2010年12月28日火曜日

立て!馬車馬。再び。

「人は私のことを単なる“一発屋”だと言います。でもね、私はそんな人達に向かって『それじゃ、あなたも一発当ててみればどうですか?』って言うんですよ。とにかく私は一発当てたんです。それがいかに難しいことだったか」(「レコード・コレクターズ」誌より)

これは'68年にウクレレ片手に♪「ティップ・トゥ・スルー・ザ・チューリップス・ウィズ・ミー」って白痴のオッサンが童謡を歌っているような珍妙な曲で大ヒットを飛ばしたアメリカの異色シンガー(しばしば「カルト・シンガー」的な扱いも・・・)タイニー・ティムの後年のインタヴュー記事からの抜粋です。正に120%正論です。よく使われる「一発屋」って言葉は、どちらかと言うと、あまりいい意味では使われず、ちょっと小馬鹿にしたような、ちょっと下に見るような意味合いを多く含んでいる言葉です。しかし、たった1曲とは言え、そしてそれがどんなにクソつまんない曲だったとしても一発ヒットを当てたという事実は事実。その偉業は評価されてしかるべきです。
今年のNHK紅白初出場ということで話題になってるという♪「便所の神様」とかなんとかいう聴いていてひたすら薄ら寒くなる曲を歌っているシンガー・・・名前さえ知りませんが・・・のサクセス・ストーリーみたいのを(これがまたありがちな話・・・)先日何かで知りまして、それによると、今から6年前にどこかの音楽コンテストで優勝し、その後事務所に所属し、シングルやアルバムをリリースし続けるも泣かず飛ばずで事務所との契約ももうじき切れるって崖っぷちって時に出した例の♪「水洗トイレのキリスト様」が大ヒット。めでたく首がつながるは紅白に出られるわってことでめでたしめでたしってことらしいのですが、でも、まあ、次は無いでしょう。次があるとすれば似たような「お涙頂戴」的、あるいは「人生の応援歌」的二番煎じな曲を作り続けるか・・・しかし、いずれにせよ、冒頭のタイニー・ティムの発言ではありませんが、一発当てたことは事実。栄光の「一発屋」の称号を手に入れられたわけです。そこへ行くと、オレなんて始めから「次」なんてありません。そのかわり失うものもありませんけど(爆)。ヒットが全てとは言いませんが、一生貧民屈の最下層社会で塩舐めながら誰の眼からも涙の一滴さえ流させることの出来ない曲、あるいは誰の人生の応援の足しにもならないような曲を作って排泄し続け自己満足に屈していくしか能の無いオレからすれば♪「肥溜めの仏様」って曲は時にまぶしく見えなくもないという、結局、一年の締めくくりもボヤイて終わりっていう人間的に成長ゼロのどうしようもないボクです。ところで、オレ今年でいくつになったんでしょう?って数えると、空恐ろしくなります。精神年齢だけは29歳でSTOPさせたつもりなんですが、肉体だけは歳相応に衰えていくわけです(笑・・・「ブリキの太鼓」と真逆ね)。しかし、来年2011年は、わがクソ・バンド「ダンボール・バット」のNEWアルバムを完成させるという人生最期の大事業が控えているわけで、キム・ジョンイルが先にくたばるか、オレが先にくたばるか、成長ゼロの精神と衰えていくだけの肉体にムチ打って、一馬車馬として戦い続ける所存です。どうぞ、来年もよろしくお付き合いのほどを。みなさんもよいお年をお迎えください。それでは、最後にみなさんとご一緒にご唱和させていただき、本年最後の日記とさせていただきます。


                 「立て!馬車馬!」


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▼今年最後のBGM
今年オレが出合った数多の曲の中でも、オレの胸ぐらをオレの脳髄をオレの股間を掴んで離さなかった1曲がコレ。年末を飾るにふさわしいグレイトなナンバー。オリジナルは60年代にヒットしたポップスらしく、その後もドナ・サマーから布施明(!)まで幾人ものシンガーによってカバーされている名ナンバー。ご紹介するのは70年代に活動していたイギリスのB級プログレ・バンド「ベガーズ・オペラ(←バンド名を直訳すれば<こじき歌劇>)」の3rdアルバム(宇宙服着て馬に跨っているこのジャケも最高)に収録のヴァージョン。とにかく、オリジナル・ヴァージョンは言うに及ばず、この壮大でゴーヂャスでスリリングなカバー・ヴァージョンの前ではドナ・サマーのヴァージョンがドラえもんのテーマか何かに聴こえる始末。こんなナンバーを歌いながらステージでポックリ死ぬのがオレの理想。長い曲ですが、ワインでも傾けながら是非最後まで聴いてみてください。じゃ、初夢でお逢いしましょう。

2010年12月21日火曜日

今夜はセ・シ・ボン。

  敬愛するセルジュ・ゲンズブールの写真集(日本語訳版)がつい最近発売に。タイトルは「馬鹿者のためのレクイエム」。それを先日偶然高円寺の駅前の本屋で見つけて知ったのですが、定価が3000円もするシロモノで、いつも千円札数枚しか入っていないシミッタレたオレの財布と相談するまでもなくその日は断腸の思いで店を後にしたわけです。ところが、夕べ、自分のゴミ部屋のゴミの山をほじくり返していると、以前知人から頂いたまましまっておいたJCBのギフトカードが都合よくというかまさにこの本を買えと言わんばかりにちょうど1000円券が3枚、つまり3000円分が出てきまして、しかも新宿の大型書店ならコイツが図書券同様に使えると言うのを知り、本日さっそくゲットしてまいりました。オマケのポストカードを始め、初めて眼にするクソッタレな貴重な写真の大量掲載に卒倒。さらに写真と写真の間には本人の挑発的な発言の数々が散りばめられており、こちらもイチイチ失禁しそうになりながらむさぼり読んでいる始末。ページとページの間から今にも紫色のジタンの煙がモクモクと立ち昇ってくるような濃厚な1冊であります。

表紙をめくると冒頭、真っ黒なページの最下部にポツンと一行だけこんな発言が・・・

    
          「煙草を吸う、酒を飲む、女を抱く。正三角形だ。」
                              by S.GAINSBOURG


・・・オレにはあと500年かかっても言えない。ありがとう、JCBギフトカード!



 

  さて、当バンド「ダンボール・バット」の新ドラマーが決まった事はだいぶ前にお伝えしましたが、地獄のレコーディング作業と並行しながら、一方スタジオではその新ドラマーを加えてのこれまた地獄のリハーサルを密かに開始しておりました。ご存知のように新ドラマーは女のコでありますが、これがまた非常に小柄で華奢(きゃしゃ)な体型でいらっしゃいまして、ドラムなんか叩かせたらその場で全身バラバラに壊れちゃうんじゃないかって見ているこっちがドキドキしちゃうくらいなんですが、ところがドッコイ、外見なんてあてにならないもので、カノジョが叩き出すサウンドは中々に強力なんであります。特に昨晩のリハは、何か吹っ切れたのか、今までは単に遠慮して叩いていたのか、なんとも目を見張るものがありました。重心は低く力強く無駄がなく安定したキレのあるサウンド。バスドラムのドスンッという心地イイ低音が腹に来る。あん?ここのスタジオのドラムの音ってこんなに良かったっけ?と自分の耳を疑う有様。さすが、天下の「つのだ★ひろドラム・スクール」出身の肩書きは伊達ぢゃありません(そこは触れなくていいから・・・笑)。例えるなら、名匠スティーヴ・リリーホワイトが手掛けたXTCの代表作「ブラック・シー」('80)あたりのあのドラムを生で聴いているような錯覚さえ起こしそうになったぐらいですからボク、って言ったらちょっと誉めすぎですか?誉めすぎですね。スミマセン。年明けのライヴの予定など全然ないのですが、いやはや、今からステージが楽しみであります。あ、そうそう、ちなみにカノジョのステージネーム、命名させていただきました。全く何の縁も所縁もないんですが、なぜかピンク・フロイドの1st収録のアノ代表曲のタイトルがふと思い浮かびまして、その一部を拝借。その名も「エミリー・プレイ(EMILY-PLAY)」。シド・バレットの幽霊に怒られそうですが、どうぞ世露死苦哀愁。





「最後の女か最後の煙草か、どちらかを選ばなければならないなら煙草を選ぶよ。だって捨てるのが楽だから。」
                               by S.GAINSBOURG


・・・オレにはあと1000年かかっても言えない。ありがとう、JCBギフトカード!






