました。もはや崩壊寸前です。体のアチコチの部位の痛みやコリがピークに達し、さすがに我慢の限界を超え、このところ整体院2軒をハシゴして通院中。首が回らない、肩がパンパン、腱鞘炎、ケツの痛み、足には軽いシビレ、眼精疲労、等々。クソっ!ゴール目前だというのにこんなところでくたばって雑草のコヤシになるわけにはゆきません。クソっ!こんなポンコツなカラダ、もはやレコーディングの妨げになるだけじゃん!もうカラダ(肉体)なんて無いほうがいいのと違いますか?!この際、こんな痛みとコリだらけの体なんか抜け出して、そう、出来ることなら丹波哲郎かサイババのチカラでも借りて(・・・って、どっちも死んでるんじゃないですか!!)幽体離脱でもしてですね身軽になって魂だけになってでもこの鬼畜のレコーディングを完成させなければならない!!もはやポルターガイスト状態、意地と気力だけが今のオレを最後の作業に向かわせております。整体院のセンセイからは「作業」はほどほどにしてください、と、ドクター・ストップをかけられましたが、映画「ブラックレイン」('89/監督:リドリー・スコット)でガンに侵されながらも延命治療を拒み意地と気力だけで役を演じきった松田優作の鬼気迫る雄姿を思い浮かべればオレの苦闘など便秘で苦しむミミズの屁にも遠く及ばない苦闘なのかもしれません。ヴァン・モリソンの73年のアルバム、その名も「苦闘のハイウェイ」のLPを引っ張り出してきて、今A面の1曲目に静かに針を落としたところ。逃げるな、闘え。いや、逃げたくなったら逃げちまえ・・・。訳詩がないので実際に何を歌っているかオレにはとんと分からないのですが、ヴァン・モリソンのソウルフルというよりはダダッ子が悶えているような歌声を聴いているとそんな風に歌っているようにも聴こえてくるから不思議です。夏の間中あんなに聴こえていたセミの声がここ数日パタリと絶えたように思われます。みんなその「役割」を終え、短い「生」をまっとうしたのでしょうか?子孫を次の世代に残す、という、純粋なその目的のためだけに生きて死んでゆくセミやハエやゴキブリや蚊やその他多くの生命体の「崇高さ」に比べればオレの不純な「生」などはセミ以下ハエ以下ゴキブリ以下蚊以下と言えるでしょう。奢(おご)るなオレ。奢るなニンゲン。“ニンゲンだもの”??・・・ふざけるな。原発の作り出す悪魔の電気を使ってまでもレコーディング作業を続けてゆく価値がオレの作った曲にはあるのか?震災復興に便乗した「愛」や「家族」や「絆」や「希望」などをテーマにしたお気軽な“応援ソング”が日々金魚のクソの如く産み落とされている昨今。そういう99パーセントは毒にもクソにもならない歌もまた悪魔の電気を使って作られた歌かもしれません。まあ、どーでもいいですけど、そんなこと。とにかく、オレは今自分がやるべきことを粛々と進めてゆくだけです。湿布まみれのこのカラダで。

ヴァン・モリソンの歌がA面の最後に差しかかろうとしている。そして、その歌声は今、静かにオレに何かを問うている。・・・師よ。




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▼今夜のBGM▼
この偉大なテクノポップの名曲には隠れた名カヴァー多し。例えばスティーヴ・アルビニがいたビッグ・ブラックのヴァージョンしかり、巻上公一センセイが名訳で歌ったヒカシューのヴァージョンしかり。こちらはお中元セール中の田舎の駅前の商店街に流れるハワイアンの伸びたテープのスチールギターのようなヨレ具合が夏の終わりをムーディーに演出。
♪THE MODEL / SNAKE FINGER('79)




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◆待望のニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」地獄のレコーディング快調!11月末発売予定!
◆ダンボール・バットでは、出演依頼、ファンの方、サポート女性コーラス兼ダンサー等随時募集中。お問い合わせはこちらから
◆ダンボール・バット公式サイト
http://danballbat.cside.com/


