2010年5月24日月曜日

でっかい星(BIG STAR)。




★「ダンボール・バット」最新映像集★

▼「スイカの行進」/巻上公一feat.ダンボール・バット+チーム西瓜



▼「人間のスキャンダル」/ダンボール・バットfeat.マロン(dance)



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みなさんはAMAZONで買い物しますか?ボク、結構CD買ってます。で、使ったことのある人ならご存知だと思いますが、自分が過去に買った商品(作品)を紹介するレヴュー・コーナーみたいなのが各商品ページに設けられていて、それらを読んでこれからその作品を買おうか迷ってる人の参考にしてもらおうというアリガタ迷惑な機能がありまして、色んなヤツらがそのCDのアーチストに対する自分の思い入れやウンチクなんかを織り交ぜながら「買ってよかった!」だとか「傑作!」だとか「期待ハズレ!」だとか「初心者にはオススメしないな」だとか「リマスター盤のほうが音質がどうしたこうした」だとか好き勝手にレヴューを書き込んで自己満足に呆けているわけですが、9割方は的外れで何の参考にもならないレヴューばっかりってのがまたミソで、たまにボクの好きな作品に対して、しょーもないレヴュー(この場合の「しょーもない」って言うのは、その作品を誉めてはいるのだが上っ面だけの誤解を生むような的外れなレヴューを書きやがって・・・って意味での「しょーもない」です)を目にした日には、火を点けてゴミ箱にでも放り投げ込みたくもなるんですが、ネット上じゃゴミ箱に放り込むことも出来ないですから、オレもまたムキになって、レヴューを書いて投稿するわけです。

▼これ、昨晩オレが投稿したレヴューです。先日亡くなったアレックス・チルトンが率いたビッグ・スターの3rdアルバムについてのレヴュー(アレックス・チルトンの略歴はこちら参照
糞なレヴューには糞なレヴューで応戦!

『Third~Sister Lovers('75)』/BIG STAR
いかに他人を蹴落として成功するかとか、いかに流行の服やヘアースタイルでキメてモテたいだとか、そういう浮世のバカ騒ぎから最も遠い位置で鳴ってる音楽。脈はあるが既に半分死んでるような瀕死のROCK。一見爽やかなコーラスだって干からびたショートケーキのイチゴの風情。自分の吐いたゲロに足元すくわれてテーブルの角に頭打って朦朧としながらもチューニングずれたままメジャーセブンスのコードをかき鳴らしているような狂気の恋歌。パワーポップがどうしただの、ベルベットアンダーグラウンドのカヴァーやっているから云々なんてのはこの作品の鼻毛の1本ほども語っていない。アイドルコーラス・グループ、BOX-TOPSの中心メンバーとして華々しくデヴューし成功を収めるも、その後のビッグ・スター~ソロ期は低迷の一途を辿りアル中でのズタボロ人生。晩年は皿洗いしてたっていう、そんなチルトンのアル中絶頂期に作られた本作。自分に正直過ぎて生きるの下手。貴方もそうですか?そうでしょう?勝ち組と負け組みだかなんだか知りませんが、なんとも世知辛いこの世の中にちょっぴりホロ苦い一服の清涼剤のようにオレの心には響く。


▲[KANGAROO]/BIG STAR
上記アルバムに収録の代表曲にして(他のレヴュワーの誰もこの曲について触れていないとはどういうことだ!)良くも悪くも本作以後チルトンが「カルト・シンガー」呼ばわりされる所以ともなったナンバー。80年代に入ってから、イギリスの老舗インディーレーベル<4AD>(ピクシーズ、バースデイ・パーティーらを輩出)の特別プロジェクトユニット「THIS MORTAL COIL」によってもカヴァーされ、当時学校内でただ一人だけテクノカットにして髪の毛ツンツンにオッ立ててクラスメイトはみんなオフコースだのアルフィーだのせいぜいカルチャークラブだの聴いてワイワイやってる中、一人ろくな品揃えもないレンタル・レコード屋でエコー&ザ・バニーメンだのニューオーダーだの借りてせっせとカセット・テープ(!)にダビングしていた片田舎の高校生だったオレはそのヴァージョンで初めてこの曲を知り“CHILTON”の名前も知ったわけです。最近ではこの曲をBECKなんかもライヴでカヴァーしたりしてたみたいです)







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★「ダンボール・バット」ベーシスト緊急募集中!!★
▼ダンボール・バット「ベーシスト募集CM~ロンドン篇?」




ダンボール・バットでは5月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。冠二郎とゲイリーグリッターの見た目の区別がつく人。ニール・ヤングのアルバムで好きなのは「渚にて」と「トランス」ってセンスが分かる人。YMOはBGMやテクノデリックでなくって1stが好きって人。他。まあ、まずは、お気軽にご連絡ください。
こちらも合わせてご覧ください→募集詳細



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下に貼ってあるウチのバンド「ダンボール・バット」のPV曲♪【シュトラウスは夜に殺せ!】ですが、この曲も公式音源化の予定全くありません。しかし、只今、ディスクユニオンのインディーズ・コーナーのみで、この曲を含む6曲入り未発表音源<CD-R>が税込み300円ポッキリでコッソリ限定発売中です。もし興味のある方は店頭、または通販コーナーでどうぞ。コッソリ買ってください。

▼「シュトラウスは夜に殺せ!」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット(ORIGINAL PV)









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