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▼今夜のBGM
実は「メロトロン」という時代錯誤な楽器が奏でるストリングスの音って今まで好きじゃなかったんです。でも最近知ったこの曲の、このイントロを聴いてオレの頑なな心は氷解しました。砂に浸み込む雨粒のような、どこか遠くで燃えている藁(わら)の焦げる匂いのような音色に。

2010年12月16日木曜日

魔界転生。

最近、道を歩いていてすれ違うイヌやネコ(野良イヌ・ネコ、飼いイヌ・ネコ問わず)と目が合うと、すかさず心の中で「おい、以前オレと何処かで会ったことなかったか?」と問いかけるオレ。ここでの「以前」とはオレが生まれる前、つまり前世も含むという意味。別段、どこぞの新興宗教にハマッているわけでもなく、ことさら<輪廻転生>を信じているわけでもないのですが、いつか、オレのこの問いかけに対して答えを返してくれるイヌ、ネコが現れるかもしれないのではないか、と、全く阿呆としか言いようがない遊びを見つけたオレ。ついに、オレも気が狂い始めたのかもしれません。もしくは死期が近づいている証拠かも知れません。

この10月末から続いている「ダンボール・バット」の地獄のレコーディング作業の連日の疲れがとうとうピークに達し(もちろん、それにプラスして「昼間」の労働の疲れも相まって・・・)、特に「動悸」と眼の疲れから来る「吐き気」がひどく、おとといも昼間1時間だけギターの追加録音のため近所のスタジオへ機材担いで這うようにして出かけていき、その前後はドリンク剤をラッパ飲みしてほぼ一日中布団の上にブっ倒れておりました。こりゃ、本当にヤバイなって思うくらいの状態で、こんなこと続けていたら死期もそりゃ近づいて来るかもしれません。そして、なんとも偶然と言うか皮肉にも、レコーディングに使用しているレコーダーまでもがその日のギターの録音の後、操作不能になる始末!操作する人間がぶっ倒れたと同時に操作される側の機械までもが音(ね)を上げるという笑うに笑えない状況にファッキン・ジーザス!。ただ、不幸中の幸いは、血の汗を流しながら編集したこれまでのレコーディング・データは、全てCD-Rに保存してあったこと。そして、その日の夜には、反応がにぶいながらもなんとかレコーダーが動く状態に。しかし、このレコーダーも買って既に7年。前回3年前のレコーディングで酷使し、その後もデモ作りで幾度も酷使、そして、今回新たなレコーディングに突入し、これでもかというくらいに酷使!おそらく、この機械を日本中(もしかすると世界中)で一番酷使・・・使い倒しているのでは?ってくらい酷使に酷使!メーカーの耐久性テストの限界をはるかに上回るくらい酷使しているような気がします。それにしても、まだまだレコーディングは序盤の序盤。人間も機械もこんなていたらくなザマで今回の地獄の行軍(レコーディング)が制覇できるのか非常に心配になってきました。しかし、焦っても仕方ありません。とにかくここは一旦休息を取る事に。今度の日曜日に予定していたメインのキーボードの録音も年明けに延期です。体調のほうも今日はだいぶ復活してきたようです。立て!馬車馬!


「昔、何処かでアンタと会ったような気がするぜ!」そう答えてくれるイヌやネコと出会うまでは、オレはまだ死ぬわけにはいきません。エロイムエッサイム。魔界転生。南無。



▼今夜のBGM
5分過ぎあたりから静かに発狂。アシッド・フォークの名曲。奇跡の来日決定ってウソのようなホントの話らしいです。

2010年12月7日火曜日

ヘル・サイド・パレス。

最近、朝鮮半島情勢が怪しいぢゃないですか?平和ボケのこのニッポンにいつ北朝鮮からミサイルが飛んで来てもおかしくない今、ニュー・アルバムの制作途中にしてオレはまだ死ねないわけで、こんなことなら先の都知事選、選挙公約で北朝鮮から飛んでくるミサイル(テポドン)を阻止する画期的発明で都民、日本国民を守ってみせると豪語していたかの発明王、ドクター中松に票を投じておくべきだったと強く後悔しています。(そのドクター中松の恐るべき「発明」の詳細はこちらを参照されたしhttp://allabout.co.jp/gm/gc/292478/)。

さて、そんな北朝鮮の不穏な動きに加え、虚弱体質のオレが心配なのは、巷で大流行の兆しありと騒いでいるインフルエンザにノロ。どっちも数年前に実際に体験済みなのであの辛さは身にしみて二度とノー・サンキュー・ジーザスです。さらに昨今は、街の中をただ歩いているだけで見ず知らずのキチガイにトラックで突っ込まれたりナイフで刺されたりして命を落としかねない物騒な世の中ときたもので、日々、色々な脅威にオレのかぼそい生命は危険に晒されているわけです。この日記を書いている1分後に大地震が来て天井の下敷きになって死ぬかもしれません。バカバカしいとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんがオレは本気なんです。とにもかくにもこの糞レコーディングが終わるまではくたばるわけにはいきません。多分この調子だとレコーディングが終わったその瞬間に、土から這い出してきて一週間で命を終えるセミの最期のようにオレもパタリとその場で果てそうな気がします。昼間は馬車馬のように安給料の仕事に精を出し、クタクタんなって帰ってきて深夜寝るまでのわずかな時間が奴隷に許された自由時間。ツメのアカほどの微々たる時間のほぼ全てを費やして今レコーディング作業に取り組んでいるわけです。一分、一秒がホントに貴重に思えます。ウンコやオシッコをする時間さえも勿体なく思え、本気でオムツを着けて作業しようかと考える有様。阿呆も極まれり。

そんな苦闘のレコーディング作業。10月末に録音した7曲分のドラム・トラックの編集&修正作業が本日ようやく完了。丸々1ヶ月を費やすはめになってしまいましたが、それもこれも、ダンボール・バットのアルバム史上最も低予算なのに最も高品質なCDの仕上がりを目指しての執念の結果であります(今までのアルバムが余りにもひどすぎた!)。細かいことを言えばまだまだ修正したい箇所はあるのですが、もうこれ以上「手の施しようがない」って地点までたどり着いたような気がします。もうこの辺で許してやろう。やるだけのことはやった。・・・なんか、大手術を成し遂げた後の外科医のような気分を、今、極度の疲労感と若干の空腹感と共に味わっています。

そして、次回、レコーディング第4弾は12月中旬にメイン・キーボードです。ダンボール・バットのキーボード担当のROSEを我が家の名ばかりの自宅スタジオへ呼んでのレコーディングです。そして、このゴミやガラクタや本やレコードや喰いかけのお菓子や得体の知れないモノ・モノ・モノで足の踏み場もなくなってしまっている我が畳敷きのスタジオを「HELL SIDE PALACE(ヘル・サイド・パレス)」・・・と、本日命名することを決定。いざ、HELL(地獄)の果てまでも。南無阿弥陀仏。


▼今夜のBGM
3本足のニワトリ喰って馬鹿騒ぎ。異教徒どもの祝祭事に付き合わされる義理もいわれもないがこのヒトたちの屈託のない笑みに免じて許したる、今夜だけは。

2010年11月26日金曜日

オレのピンナップス。

  おととい、「ダンボール・バット」のレコーディング第3回目。ギターのオーバー・ダビングを家の近所のスタジオに機材を持込み、ウチのギターのサムソンと二人で引きこもること約5時間、決行してまいりました。第1回目にドラム、第2回目にベース、と、録音を重ねてきたわけですが、実は未だに、第1回目に録ったドラムの編集・・・平たく言えば「修正」作業に追われております。何度も何度も聴きかえしているうちに、プレイの不安定な箇所、音質の不具合箇所などがあちらこちら耳についてくるようになり、こう見えても無類の凝り性&完璧主義のボクちん、それが気になって気になって仕方なく、その調整を来る日も来る日も行っているのですが、これがまた、100分の数秒単位の根気のいる発狂しそうな編集作業でして、PCの大きな画面を使っての作業ならいざ知らず、自分が使っているロウテク録音機材はと言えばカマボコの板の半分くらいの大きさしかないチマチマした緑色の液晶画面しかなく、そいつと四六時中にらめっこしなければならず肩こりは勿論、眼の重度の疲労から吐き気をもよおすは、視界はチカチカ、これはたまらんってことで最近じゃ家ん中だっつうのにサングラス着用して作業しています。ホント参っちゃいます。まあ、そんな苦労までする目的は只一つ。どうせ出来上がるCDはヘッポコな出来損ない息子に違いない。とは言え、出すからには少しでもまともな物を出して世に問いたいという当たり前の親心(ここでの「まともな物」とはオレの中にある「基準」(許容範囲)をクリアしているかどうか)。そして、例えその差が髪の毛一本程度のわずかな差であれ前作より一歩でも半歩でも抜きん出たい、というのは表現者たる者誰しも持っているあたりまえの衝動ではないでしょうか。中でもオレが今回心血を注ぎたい部分は音質やミキシングの面。特にその中でもアマチュアには難しいとされるドラムの音!なんとかもう少し「ましな」音にならないもんかっ!!と、日々悶々と試行錯誤の真っ最中であります。前々作のCD「未来ブティック」は制作費にン十万かかたのかは承知していないのですが、プロも使う都内某スタジオにて豪華プロツールス(代表的な音楽ソフト。当時はまだまだ一般人で使っている人は少なかった)を使ってプロのエンジニアによる鳴り物入りのレコーディングだったわけですが、いざ出来上がったものは到底納得の行くものではなく・・・特に素人がミックスしたようなドラムの音はなっちゃいなかったわけで(演奏側のプレイにも問題が無かったとは言えませんが)、仮にもそれで飯を喰っているこれがプロのエンジニアの仕事か?と、センスと力量を疑ったわけです。ギターのサムソン共々いまだにあの時の不満をずっと引きずっているわけで、今回のオレのレコーディングに対するキチガイのような執念は、ひいては、あのCD、あのエンジニアに対するオレの挑戦のようなリベンジのような要素もあるわけです。片や、PCも一切使わず、わずか16トラックのオンボロ・ハードディスク・レコーダーに、レコーディング費用たったの2万円弱!で、どんだけの音が出来るのかっていう・・・もう意地ですね、最後は糞意地だけがオレの原動力です。それとオレの音楽に対するひねくれた愛(笑)。愛がオレを、愛が世界を、突き動かす。