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▼DANBALL BAT最新PV▼
滿民の敵(PUBLIC ENEMY)/DANBALL BAT feat. JON(犬)






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2011年8月19日金曜日

レディ・ガガとレディオ・ガガの違いを最近知りました。



最近こんなCDが発売されていました。“グラム・ロック日本代表10組による昭和歌謡カバーコンピ”・・・V.A.「果てしなきグラムロック歌謡の世界」。なんでこんな企画を今のこの時期に?せめて映画「ヴェルヴェット・ゴールド・マイン公開直後のにわかグラム・ロック・ブームの時期とかにならともかく・・・という疑問はさておき、なんでウチのバンドに一切オファーが無かったのか、っていう、そこですよ一番訴えたいのは、キングレコードさん!!第2弾の企画があるときはひとつヨ・ロ・シ・ク・哀・愁!!

最近、ストレスで「胃」の痛くなることが多過ぎます。原因は自分であったり他人であったりケースバイケースなんでありますが、恐らくオレは胃に穴が開いて死ぬんだと思います。エイリアンの垂れ流す「酸」にも溶けない強力な鉄壁の「胃」が欲しいです。銀河鉄道999に乗ってそんな鉄壁の胃袋を求めてメーテルと旅に出たいと思います。本日もダンボール・バットのニューアルバム発売に向けた鬼畜のレコーディング作業に入るその前に近所の行き付けの医者へ行き胃薬と精神安定剤、漢方薬などをいただいてまいりました。生きていると面倒なことに振り回されるのが常です。音楽だけに集中していたいと思ってもオレのような貧民街の下層労働者には無理なこと。オレなんていずれ面倒なことに神経を擦り減らし穿きつぶしてヘロヘロんなった酸っぱい靴下みたいにのされて死ぬのがオチなんでしょう。震災で苦しんでいる人に比べたらお前の悩みなんてカメムシの屁みたいなもんだろう?それを思えばなんてことないじゃん、なんて浅はかな励ましや応援は屁のつっぱりにもなりません。震災で苦しんでいる人もいるけど、オレも苦しんでいる。贅沢な苦しみ?なんとでも言えばいいさ。毎日自分が生きるので精一杯です。

さて、肝心のダンボール・バットのレコーディングのほうはと言うと、先週くらいから、収録予定の各曲の最後の微調整をしつつプレ・ミックスダウン作業に入っております。言うなれば最後の「磨き」をかけているっていう段階でしょうか。しかし磨きと言っても元々のサウンドがラジカセ並みにショボイんじゃ磨きようもないわけでして、磨きすぎてこれ以上薄っぺらな紙みたいな音にならぬよう細心の注意を払って作業しているのですが、果たして、こんな音で大丈夫なのかと、この期におよんで壁という壁にぶち当たって体じゅうアザだらけになっております。いや、もう、壁にぶち当たってる時間なんて無いんですがね、正直。で、本日は、一番最後にバンドで一発録りで録音した「渚にて」というインストのミックス&微調整をやりました。他の収録曲はオレがかなりの「修正」「編集」を加えバキバキに仕上げていますが、この曲のみ大胆にも「無修正」のかなりラフでフリーキーなサウンドになっております。一発録りした音源に後から「語り」とオレのクロード・チアリも真っ青なインチキ早弾きアコギ(ホルガー・チューカイの♪「ペルシアン・ラヴ」を意識(笑)して弾いてみました!)をオーバーダビングしたものの、ほとんど手を加えずメンバーの「ミストーン(間違え)」もあえてそのままにしてあります。あとは頭とケツに「波」のSEを加えれば完成。いやあ、大音量で聴いたんですがなかなかいいですよ、これは。グワングワンなリヴァーブとフィードバックの渦の中から波しぶきが確認できました。キチガイみたいな音をやってた頃のティム・バックリーのオケから歌だけ抜いたやつにイースト菌まぶしてパン焼き機でふかしたようなアシッドな仕上がり。あ、いやいや、ティム・バックリーを引き合いに出すなんて1万年早かったです。ゴメンナサイ。

