2010年6月22日火曜日

ノー・フューチャー・フォー・ユー。

先日どっかのTVでピーター・バラカンと変に日本語バリバリのヘヴィメタ風情なゲージンが司会をやってるROCKの歴史みたいなドキュメントのシリーズ番組を何回かやってまして、たまたま「PUNK」の回を観まして、ラモーンズとピストルズをメインに番組が進行していたわけですが、意外にもPUNKはほとんど通ってこなかったボクとしては妙に新鮮な気分で最後まで観てしまったわけです。年代的にはラモーンズが先ってことですが、ラモーンズの3コードをジャーンジャーン弾いてるだけのヒネリ無しのシンプルな曲より後発組みのピストルズの楽曲のほうがよりヒネリがあってヴァリエーションに飛んでいてそれでいてちゃんとロックンロールしてるあたり、個人的にはピストルズの方が好きですね。歌詞もクソだのミソだの未来なんてないですよ!ってな単純明快さが聴いて胸がスカッとしたりなんかして、やばいですよ、40過ぎてピストルズ好きになりそうです。ピストルズのTシャツ買いに原宿行ってきていいですか?そして、解散直前の最後のライヴ映像ってのがまた最高で、ストゥージズのなんとかって曲をやり始めるんですが、始まって間もなく、ジョニー・ロットンはしゃがみ込んで「つまんねー~、つまんね~」って歌ってるんじゃなくってずっとボヤイてるんですよ、大勢の客の前で。その横でシド・ヴィシャスはヘロヘロんなってベース弾いてるし。ニクイと言いますか、まったく、最後の最後まで計算ずくめのスタイリッシュなこんちくしょーなバンドだったんですね。そのヤル気もなくしゃがみ込んでただボヤイてるの図を観て、ある人は鼻で笑ったかもしれないし、ある人はマジメにやれって怒ったかもしれません。が、「有終の美」って言葉はこういう場面にこそ当てはめれる言葉なのではないかな、と、ふとPUNK未経験なボクはその夜、ロットン先生に教えられたのであります。よろしく、ノー・フューチャー。




▲さて、ウチのバンド、ダンボール・バット企画による次回自主イヴェント「妄想キャバレェ<東京ゼロ番地VOL.71>」の告知PV完成しました。中身は代わり映えしないんでアレですが、今回のBGMは完全ソロ作品として作った曲の一部を使っています。「マキシマム・エラー」って曲です。文法上この曲名合ってんのかその辺のゲージンに聞かないと分かりませんが、ふと頭ん中にこの言葉が浮かんだわけでして、それでこんな曲を作ってみたわけです。


♪「マキシマム・エラー」(作詞作曲:AMI)

最小限の努力と エネルギー
最大限のエラーを 引き起こせ
どうにもならないところまで
どうにも出来ないところまで

Maximum Error
Maximum Error

最小限の引力と テレパシー
最大限のエラーを 引き起こせ
どうにもならないところまで
どうにも出来ないところまで

Maximum Error
Maximum Error




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★「ダンボール・バット」ベーシスト緊急募集中!!★
▼ダンボール・バット「ベーシスト募集CM~ロンドン篇?」




ダンボール・バットでは5月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。冠二郎とゲイリーグリッターの見た目の区別がつく人。ニール・ヤングのアルバムで好きなのは「渚にて」と「トランス」ってセンスが分かる人。YMOはBGMやテクノデリックでなくって1stが好きって人。他。まあ、まずは、お気軽にご連絡ください。
こちらも合わせてご覧ください→募集詳細



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下に貼ってあるウチのバンド「ダンボール・バット」のPV曲♪【シュトラウスは夜に殺せ!】ですが、この曲も公式音源化の予定全くありません。しかし、只今、ディスクユニオンのインディーズ・コーナーのみで、この曲を含む6曲入り未発表音源<CD-R>が税込み300円ポッキリでコッソリ限定発売中です。もし興味のある方は店頭、または通販コーナーでどうぞ。コッソリ買ってください。

▼「シュトラウスは夜に殺せ!」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット(ORIGINAL PV)





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