久々に引っ張り出してきて聴いているデヴィッド・ボウイの全曲他人の曲のカヴァーによるアルバム「ピンナップス」。ミキシングのヒントやアレンジ面での様々な斬新なアイデアが詰まっていることを再発見。1973年という古臭さを全く感じさせない素晴らしいサウンド。ブっとくてキレがある。音のすき間に汁気と宇宙がある。

2010年11月17日水曜日

ベンジョ・コオロギによろしく。

 


 わが人生の師、ブコウスキーの著書「くそったれ少年時代(河出文庫)」を久々に引っ張り出してきてチマチマ拝読中。裏表紙にはブコウスキーの最高傑作と書いてあり、だいたい最高傑作なんて書かれているものは最高傑作じゃないことが多いわけですが、もしかしてこれは本当に最高傑作かもしれないと、改めて読んで見て思うわけでして、この本に出会ってなかったらオレなどはとっくの昔に世間の俗悪なモラルとやらに押しつぶされ、のされ、ペシャンコにされて、今頃は冬を越せないベンジョ・コオロギと一緒に臭い下水管に押し流されていたかもしれません。


 さて、ウチのバンド【ダンボール・バット】のレコーディング作業の進捗状況ですが、前回、レコーディング第1回目で録音したドラムの「編集」作業に事の他時間がかかってしまったものの、昨日、録音第2弾ということで、ベースのノイ君を我が家に呼んでのオーバー・ダビング。無事にベース録音完了であります。来週にはギター、その後、キーボード、etc・・・と重ねていくわけでありますが、道はそう平坦ではありません。この先、予想だにしない茨の道が待ち受けていることは間違いありません。いくら宅録歴20ン年とは言え素人同然のレコーディング技術とオモチャのような録音機材でどう太刀打ちできるのか?ここには方位磁石も無ければランプも無し。冬の荒れ狂う日本海を筏(いかだ)に乗って丸腰で中国大陸へ向けて船出するような、見えない敵に向かってダイナマイトを腹に巻きつけて突っ込んでゆく自爆テロのような、そんな無謀かつ無意味で無益な挑戦です。レコーディングの苦闘の日々を田口トモロヲのナレーションかなんかでNHKの番組で取り上げていただきたいくらいです。そのレコーディング、現在はと言えば、富士山に例えるなら、まだ1合目の手前の食堂あたりでマゴマゴしているところ、そんな段階です。というか、1合目にもたどり付いていないのに既に手にはうっすらと血が滲み・・・。


冬を越せないベンジョ・コオロギ。まだくたばるわけにはゆきません。


▼今夜のBGM 待ち遠しい夏に・・・

2010年11月12日金曜日

空からフンの雨が降る。

 

 つい3日ほど前の朝、オレが一奴隷として働いている会社へ行く途中、道を歩いているとジャンパーの右胸の辺りを抹茶とバニラアイスが混ざりあって半分溶けたようなユルイ液状のものがタラ~と流れるのに気付き唖然!また今日も一日始まるゾンビたちとの奴隷農場での過酷な労働を前にただでさえブルーになってる通勤途中のこの時間に事もあろうか鳥の奴にフンの爆撃をお見舞いされるハメになるとは!それもかなり巨大!ハトか?カラスか?アホウドリか?シット!まさにクソ!あと数センチずれていたら間違いなく頭に直撃!。これ何かの暗示なの?!ウン(運)が付くってこと?!神よ、天からフンの雨を降らせ給うな!!アッラー!!

 その翌々日、今度はドラマーが空から降って来ました。先日のライヴをもって突如ウチのバンドからドラムが脱退してしまったわけですが、それと入れ替わるかのようにしてあっさりニュー・ドラマーが決定。実は今回、突然ドラムが抜けてしまった事に関して焦る気持ちはゼロでした。それはライヴの予定も入っていないし、当面はレコーディング作業で忙しくバンドのリハどころぢゃないだろうし、前任のドラム脱退間際の色々なゴタゴタ事に疲れてしまったってことが、オレに焦る気持ちを起こさせない理由でした。見つかんなきゃそれはそれでいいや、と。ところが、予期もせず早々に見つかってしまったわけです(笑)。振り返ってみれば、この約20年余りの間、メンバーの入れ替わりは何回かあったわけですが、欠員ができてもその都度割とスムーズに次のメンバーが見つかっていたことに改めて気付き、それが幸か不幸か、このバンドの寿命を無駄にズルズルと今日まで延命させてしまった原因の一つなのかもしれない、と、思ったりするわけです。そして、どうやら今後またしばらくは無駄な命をつないでゆくことになりそうです。世知辛い世の中、無駄な命の一つや二つあってもいいでしょう。まるでこの世は雑草の如し。ああ、無限地獄。死ぬな生きろ。

 ところで、今回急遽決ったニュー・ドラマーさん、先日ダンボール・バットへ参加後初のライヴをやったばかりのニュー・ベーシスト、NEU!(ノイ)君の紹介でして、なんとも女の子であります。そうです、3年前まで、ダンボール・バットのドラムを長きに渡り担当していたのも女子でしたが、再び女子ドラマーの登場です。さっそく先日ドラマー不在のダンボール・バットのリハに遊びに来たカノジョに2曲ばかりお手合わせをお願いしたわけです。そのプレイを聴くまでは、日記冒頭に書いた理由や個人的な心情もあり、なにも今すぐ無理してまで参加をお願いしなくても、という気持ちもあったわけですが、その小柄で華奢な体から叩き出される奥ゆかしくも実に誠実で的確、無駄の無いシンプルなドラミングに好感、否、目からウロコ。こりゃ、是非、ウチで叩いていただきましょう!・・・ってことで、翌日参加を要請したわけであります。彼女のほうも是非やりたいと言ってくれているみたいでしたので、じゃあ、決りぢゃないですか。しいて例えるなら鈴木さえ子(元・鈴木慶一夫人)がダンボール・バットに入って叩いたらこんな音。・・・みたいな感じでしょうか?あん?待てよ。オレ、鈴木さえ子のドラムまともに聴いた記憶ないんですけどなんでか知りませんがそんな勝手なイメージが彼女のドラムを聴いていて思い浮かんだのです。WHY?。じゃ、シーラE聴いてから寝ます。


▼今夜のBGM

最近見つけた‘70sイギリスのB級バンド。<デカメロン>ってバンド名にジャケのセンスがオレのツボに入り、音聴いたらこれまたグッと来て早速アマゾンに注文。

2010年11月9日火曜日

夜の針葉樹林。

 

 闇の中から能無し、役立たず、社会のクズ、そんな声が聴こえたような気がしてハッとして顔を上げれば窓の外はおろか部屋ん中も真っ暗。虫も寄って来ないような小さなテーブルスタンドの灯りの下で、レコーディングのチマチマした編集作業に没頭しているうちに時間の立つのも忘れ、たまった疲れも相まってついウトウトしていたところです。そう、まさにオレは能無し、役立たず、社会のクズ、だ。オレは一体なにをやっているんだ?こんな所でこんな時間に。こんなことをやり続けて何になるんだ?なんの意味が?!(もちろん人生、物事に「意味」など無いことは知っています・・・ブコウスキーの諸作で学びました・・・)あん?と、ふと我に返り、毎度毎度のしみったれた自問自答がまた始まる。手に持った産経新聞がまったく似合わない、日本の経済にミジンコの鼻くそほどにも何の影響も及ばす心配のなさそうな毎朝電車ん中で見かけるさえない顔したサラリーマンのほうが、それでもオレより100倍は社会に貢献し、社会の中で「立派」に生きているのだろう。つまりオレはミジンコの鼻くそ以下ってことか?