そういうわけで、ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」はチベットの仏教徒が聖地を目指す際に行う“五体投地”のごとく土と汗と血みどろになりながらたとえその歩みはのろくとも着々と完成に向け前進しております。次はマスタリングをやってくれるところを探さなくちゃいけない。CDをプレスしてくれるところを探さなくちゃいけない。いずれも「安い」に越したことはありません。どなたかオススメの業者をご存知の方紹介してください。それに肝心のジャケット作りも進めなくちゃならない。前回は常盤響さんに全てお願いしたわけでして、今回もお願いしようと思っているんですがなにせ世界中飛び回ってる(半分は「遊び」らしいですけどね(笑))忙しい方ですからどうなるか分かりません。念のためジャケ作りを手伝ってくれるデザイナーの方も募集しておきましょうか。ついでに、ジャケを飾ってくれる(ロキシーミュージックの諸作のような)ビッチでエキゾチックで挑発的な女子モデルも募集。レディ・ガガとグレイス・ジョーンズとデボラ・ハリーと木村カエラを足して割ったようなモデルさんも歓迎。できればボランティアでお願いします(セコくてスミマセン)。


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▼今夜のBGM▼
宇宙賛歌の定番曲。グラム大王デヴィッド・ボウイの有名曲も純真無垢な子供たちの「天使の歌声」にかかれば、ひしゃげた粘土細工のようにブラック・ホールの奥底へと無残な姿をさらけ出す。さあ、裸になって出直そうじゃないか、諸君。
♪space oddity / Langley school project(?年)





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2011年8月12日金曜日

小山田圭吾と塩分補給。

(日記はページ下段に)

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【ダンボール・バット情報局】

次回ライヴ:2011年8月14日(日)
@東高円寺UFO-CLUBにて
「不埒なゴールデンショー」

18:00開場 18:30開演

競演:
>ブラッディーメリー(ex奇形児)、
>らいむらいと、
>バンビーニ、
>クラーク内藤、
>DECO D'ECO

※当ダンボール・バットは最後PM9:30頃からの出演です。新曲もご用意。

前売 ¥1,500・当日 ¥2,000
(前売/当日共にドリンク代別途¥500要)
前売りのご予約はこちらから
※当日のPM12:00まで受付中!
①ご予約の際は、お名前と枚数を明記してください。
②追って確認のメールを差し上げます。
③当日受付にてお名前をお申し出いただき「前売り料金」にてご入場ください。
④予約をしたものの当日都合でご来場になれない場合、こちらへのご連絡は不要です。
また、その場合のチケット代・キャンセル料等は一切派生しませんのでご安心してお申し込みください。