 まあ、いい。さあ、そんなつまらない事を考えるのはもうやめよう。この部屋からは遠く三軒茶屋あたりの高層ビルの赤い常夜灯が星のように点滅するのがわずかに見える。部屋の窓ガラス越しの闇に覆われた空虚な夜の空をボケーっと観ているとついつい感傷的な気分にもなる。いつの間にか疎遠になってしまったり連絡も取らなくなった(取れなくなった)古い友人の顔などを思い浮かべたり・・・。
 
 闇。闇。闇。夜の闇。人間なんて偉そうな事言ってても電気も火もない闇の中じゃ10分と生きてゆけないんだろうな、なんて無力なんだろう、と、意味もなく遥か遠くユーラシア大陸の夜の針葉樹林の森の中に一人置き去りにされオオカミの遠吠えに怯える自分を想像してみたり・・・。
 
 腹が減ったことに気づき手元にあったシケった柿の種をボリボリ喰う。目薬をさす。またこれから再開しなければならないチマチマした編集作業に少々うんざり気味。その前にレコードでも聴こうかな。じゃ、マキさんでも。




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【お知らせ】
当「ダンボール・バット」ではドラマーを急募中!
30代までの方でバンド経験者の方、男女不問。掛け持ち可。
新宿でのリハに参加できる方。
色々なタイプ、ジャンルの音楽に興味がある方。
シンプルなドラムの叩ける方。
まずはお気軽にお問い合わせください。
こちらからどうぞ。

2010年11月5日金曜日

ジョナサン・リッチマンに再会した夜。

  

  アレックス・チルトンが好きなら多分好きだと思うけどなぁ・・・、と、昔、高円寺で中古レコード店を営んでいた知人から薦められたものの、当時は全くその良さが分からなかったジョナサン・リッチマン。しかし、この2,3日クソ仕事の行き帰りの電車ん中で中国製mp3プレイヤーに突っ込んだモダンラヴァーズ名義の1stと2ndをよく聴いています。というのも、先日のライヴの3日前にやったウチのバンド「ダンボール・バット」のニューアルバムのレコーディング初日のドラム録音の直後、前回の日記の最後でも少し触れましたがドラムが突然の脱退表明。それを、録音終了後のスタジオのロビーで唐突に打ち明けられたわけですが、そのロビーにずっと流れていたのがモダンラヴァーズ(ジョナサン・リッチマン)のベスト盤だったらしく、「辞めます」と切り出され、状況が状況でしたが、不覚にも後ろで小さく鳴ってる音楽のほうが気になり(笑)、早速、翌日近所のレンタル屋で3枚ほど借りてきたってわけです。こうして再度改めてじっくり耳を傾けてみたのですが、第一印象はやっぱり<あんまりピンと来ない>。わざとあんまりピンと来ないような音の作りや演奏をしているような悪意さえ感じるのですが、このすっとぼけた感じが支持されている部分なのかもしれません。オレもだんだん聴いているうちに、そう悪くないなと、思う瞬間あり。今回、ドラムの脱退と引き換えに再度聴くハメになったジョナサン・リッチマン。これはオレへの何かの暗示なのか?今後のバンドの行く末に何かヒントをもらったような気がしたアノ夜。

  さて、肝心のドラムのレコーディングの結果ですが、先日のライヴの冒頭でもヘロヘロんなって披露したオリエンタルな情緒溢れる(?)インスト小品を含め予定通りの計7曲を6時間かけて制限時間ギリギリでなんとか録音完了。6時間で7曲(セッティング、及び「音決め」に2時間掛かったので録音時間は正味約4時間)はドラムの肉体的にも相当ヘヴィーだったみたいですが、彼なりに最後の大仕事をやってバンドから旅立って行った、ってことろでしょう。ひとまず約3年間お疲れ様でございました。そして、ドラマーが遺品のように(死んでないって!)残していった7曲分のドラム音源のチェックをここ4,5日やっておりました。各曲、2から5テイクほど録音したのですが、その中からベスト・テイクを選んで、更に曲の頭からケツまでドラムの各パーツ毎のトラックの細部のチェックをし、余計な音を拾っていないか、プレイに不安定な部分はないかなど入念にチェック、一部編集・修正なども加えつつ磨きを掛け、ほぼ全曲のドラム・トラックのチェックが完了。サウンドに関しては前作の録音の時よりオレ好みの音に近く録れていたいたことはラッキーでした。特に録音の際、調整に手間取った「スネア・ドラム」のバスッと重心の低いサウンドは中々。PCも一切使わず10年以上前のチープなローテク機材を使った素人のレコーディングにしてはまずまずの出来なのではないでしょうか?トッド・ラングレンも許してくれると思います。それこそ、モダンラヴァーズの1stも手掛けているジョン・ケイル(exヴェルヴェット・アンダーグラウンド)が1979年頃にプロデュースを担当したものの、そのデヴュー・アルバム1枚でどこかに消えちゃった的イギリスのB級バンドのレコードで聴けそうなイイ味わいの音です。メジャーアーチストのCDから聴こえる完璧な音、リッチな音からはほど遠い場所で鳴っているような音ですが、これもまた一つのロック、かと。

次はベースの録音に入ります。




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2010年11月3日水曜日

ミック・ジャガーに誉められた夜。

  


  夕べのダンボール・バットのライヴ、遅い時間にもかかわらずお越し頂いたみなさんありがとうございました。6バンドも出て、時間押し押しで、ウチ出番最後な上に、ゲストで出てくれたSAXプレイヤーの彼も用事があるんで11時には帰りたいんでって言われてたんですが、どー逆立ちしても11時に終わる見込みなしで結局無理言って11時過ぎまでステージ付きあわせちゃって申し訳ないことしましたって帰り際に謝り、そんなこんなでいつも以上にドタバタしたステージでおまけに風邪で体調悪く(前回の日記の予告通り「マスクにタレサン姿」(笑)で登場・・・)、また超マイナスな精神状態もコンビニの安ワイン舐めたぐらいじゃ回復せず無理矢理ねじ曲げたテンションも空回り。ライヴでやり慣れない曲の冒頭では歌詞が頭ん中から素っ飛ぶし、久々にダンサーもコーラスもいないステージは異様にだたっぴろく感じるし、ゲストのSAXとの絡みも今一歩突っ込みが足りなかったし、最後は結局暴れて暴走してマイクスタンドに馬乗りんなって自分の汗ですっころんでお茶を濁しての幕切れに、シンガー、ロッカー、芸人としての自分の器の小ささを改めて露呈する結果となり今日一日、部屋の壁のゲンズブールのポスターに向かって独り猛省しとりました。それでも、昨晩は、お客の入りはまずまずで、中でも対バンで出た外国人バンドのメンバーやそのお客の異国人たちには好反応で、狂ったジャップがワケ分からん音楽やっとるわいシット!と思ったかどうかは分かりませんが、「オモシロカッタデス!」と楽屋でピッチピチ・セクシー衣装着たビッチな白人ネーチャンにウッフンと握手求められ、同じくミック・ジャガー似のそのバンドのベース・プレイヤーに「あんたらドラッグやりながらステージやってんのかと思ったよベイビー」なんてニコニコ顔で話かけられるしまつ。トンデモネー、こっちとらナチュラル・ドラッグよ!「ところでミックに似てんね、アンタ」って言ったら「あんなにクチでかくネーよ」って、そのミックもどき。きのうは、近所の古道具屋で500円で買った豹柄のジャケの下にはこれまた古着屋のゴミ・コーナーで199円で買った和柄の女モノの上着に黒パンツ、赤と緑に染めたリーゼントにタレサン、皮手袋、と、デヴュー当時のロキシーミュージックのブライアン・フェリーを地でゆくような時代錯誤の格好でのステージングは異国のゲージンさんたちの目にはどう映ったのだろうか?


そして百難去ってまた千難。夕べのライヴを持って現ドラマーが突然の脱退表明。一応、「ドラマー」緊急崖っぷち募集中。まあ、いなきゃいないでも(開き直り!)。この上、面倒事は御免です。機械でいいじゃん機械に叩かせりゃ。


アンタの人生なんて綿棒の先の耳クソ以下だねっ。今夜のBGM。

2010年11月1日月曜日

躁と鬱。

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ダンボール・バット【LIVE情報】

11月2日(火)
※祝日(文化の日)の前夜です
会場■東高円寺UFO-CLUB
 http://www.ufoclub.jp/
イヴェント名「或る夜の出来事」
※ムード歌謡からモンドな人達まで無国籍な一夜をアナタと!