▼UFO-CLUBへの道順
東京メトロ「丸の内線・東高円寺駅」下車徒歩3分。
青梅街道と環七との交差点角











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最近、小山田圭吾になりたいと思うことがあります。別にカレの才能やセンスやルックスを頂戴したいと言うのではサラサラありません。以前、ある音楽雑誌に載っていたカレのプライベートスタジオ(?)のその写真に写ったヴィンテージな楽器や機材の数々に軽い嫉妬を覚えたのです。クソ!あの楽器や機材がそのまま手に入ったら、小山田クンのアルバム以上のものを作る自信がオレには・・・ある。なんて言ったらカレのオシャレなファンの方たちから恐喝のメールやらカミソリの刃やらへし折られたダンボール・バットのCDやらが送りつけられてきそうなので今の発言はあっさり撤回します。それにしても、我が家のプライヴェートスタジオ・・・ただの畳敷きの6畳間・・・を見渡せばヴィンテージにもなれないスクラップ同然のロウテク機材とゴミの山。小山田クンの小奇麗でセンスのいいインテリアのスタジオの写真からはコじゃれたボサノヴァとかセンスのいいポスト・ロック系の音楽が聴こえてきそうでしたが、我が家のこのスラム街と化した6畳間に似合うのはイスラム教のモスクの壊れかけたスピーカーから流れてくるコーランとかノドから血を吐きながら歌われる韓国の伝統音楽のパンソリあたりかもしれません。とにかくこんな粗末な機材と悪劣な環境下で続けてきた我がダンボール・バットのニューアルバムのレコーディング。マッチ棒と木工用ボンドだけで原寸大のエッフェル塔を作り続けてきたような無謀なレコーディング作業もいよいよ崖っぷち、いや、佳境、いや、忌まわの際。冷房も無いこのスラム街1丁目のスタジオで熱中症対策のため舐め続けた塩飴のせいで塩分過剰摂取でオレの血圧も上がりっぱなしです。小山田クンは冷房のほどよく効いた部屋でキンキンに冷えたウィルキンソンのちょっぴり辛いジンジャエール(もちろん“ビン”で)なんか飲みながらボタンダウンのシャツなど着て涼しげに軽快に作業を続けるのでしょうか?小山田クン、塩分補給したほうがいいよ。そのジンジャエールに塩をひとつまみいかが?、と、汗だくでほぼ全裸状態でヘッドフォンしたオレ。ダンボール・バットのニューアルバム「馬鹿ヌーヴェルヴァーグ」(そもそもこんなタイトルじゃ、渋谷系の若者にアピール不可能!)完成のあかつきには小山田クンんちの郵便ポストにホヤホヤのCDをそっと投げ入れてみたい衝動に駆られるボク。そのCDを宅配ピザや分譲マンションのDMやチラシと一緒にそそくさとゴミ箱に捨てる小山田クン。ゴミはゴミ。生まれた時からゴミになる運命。やっぱり渋谷系にはなれなくて・・・。ツタヤで今さらBECKのアルバムとか全部借りてきて勉強すれば渋谷系になれるんでしょうか?と、YAHOOの質問箱に馬鹿な質問してみようかと思ってページを観ていたら『ランボーの「地獄の季節」は何が良いのか分かりません。本を買って読んでみたのですがさっぱり理解できません。つまらない映画を観ているような感覚で読む気も失せました・・・』うんぬん、と言ったオレを上回る阿呆者からの質問が載っていて大笑いしていたところですボク。


さて、このクソ暑い中、しかもお盆の真っ只中にウチのバンドのライヴなんか見に来る物好きな客もいないだろうに、それでもライヴをやるバカです。あさって14日の日曜日に毎度おなじみ東高円寺のUFO-CLUBというアングラ(笑)なハコでライヴなんです。歌謡ロックやらアートロックやらピン芸人(?)やらお色気ダンサーさんたちやらダンボール・バット以外にも色々出はります。ウチの出番は最後なのでPM9:30頃です。新曲に、久々の曲もやります。生前のマルコム・マクラレーンにコーディネイトしてもらったオレの中年オカマ風のファッションもお楽しみに。放射能怖いから海行けないワっていうお嬢ちゃんも、区民税払ったらカネ無くなっちゃってポップ・グループ観たかったけどサマーフェスに行けないぜっていうお坊っちゃんも、是非、お宅の近場、東高円寺へライヴ観にいらっしゃいませんか?ゆらゆら帝国の坂本くんが手掛けたお店の内装のペイントの前で記念撮影するだけでも価値ありますがな。そう、そこのアナタ。アナタのこと誘っているわけです、ボク。前売りなら1500円プラスドリンク代500円。当日、日曜日のお昼まで前売り予約受付ております。下記をクリックして専用フォームからお名前と枚数明記の上お気軽にお申し込みください。もちろん当日券も腐るほど余ってっけどね。

前売りのご予約はこちらから
※当日のPM12:00まで受付中!