競演■
前肩
赤坂ブルーナイツ
らいむらいと
The Lickerish Quartet
クラーク内藤
▲各出演者の名前をクリックすると動画観られます


※当「ダンボール・バット」はトリで6番目、PM21:50頃~です
 少々出番遅いですけど、次の日は祝日ですから、ね。

前売 ¥2,300(1D付)
当日 ¥2,800(1D付)

ご予約は私AMIまでお気軽に!ライヴ当日お昼まで受付OK!
(予約はしたけれど当日急に来られなくなってもOK!
キャンセルの連絡不要。その場合のチケット代は頂きませんのでご安心を)
ご予約こちら


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    いよいよ今年最後のダンボール・バットのライヴが明日だというのにカゼひきましてタレサンにマスク装着という一昔前の銀行強盗のようないでたちでステージに上がるかもしれません。そして、台風一過だというのにオレの心は鉛色。ここのところ色々ありまして精神的に追い詰められているわけですが(まあ、オレの場合ほぼ365日何かしらに追い詰められてますけど)、明日はカゼで弱ってる体とネガティヴな精神状態を正のエネルギーに無理矢理ねじ曲げてライヴに臨みたいと思います。謎のゲストSAXプレイヤーとの初顔合わせによる共演も見ものです。そして、当面、ダンボール・バットのライヴは明日が見納めになるやもしれません(意味深)。・・・って毎回言ってますが今度は本当になりそうですオッカサン。

   今日も仕事帰りにステージ衣装探しを兼ねて地元高円寺の古着屋を覗いたんですが古着屋のくせにBGMのセンスが最悪でそれだけで購入意欲喪失即退店。最近こんな歌ばっかでどうしちゃったんでしょう日本人?「人生一度や二度、つまづくこともあるさ」云々・・・オマエに説教されたくないよっていうようなガキが歌う(まだ武田鉄也の歌に説教されるほうがマシ)気分だけはすっかりニューヨークの黒人気取りのそんな低脳日本語ラップもどきにヘキエキ。古着屋たるものBGMにまで気を配ってもらいたいもんです。武満徹とかアート・アンサンブル・オブ・シカゴとかせめてジグジグスパットニックなんかもしかかってたらあのシャツ買ってあげてたかもしれないのに。


   明日のライヴ、ダンボール・バットの出番はラストなので少々お時間が遅いですが他のバンドも濃いメンツみたいで面白そうだしあさっては祝日ですから是非おいでください。前売り予約は当日のお昼まで受付中。公式サイトよりどうぞ 。
http://danballbat.cside.com/

2010年10月26日火曜日

ウィルコ・ジョンソンのギャラはHOW-MUCH?。

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ダンボール・バット【LIVE情報】

11月2日(火)
※祝日(文化の日)の前夜です
会場■東高円寺UFO-CLUB
 http://www.ufoclub.jp/
イヴェント名「或る夜の出来事」
※ムード歌謡からモンドな人達まで無国籍な一夜をアナタと!

競演■
前肩
赤坂ブルーナイツ
らいむらいと
The Lickerish Quartet
クラーク内藤
▲各出演者の名前をクリックすると動画観られます


※当「ダンボール・バット」はトリで6番目、PM21:50頃~です
 少々出番遅いですけど、次の日は祝日ですから、ね。

前売 ¥2,300(1D付)
当日 ¥2,800(1D付)

ご予約は私AMIまでお気軽に!ライヴ前日まで受付OK!
(予約はしたけれど当日急に来られなくなってもOK!
キャンセルの連絡不要。その場合のチケット代は頂きませんのでご安心を)



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  ついこの前までキチガイのような猛暑だったのに、早くももう「おでん」の恋しい季節に。生まれついての末端冷え性の虚弱体質ロッカーたるオレの足の指先はすでに氷のように冷たく養命酒でもかっ喰らって青竹踏み1000回でもやって血行を良くしないと曲作りも糞もあったもんじゃありません。すでに10月でこのざま、この先の季節が思いやられます。

  さて、当バンド「ダンボール・バット」今年最後のライヴが来週11月2日(火)に迫ってまいりましたが(詳細は上記)、その直前の、今週金曜日に、ついに下のPVでも告知しております、来年の「いつか」発売予定のダンボール・バットのラストCD(・・・の噂あり(笑))のレコーディング初日でありまして、まずはドラムのレコーディングをやってまいります。「やってまいります」って言っても残念ながらカネに物言わせてギターにウィルコ・ジョンソン(ドクター・フィールグッド)まで担ぎ出した坂上忍よろしくロンドン・レコーディングってわけにはいくはずもなく、極限に近い低予算による地元「杉並レコーディング」でありす。ウチの自宅のすぐご近所にあるスタジオに自前のローテク機材を持ち込んで昼から約6時間引きこもっての録音です。前作の「コンピュータ・ベルリン」同様、完全自主制作。もちろん、スタジオ・エンジニアなんて雇う余力ありませんから、マイクのセッティングから音決めまでド素人の自分たちだけで全部やらなければならないわけです。そして、レコーディングの中でも最も難易度が高くプロのエンジニアでさえ手こずるのがこのドラムの録音です。複数のマイクをドラムの各パーツごとにそれぞれ立てて録音するわけですが、その1本1本の角度や距離のミリ単位の微妙なサジ加減やバランスでその音は紙のようにもなり、ねん土のようにもなり、涼やかにもなれば激烈にもなる。実に繊細にして奥深く、教科書通りにやっても教科書通りの答えが出ないのが素人泣かせの所以。ローマは一日にして成らず、ドラム録音も一日にして成らず、これはかの孔子の教えでありましたか?いずれにせよ、これが上手くいくかポシャるかで後の全工程に影響が出てしまいます。ドラムの録音がある程度上手くいけばCDの8割は完成したも同然、と、個人的には思うくらいです。ここに、スティーヴ・リリーホワイト(代表プロデュース作品:XTC「ブラック・シー」他)がいてくれたら、ボブ・エズリン(代表プロデュース作品ルー・リード「ベルリン」他)がいてくれたら、トッド・ラングレン(代表プロデュース作品:ミートローフ「地獄のロック・ライダー」他)が・・・、と、思うわけですが、試行錯誤、汗によだれに鼻水、糞尿まみれになりながらDO IT YOURSELF、最後は自分たちでやるしかないわけで、お前がスティーヴ・リリーホワイトになればよいのだよ。ボブ・エズリンにだって、トッド・ラングレンにだってなれるんだよ。人間だもの、と相田みつをは言ったかどうか。

▼ダンボール・バット最新告知PV~宇宙からのメッセージ篇

2010年10月17日日曜日

ネオン警察。

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ダンボール・バット【LIVE情報】

11月2日(火)
※祝日(文化の日)の前夜です
会場■東高円寺UFO-CLUB
 http://www.ufoclub.jp/


競演■
前肩
赤坂ブルーナイツ
らいむらいと
The Lickerish Quartet
クラーク内藤





※当「ダンボール・バット」はトリで6番目、PM21:50頃~です
 少々出番遅いですけど、次の日は祝日ですから、ね。

前売 ¥2,300(1D付)
当日 ¥2,800(1D付)

ご予約は私AMIまでお気軽に!ライヴ前日まで受付OK!
(予約はしたけれど当日急に来られなくなってもOK!
キャンセルの連絡不要。その場合のチケット代は頂きませんのでご安心を)



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   「ネオン警察」。・・・ありえないこのミスマッチな言葉の響きに、淫靡で甘美で暴力的でアナーキーな匂いを感じます。実はこれ、かの小林旭主演の古~い日本映画のタイトル(1970年制作)でして、正確には「ネオン警察~夜は女の匂い」(!)というとんでもないイカしたタイトルなんであります。どうもこのネオン警察のタイトルでシリーズ化されているみたいで他にも作品があるらしいんですが、実は本作はおろか1本も観たことはなくどんな内容なのかすら知らないわけなんでありますが、以前どこかで目にしたこの「ネオン警察」という字面(と語感)が妙に気になり早速オレは自分のネタ帳の片隅にメモったのを記憶しています。で、かねてからバンドとは別にソロ(もしくは2人程度)で何かステージをやりたいと思っていたわけですが、何をやるのかも決ってもいないのに、いや、それ以前に楽器もろくに出来ないくせにソロでステージをやろうって考えが甘ちゃんなわけなんですが、もはや妄想は膨らむばかりでステージ・ネームをどうしようかとか、そっちのほうを考えるのに夢中になり、色々ネーミング候補を書き出してみたわけですが、その内の一つがこの「ネオン警察」なわけだったんです。場末でいかがわしいステージが期待出来そうなネーミングぢゃありませんか?ライブハウスのスケジュール欄にこんな名前があったらちょっと気になります。夜の闇の中でジージジッと音をたてながら点いたり消えたりを繰り返す毒々しい色のネオン管。それに群がる羽虫や女や男たち。さらには都会に蠢く得体の知れないモノたち。欲望、嫉妬、乱痴気騒ぎに殴り合い。タバコのヤニと酒と涙と陰毛と、喰いかけのハンバーグにカラスの死骸にゲロ、ゴミ、芥。朝が来れば全ては使用済みのティッシュのようにドブに流されてゆく。オレもオマエも一夜限りの夢、夢、夢。・・・そんな世界観が表現できそうなネーミングです。個人的に敬愛するPANTAのあの歴史的名グループの名前と一部被っているのもステキです。

さあ、名前は決った。次は何をやるか。
もちろん、オリジナル曲も作る。
ダンボール・バットの曲もアレンジを替えてやってみたい。
カヴァー候補もいくつかある。
さあ、それをどうやってやるか、だ。
演奏手段はどうする?
既に挫折しかけの糞アコースティックギターを前ににらめっこ。
やるのかやらないのか。
Do or Die、だ。

阿呆。


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追伸:
今度の11月2日UFO-CLUBでのライヴの対バンの人たちの動画のリンクを貼っておきました。この日記の上部のライヴ情報部分の各バンド名の所をクリックすると観られます。コテコテのムード歌謡バンドを始め、なかなか濃そうな連中ばかりみたいなので楽しみであります。また、ダンボール・バットのステージではラスト2曲で謎のSAXプレイヤーが参戦予定であります。なんで「謎」かと言うと、オレを含めウチのメンバー誰もその方とは一度もお会いしたことがなく(メールでの2,3度のやりとりのみ)、しかも年齢はおろか顔すらも知らず、事前および当日のリハも無しのため、当日の本番直前30分前に楽屋で「はじめまして」「こちらこそ」「今日はよろしくです」「こちらこそ」ってなことになる運びになっておりましてどんなツワモノがやってくるのか今から戦々恐々といったところなんであります。なんともゴッド・ブレス・アメリカなわけなんです。



■「ダンボール・バット」最新PV



2010年10月12日火曜日

宇宙からのメッセージ。

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ダンボール・バット【LIVE情報】

11月2日(月)
※祝日(文化の日)の前夜です
会場■東高円寺UFO-CLUB
 http://www.ufoclub.jp/
競演■前肩、赤坂ブルーナイツ、らいむらいと、
   The Lickerish Quartet、クラーク内藤
※当「ダンボール・バット」はトリで6番目、PM21:50頃~です
   少々出番遅いですけど、次の日は祝日ですから、ね。

前売 ¥2,300(1D付)
当日 ¥2,800(1D付)

ご予約は私AMIまでお気軽に!ライヴ前日まで受付OK!
(予約はしたけれど当日急に来られなくなってもOK!
キャンセルの連絡不要。その場合のチケット代は頂きませんのでご安心を)



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   「宇宙からのメッセージ」と言えば自分が子供ん時に一番最初に一人で映画館へ行って観た映画だったと記憶しています。前年の1977年に公開された映画「スターウォーズ」の第1作の空前のヒットと当時のSFブームに便乗して東映が社運を掛けて(?)作った和製宇宙戦争モノSF映画で、千葉真一に真田弘之に志保美悦子といった「影の軍団」(!)な配役に外国人有名キャストも混じえての国際親善スペースファンタジー巨編であったわけですが何十年振りかでYOU-TUBEに上がってた当時の予告篇を観たらあまりのチープな作り(特撮)に笑うに笑えず、千葉真一ら出演陣のヘンテコなコスプレを含めSF映画史に汚点を残す(ホメ言葉です)、いや、それより今なら「カルト・ムービー」としての存在価値が高いような気がしてなりません。更に最近知って驚いたのは、この映画の監督があの「仁義無き戦い」などのヤクザ映画などを多数撮っていた巨匠・深作欣二だってことです。仁義なき戦いとスターウォーズ、まるで水と油のような気がしますが、舞台が「広島」と「銀河系」、武器が「ドス」と「レーザー銃」の違いはあれど、どっちも「戦争」ってことでは一緒ですな。

  さて、久々に短い動画を作りました。こちらも最新特撮技術を駆使して「宇宙からのメッセージ」な仕上がりになりました。ルーカス・フィルムに買い上げてもらいたくらいです。中身は、間もなくレコーディングに入る来年発売予定の当バンド「ダンボール・バット」の新作CDの告知PVです。まだ、なんの録音も始まってもいないのに告知だけしてみました。告知したからには作らなきゃならねーべと、自分自身を追い込む作戦です。いつ出来上がるんだか・・・春までには・・・と思っているんですが、暮れになるかもね、ってかなりアバウトでスミマセン。映像中(前半部分)流れているBGMは新作CDに収録する予定の曲で(使用しているのはデモ・ヴァージョン)ニール・ヤング&クレイジーホースとピンクフロイド(もしくはホークウィンド)に捧げて作ったような作ってないようなナンバーで、実際の完成ヴァージョンではマル秘ゲストシンガーとデュエットする予定であります。ちなみに曲名の「アポカリプス(apcalyps)」とは「啓示」「黙示」の意。宇宙の果てで、待て。


【アポカリプス、DO or DIE】 (作詞作曲:AMI)

もう何も見えない聴こえない
宇宙の塵(チリ)になるだけ
心の奥のガラクタを
捨てる時が来たのかも知れない

もう何も言わないで責めないで
美しい落日の儚(ハカナ)さ
心の闇の野蛮人
殺す時が来たのかも知れない

DO or DIE!
DO or DIE!
NEVER DIE!
・・・・

2010年10月6日水曜日

夜の境界線。



■DANBALL-BAT【LIVE情報】
2010年11月2日(月) @東高円寺UFO-CLUB
※祝日(文化の日)の前夜です
※詳細未定
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   やっぱね、一人(独り)でステージ立ってるヤツって「強いな」って最近思うんですよ。ギター1本、ピアノ1台、etc、楽器一個とテメェの声一つだけで目の前の客と渡り歩く・・・。最近一部で話題の七尾旅人なんかもCDん中では色々な楽器を重ねて作ってるみたいですけどライヴは基本ギター一本弾き語りで全国回っているっていうじゃありませんか。彼が作る音楽性の好き嫌いは別としてそんな七尾くんに軽い嫉妬とちょっぴりの尊敬の念です。いずれにせよ、オレなんか所詮バンドを隠れ蓑(?)にしてそん中で威張ってるだけなんではないかと、オマエは裸の王様ぢゃないかと、バンドはバンドでいいんですけど、やっぱ最終的にはたとえ一人でもステージをこなせてナンボなんぢゃないのかなと、それが芸人なんぢゃないのかと、こと強く最近思うんです。で、ちょっと前に買った安アコースティック・ギター1本背負ってどこぞのハコでこっそりソロ・ライヴ・デヴューと目論んでいたのもつかのま、アコギを甘く見過ぎていました。コードが押さえられない!押さえられても音が鳴らない!おまけに指が痛い(笑)!etc(実際の話、エレキ・ギターに比べアコギの方がはるかに「押さえづらい」・・・とはギタリストの弁)昔からの飽きっぽい性格とあきらめの速さも加勢して、早くも挫折感に打ちひしがれている今日この頃。糞!オレにギター教えろ、南こうせつ!Fコードを教えろ、さだまさし!

  さて、世間では尖閣諸島問題に揺れていますが、ほんとこのままほっといたら中国に占領されかねません。東京にオリンピックは要りませんがこういう時にこそ役立てたい石原慎太郎。慎太郎を尖閣諸島に住まわせるって手もあります。いずれにせよ、大事なのは「境界線」。よそ様の境界線を越えちゃなりませんぬ。もちろんかくいう日本も昔境界線を越えて近隣諸国に迷惑をかけたわけですが。今夜のBGMでみんな反省してください▼。ちなみにこの方、千歳烏山の駅前で不動産屋を営んでおります。そちら方面で物件をお探しの方は是非ハムニダ!
♪軍事境界線/川西杏

2010年9月30日木曜日

枯葉の如し。



■DANBALL-BAT【LIVE情報】
2010年11月2日(月) @東高円寺UFO-CLUB
※祝日(文化の日)の前夜です
※詳細未定
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  日が暮れるの早くてすぐ真っ暗。涼しいのはいいんですが、どーもこの季節なにかと感傷的になってどんどん落ち込んでゆきます。みなさんはどうですか?ただでさえマイナス思考のこのヘッポコ頭がどんどんマイナスへマイナスへ悪い方へ悪いほうへと底なしに引っ張られていきます。茂木健一郎に脳ミソに電極突っ込んでもらって電気ショック療法でもやってもらいたいもんです。プラスへプラスへ、一日中、一年中プラス思考のアッパラパーな脳が手に入らないもんでしょうか?教えてメーテル!シュポー・・・