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▼今夜のBGM▼
最近のオレのヘビーローテーション。なにがそんなに悲しいのか。切ないのか。怖いのか。ヒリヒリした歌声が胸焼けしたレナード・コーエンの如くお盆のこの時期聴くものをコンクリート・ジャングルの裂け目から彼岸へと連れ去る。あの娘の目ん玉からしたたり落ちたのは涙でもなければ血でもなければ甘いチョコレートだったのかも。
♪honey bear / the residents(2002年)


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2011年8月9日火曜日

トッド・ラングレンとセミしぐれ。



ウチのバンド「ダンボール・バット」のライヴは今度の日曜日、8月14日に毎度おなじみアンダー・グラウンド・ロックのメッカ(?)東京は東高円寺のUFO-CLUBにて。毎回曲順で悩むんですが、今回は間にブログにも書いた新曲のインスト「渚にて」を挟み、2年ぶりくらいでやるちょっとアダルトな曲なんかも入れつつ、いつもと若干違うノリの曲順を無理矢理ひねり出したんですが、これが功を奏するかしないかは当日開けてみてのお楽しみです。ライヴというと衣裳も毎回悩みの種です。なにせ貧相なワードローブしか持ち合わせておりませんので・・・。とはいえ、貧相でも貧相なりにできるだけセンスのいいものをと心がけるようにはしているのですが、1年くらい前に撮ったライヴの映像とかを観るとなんでこんな格好してやったんだろうか、と、猛反省することしばし。その時はよかれと思って着たのでしょうが、あらためて自分のセンスの無さに閉口。やってる音楽もダサイし衣裳もダサイじゃ、MARQUEE(マーキー)とか、憧れのハイセンスでオシャレな音楽雑誌にはどうあがいても取り上げられっこないと痛感。そんなこんなで、本日、朝っぱらから今度のライヴの衣裳決め。ズバリ、今回は、ジーンズでやろうかなと、たまたまその時はいていたジーンズを見ての咄嗟の思いつき。そういえば20年ライヴやってるけどジーンズでライヴやった記憶がない。憧れのゲンズブールぐらいになれば、洗いざらしのシャツに素足にジーンズってもの様になりますが、オレがそんな格好したらドン小西に怒られた石田純一の成れの果てみたくなるのがオチですから、ジーンズはジーンズでも別なコーディネイトで攻めてみたいと思うわけです。女子系の古着屋で買った上着やら300円で買ったネックレスやらで着飾ってボサボサの髪の毛のまま姿見の前でフフフン~とポーズしてみればオレのジーンズ姿もまあ案外悪くない。例えるならジム・モリソンに憧れてる二日酔いの中年のオカマというか1979年くらいにはいたかもしれないニューヨークの裏路地のポン引き風情。ピーコのファッション・チェックでケチ付けられそうだけど、まあいいや。衣裳にかける金もないし、今回はこれでピース。