   さて「ダンボール・バット」の新作CDん中でオレとデュエットしてくれるシャルロット・ゲンズブールか木村カエラみたいな女子を募集していたんですが、超強力な有力候補2名をゲット。別に渋谷の109とか新宿東口のアルタ横とかでスカウトしたんじゃありませんがね。しかし、まだまだ引き続きデュエット・ガール募集中ですんで、我こそはと思う方・・・バンドorソロ経験者の方ご応募お待ちしております。ローラースケート穿いたオリビア・ニュートンジョンにハイレグ水着のサマンサ・フォックス系も歓迎(古っ!)。それに、バンド専属の黒人ばりのコーラス・ガールもゆくゆくは欲しいところであります。毎度毎度、ゲスト・コーラスに頼るわけにもいきませんからね。あと、ヴァイオリン奏者はまだ見つからないんですがね、SAXプレイヤーは一人応募者がいらっしゃいまして、次回のライヴに強引に出てもらえないかギリギリの交渉中。

▼今夜のBGM。ちなみに写真の人、近田春夫ぢゃありません。

2010年9月22日水曜日

田植えの季節。



■DANBALL-BAT【LIVE情報】
2010年11月2日(月) @東高円寺UFO-CLUB
※祝日(文化の日)の前夜です
※詳細未定


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 稲作で言えばやっと田んぼを耕し終わったってな状態ですかね・・・。来春発売予定のダンボール・バットのCDのレコーディングの話です。この約一ヶ月半の間、連日ドラムの録音の際に必要なクリック(ガイド音)などを作る非常に根気のいる蟻もやらないようなチマチマした作業に追われていたわけですが、昨日なんとか一段落したものの既に肩や眼を中心に全身の披露がピークに達し、先日も近所の整体院で電気とマッサージ治療を受けなんとか社会復帰してきたところであります。これから田んぼに水張って苗植えて肥料まいて草取りしてetc、収穫までのことを考えると卒倒しそうになります。途中、日照りもあるでしょう、台風もあるでしょう、害虫も出るでしょう、果たして無事黄金の稲穂を実らせることができるのか?その前にオレが行き倒れるか、はたまた、旧式機材が崩壊するか、まさに地獄の行軍、悪夢の始まりです。隊長殿!ここは八甲田山でありますか?!3年前の前回のCDのレコーディングん時には肉体・精神共に追い込まれ、耳鳴り、どうき、そして血尿出る寸前まで追い込まれましたからね、自分でレコーディングなんて二度とゴメンこうむりたいと思ってたわけですが、もう尿に混じる血もありませんが、腹くくってフンドシ締め直してというかフンドシ喰い込ませて覚悟するしかないようです。死ぬまでに1度はまっとなスタジオでまっとうなプロデューサーの下まっとうなエンジニアの人とまっとうなCDを作りたいという夢は霧の彼方に散りました。ロンドンのエアー・スタジオが、ドイツのコニー・スタジオが、バハマのコンパス・ポイントが、ニューヨークのパワー・ステーションが、オレを、オレを呼んでいる!妄想最高。妄想キャバレー・スターby根本敬。

追伸:既に応募者殺到中なんですが(ウソ!)CDの中でオレとデュエットしてくれる木村カエラかシャルロット・ゲンズブールみたいな(木村カエラかシャルロット・ゲンズブールぢゃなくても可)女子Vo募集中!バンドorソロ経験者の方。あばずれ、金髪、黒人、歓迎。ヴァイオリン、SAXプレイヤーも募集中。お気軽に。ギャラはハイチュウの詰め合わせ。

▼オレの癒し系。

2010年9月14日火曜日

心に響くイイ言葉。



■DANBALL-BAT【LIVE情報】
2010年11月2日(月) @東高円寺UFO-CLUB
※祝日(文化の日)の前夜です
※詳細未定


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もやし!フェラ・クティ!もやし!フェラ・クティ!
給料日前夜のディナーは、焦げるソースの匂いにむせびながらフェラクティ爆音で聴きながら<もやし炒め>のフルコースとブルガリア・ヨーグルトでございます。大丈夫オレ?急に夕べあたりから秋の気配が忍び寄ってまいりまして、涼しくなるのはいいんですが、なんかこの季節、夕暮れともなればなんとなく心細くなり、気分はひからびたスズムシの如しです。クソ長い日記書いても誰もコメントしてくれないんで今日は手短に。ぢゃ、もう寝ます。

▼今日の「心に響くイイ言葉」。茂木健一郎にも朗誦していただきたい。



引き続き、ウチのバンド【ダンボール・バット】のNEWCDのレコーディングに参加・・・スズムシみたいなオレとデュエットしてくれる木村カエラかシャルロット・ゲンズブールみたいな(木村カエラかシャルロット・ゲンズブールぢゃなくても可)女子Vo募集中!バンドorソロ経験者の方。あばずれ、金髪、黒人、歓迎。弦楽器・管楽器プレイヤーも募集中。お気軽に。ギャラは朝マックで。

2010年9月8日水曜日

NEU!。

いったいいつまで続くんですかこのHOTサマーは?最近の主食は熊本銘菓「白熊アイス」とブルガリア・ヨーグルト・・・って、大丈夫オレ?このクソ暑いのにイタリアのプログレのCDでも買おうかとディスクユニオン(それにしてもCD屋のプログレ・コーナーの客ってどうして怪しい客ばっかなんだろうか?異臭を放ち汗ダラダラ流してる大デブ、目つきが跳んじゃって独り言ブツブツ言ってる奴、妙に身なりのいいインテリ紳士風サラリーマン(部長クラス)etc。どっちにせよ野郎とオッサン・・・オレもオッサンですが・・・ばっかで、女子の姿を一度も見たことなし!)行ったらサイケ関連の新刊本が置いてあって表紙絵が坂本慎太郎・画・・・って、もういいよ。うんざりですよ。坂本坂本坂本って!オレならギャラ1000円でもっとグニャグニャの凄いの書きますよ編集者さん。しかし、暑いと思考回んない、キーボード打つのも、ブログ書くのも、メシ喰うのも、排尿するのも、排便するのもめんどいですね。めんどいと言えば何が面白いのか未だに分からないツイッター(はっきり言って薄ら寒い世界ですよ、ツイッターなんて。。。)もバンドの宣伝効果目的で(その効力も怪しいもんだが・・・)イヤイヤながら続けてる状態。それにしてもなんですかね、あれ、“フォローしてる”が0(ゼロ)で、“フォローされてる”が6千人とか7千人とかって。有名人だから出来る特権でしょうけど、“フォローしてる”が0(ゼロ)のヤツってさぞ鼻高々で天狗になってんでしょうか?死んでもフォローしたくないですねそんないい気になってる阿呆は。あ、デコに貼ってる冷えピタシートが早くもカリカリになってきましたので新しいのに交換します。さて、先週までバンド辞めようかと思ってたんですけど、新しく入ったベーシスト君に申し訳ないんでもう少し続けます(自殺しようと思って練炭(れんたん)買ったはいいけどクソ暑いんで自殺するの延期しますって言ってるようなもんですね)。これがまた、物分りのいいセンスのいい優秀なベーシスト君35歳が入ってくれました。ベースのボディの裏側にノイバウテン(80年代ドイツの最重要バンドの一つ。初期は電気ドリルや鉄板をハンマーで叩く等の実験的で攻撃的なロックを展開していた)のステッカーが貼ってあったっていうそれだけの理由でステージ・ネームをノイバウテンの頭の部分だけ取って「ノイ」に決定(笑)!。いい加減!!ドイツ語で「新しい」の意味です。つづりは「NEU」。「NEU」と言えば同名のグループがやはり70年代ドイツ最重要バンドとして存在していました(正確には「NEU!」・・・ケツに「!」が付きます)。こちらは90年代以降になってから「センスのイイ音楽」として主に渋谷系界隈(渋谷系世代)のコ洒落人間たちを中心に再評価されその独特の浮遊感と疾走感を取り入れた(パクッた)クローンが世界中に派生。オレの敬愛するスパークス来日公演を渋谷クアトロに観にいったとき前座の某メジャーバンド(チューニングもろくにできないバンドでした!)までもがNEU風サウンドを披露。笑うに笑えませんでしたって思い出があります。で、こちら「一風堂」です(下の動画の曲)。80年代に♪「すみれセプテンバーラヴ」(後年、なべおさみ・・・じゃなくてIZAMがカヴァー)って曲が大ヒットした土屋昌巳が率いたNWバンド。なんと80年発売のアルバムで既にNEU風サウンドを披露っていうかそのまんまです(曲名もズバリ「ジャーマン・ロード」ですし!)が、80年にこれをやってたってのは先見の目があったってことでしょうか土屋センセイ。ま、話逸れましたが、自殺、じゃなくて解散少しだけ延期、ってことで、新ベーシストも決ったことだし、そろそろ重たい重たいコンクリートのような腰を上げてCD(DEMOでなくって正規のCD)でも作ろうかとオレの中で動き出す気配あり。で、そんな名ばかりのレコーディングに参加していただける、ヴァイオリンとか管楽器プレイヤー、オレとデュエットしていただけるバンドとかソロで現在ヴォーカルやってるっていう女子の方、あと、近所の児童合唱団10人ばかし(本気!)募集中!ギャラは缶ジュースでお願いします。生きててよかった。