さて、先週くらいまではどんよりとした日が続き、大した暑い日もなく、願わくばこのまま夏が終わってくれればいいな、と、殺してやりたいくらい夏が嫌いなオレは密かに思っていたわけですが、そんな矢先、ここ数日来にっくき猛暑が戻ってきました。最悪です。このまま冷夏にでもなってくれればいいのに。米が不作になろうが、海の家に閑古鳥が鳴こうが、知ったこっちゃない。そう思っていた矢先です。とにかくオレは今年の夏を乗り越えなければならないのだ。いくら見晴らしのいい風通しのいい5階のこの部屋といえ冷房もない中での(積極的に節電に協力中!)レコーディング作業はまさに熱中症と背中合わせの命がけ。保冷剤を首に巻きほぼ全裸で塩を舐めつつ江戸時代の砂金堀に従事する罪人の如くまさに命削っての気の遠くなるような作業。近所の林で鳴いてる余命1週間のセミたちのその死を覚悟した決死の鳴き声ももはや他人事ではない。セミと共鳴するボクちん。なんなんだオレ、バカ?機材もたびたびメルトダウン。落ち葉がガラス窓を叩き、やがて雪が降り、そして桜が咲き、新緑が芽吹き、そして田畑には水が張られ、そしてセミが鳴く季節へと・・・。時が経つのは本当に早いものです。去年の秋から続けてきた我が「ダンボール・バット」の鬼畜のニューアルバムのレコーディング宅録作業もいよいよ大詰めに!!そして、宅録作業机の上には、先日大金2800円も出して買った新刊本の「トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代」なるハードカーバー本が鎮座。くじけそうになるオレの尻にトッド・ラングレンがやさしく蹴りを入れてくれるのです。表紙に写るすっとぼけ顔のトッドに向かってオレはお神酒(みき)を供え自分のレコーディングの無事を祈り拍手(かしわで)を打つ。もうこの2,3日、ウンコするにもメシ喰うにも電車乗るのもこの本片手に読み耽っております。そんじょそこらの伝記本とは作りが違います、コレ。相当突っ込んだ内容で、スタジオでの実際の録音手順やらレコーディングに使われた機材の詳細なデータまで載っている。ファンからすれば目からウロコの新たに知る新真実の連続に失禁寸前。一番最初に開いたのは当然XTC「スカイラーキング」のレコーディング秘話(これが本当面白い!)。他にも、トッドが手掛けたニューヨークドールズやらパティ・スミスやらホール・アンド・オーツの一番売れなかった実験作「ウォー・ベイビー」の話やら、大デブのミートローフの糞ロック・オペラ「地獄のロックライダー」の話やら、オレの敬愛するサンフランシスコの変態系演芸バンド「チューブス」の話などなど、本人はもちろん、多数関係者らの話がとにかく充実・具だくさん。そして、とどめは初めて目にする噂のトッド・ラングレン自前のユートピア・スタジオの外観の写真。丸太で出来たまさに森の中に建つ掘っ立て小屋の如く。ここはツイン・ピークス?!凄い・・・。


●8月14日(日)のダンボール・バットのライヴの詳細及び前売り予約は本ページの下記参照ください。


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▼今夜のBGM▼
多分日本でこのバンドが好きな奴って、もはやオレとキャプテン・トリップ・レコードの社長の松谷さんぐらいじゃなかろうか?この時代、すでに変態っぽさは薄れてしまったものの、トッド・ラングレンの好プロデュースによるアルバム「リモート・コントロール」からの夏向きなアーバン・ディスコな1曲。このバンドの初来日公演の際、前座を努めたのはYMOだった(@中野サンプラザ)というのはもはや語り草。
♪PRIME TIME / THE TUBES('79)



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【ダンボール・バット情報局】

次回ライヴ:2011年8月14日(日)
@東高円寺UFO-CLUBにて
「不埒なゴールデンショー」

18:00開場 18:30開演

競演:
>ブラッディーメリー(ex奇形児)、
>らいむらいと、
>バンビーニ、
>クラーク内藤、
>DECO D'ECO

※当ダンボール・バットは最後PM9:30頃からの出演です。新曲もご用意。

前売 ¥1,500・当日 ¥2,000
(前売/当日共にドリンク代別途¥500要)
前売りのご予約はこちらから
※当日のPM12:00まで受付中!
①ご予約の際は、お名前と枚数を明記してください。
②追って確認のメールを差し上げます。
③当日受付にてお名前をお申し出いただき「前売り料金」にてご入場ください。
④予約をしたものの当日都合でご来場になれない場合、こちらへのご連絡は不要です。
また、その場合のチケット代・キャンセル料等は一切派生しませんのでご安心してお申し込みください。


▼UFO-CLUBへの道順
東京メトロ「丸の内線・東高円寺駅」下車徒歩3分。
青梅街道と環七との交差点角











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