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【ダンボール・バットの各種PVコーナー】




▼超最新ナンバー
「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット





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▼最新PV「狩人だから」(作詞作曲編曲:AMI)/ダンボール・バット 



2010年8月30日月曜日

私はクラゲになりたい。



  
  蚊だって必死ですよ。まだまだ猛暑日が続いているとはいえ、「夏の終わり」の近いことをその敏感な野生の肌が感じとっているんですよ。血ィ吸えるのも今のうち、吸えるうちに吸っとかねぇーと!ってんで、そんな凶悪な蚊と只今部屋ん中で格闘中。こちとら、先日のイヴェントの気疲れのストレスのせいでどんよりしていた胃の調子が治ったと思ったら今度は腹の調子がギュルギュル悪くてねぇ雑炊にヨーグルトにヤクルトって昔の病気の子供みたいな貧相な食生活中。オレの血ィ吸っても旨くねーぞと蚊に言い聞かせても言うこときかず、仕方なく蚊取り線香に着火、引き続き臨戦態勢中。

  さて、しなびた茄子の上で腹上死した干からびたコオロギのように、先日の自主企画イヴェント「妄想キャバレェ」の無事終了とともにオレの夏も終わりました。きのう、今日と、なんかいつになくオレの中で虚無感の野郎がモンヤリ漂っています。思考が働かないのは暑さのせいばかりではありません。虚無感が思考を鈍くさせているのです。

さあ、これからどうするんだよ、おまえ。
どうにもならないね・・・。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と焦るばかりで
結局、また、モンヤリ。

  こんなシミッタレタ夏の終わりにいろんなモノがモンヤリと漂っているのはオレだけじゃないのでしょうか?
久々に金子光晴の詩を反芻してみる。

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【くらげの唄】

ゆられ、ゆられ
もまれもまれて
そのうちに、僕は
こんなに透きとほつてきた。

だが、ゆられるのは、らくなことではないよ。

外からも透いてみえるだろ。ほら。
僕の消化器のなかには
毛の禿(ち)びた歯刷子(はブラシ)が一本、
それに、黄ろい水が少量。

心なんてきたならしいものは
あるもんかい。いまごろまで。
はらわたもろとも
波がさらつていつた。

僕? 僕とはね、
からつぽのことなのさ。
からつぽが波にゆられ、
また、波にゆりかへされ。

しをれたのかとおもふと、
ふぢむらさきにひらき、
夜は、夜で
ランプをともし。

いや、ゆられてゐるのは、ほんたうは
からだを失(な)くしたこころだけなんだ。
こころをつつんでゐた
うすいオブラートなのだ。

いやいや、こんなにからつぽになるまで
ゆられ、ゆられ
もまれ、もまれた苦しさの
疲れの影にすぎないのだ!

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  さて、先日のステージの模様は後日、動画でもご報告するつもりでおりますが、取り急ぎ極秘写真を掲載申します(日記上部)。別にコレ、犯罪者の写真ぢゃありませんので念のため!オレのかけているとってもスクウェアでとってもフラットでとってもニューウェイヴなサングラス。ドラマ「新・必殺!仕置人」の<死神>(河原崎健三・上の写真右)へのオマージュでもあり、活動休止中ポリシックスへの皮肉とユーモアを込めた宣戦布告と取っていただいて構いません。





 


 



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【ダンボール・バットの各種PVコーナー】


▼最新PV♪「仮面の昼」(作詞作曲:AMI)/ダンボール・バット







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▼超最新ナンバー
「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット





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▼最新PV「狩人だから」(作詞作曲編曲:AMI)/ダンボール・バット 



2010年8月24日火曜日

コミュニケーション・ブレイクダウン。




当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!



ダンボール・バット企画
[妄想キャバレェ<東京ゼロ番地>]
VOL.71
東京・東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺駅」下車・徒歩3分
2010年8月27日(金)
PM18:30開場/PM19:00DJ START/PM19:30LIVE START
(PM11:00閉店)


DJ:常盤響(グラフィックデザイナー)
ライヴACT(出演順):
日比谷カタン
チャ-リ-宮毛とラテン・スウィンガ-ズ
その名はスペィド
ダンボール・バット
feat.marron(dance)+MIARI(cho)

料金;前売り¥2300(1d付き)
当日¥2600(1d付き)
※ご来場の方に粗品(CD-R)プレゼント

前売りのご予約はこちらから!
※上部をクリックし、メールフォームよりお名前とご希望枚数を明記の上、送信してください。追ってこちらからご確認のメールを差し上げます。
※予約をしたものの、当日、都合でお越しになれない場合、こちらへの連絡は不要です。また、その際、チケット代やキャンセル料等の請求は一切発生しませんので、当日お越しになれるかどうか分からないという方も
お気軽にご予約ください。






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  元来、人とのコミュニケーションが苦手(時に苦痛)な自分がよく20年もバンドをやってきたなと関心するんですが、日々噴出する「問題」に、今もガスター(胃薬)は必需品。果たしてそんな思いまでして続ける意味があるのか、と、相変わらずの日々自問自答なのですが、なまじ20年もやってるとヘンなシガラミが出来ちゃって、それが地縛霊みたくベッタリと背中に張り付いちゃって辞めるに辞められなくなってしまっているみたいです。誰かにこの地縛霊を剥がしてもらえたらどんなにラクなことか・・・。ここ数年、今度のライヴが最後になるかもしれない・・・と、そんなギリギリのキモチで望んでいるわけですが、辞めるフンギリがつかぬままズルズルズルと今日まで来てしまいました。今度のライヴもそういう気分で望みます。ギリギリの気分で静かに爆発しようと思います。
  これで「見納め」と、ならぬよう(笑)、心よりみなさんのお越しお待ちしております。新曲もやります。前売り予約は私まで(当日券もご用意しております)

追伸:先日の激しいオーディションの結果、優秀な新ベーシスト君が決まりました。新メンバー入れておいて解散ってのもなんですからね。

■本日のBGM
ボクも不機嫌、あなたも不機嫌、この人も不機嫌。コミュニケーション遮断。目がケンカ売ってます(「髪型」もケンカ売ってますが・・・)。やっぱ自称「アンドロイド」(ロボット)は感情を表面化せずどこまでもクール。感情なんて無きゃいいのに。ボクも機械のカラダが欲しい!。ぢゃ、メーテルと銀河鉄道ん乗って旅に行ってきます。




  





 


 



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▼最新PV♪「仮面の昼」(作詞作曲:AMI)/ダンボール・バット







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「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット





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2010年8月17日火曜日

ハーモニカの正しい吹き方。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!

ダンボール・バット企画
[妄想キャバレェ<東京ゼロ番地>]
VOL.71
東京・東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺駅」下車・徒歩3分
2010年8月27日(金)
PM18:30開場/PM19:00DJ START/PM19:30LIVE START
(PM11:00閉店)

DJ:常盤響(グラフィックデザイナー)
ライヴACT(出演順):
日比谷カタン
チャ-リ-宮毛とラテン・スウィンガ-ズ
その名はスペィド
ダンボール・バット
feat.marron(dance)+MIARI(cho)

料金;前売り¥2300(1d付き)
当日¥2600(1d付き)
※ご来場の方に粗品(CD-R)プレゼント

前売りのご予約はこちらから!
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※予約をしたものの、当日、都合でお越しになれない場合、こちらへの連絡は不要です。また、その際、チケット代やキャンセル料等の請求は一切発生しませんので、当日お越しになれるかどうか分からないという方も
お気軽にご予約ください。






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  やばいです。この暑さも手伝って、最近、ゼロ・カロリー系の炭酸飲料中毒に陥ってます。中でもお気に入りはキリン・メッツのワイルド・チャージとかいう炭酸です。フタを見ると「カラダよろこぶ元気炭酸」と書いてあり、側面には赤い文字で「アルギニン×ビタミンB6」の文字が。更に接近して見てみると小さな文字で「・・・カロリーゼロだけでは満たされない大人がクセになるゼロ炭酸です」との謳い文句発見!なんか中毒になる物質が入っているんじゃなかと心配になるくいらいカラダが欲する時があるんですが、きっとなんか入ってるんですよ、コレ!!ケミカルな中毒物質が!!何が入ってるんだ!?何が?!ゲップゲップゲップ!!・・・昔、ゲーンズブールが書いた小説でブリブリブリと「オナラ」の力で絵を描く男が主人公の小説を読んだ記憶がありますが、大根とかニンジンとか野菜に穴開けて作った縦笛とかをゲップで吹いたらさぞ楽しいでしょうね!!あ、すんません、お下品で!!ゲップゲップゲップ!!
   さて、みなさん!!ハーモニカ最近吹いてますか?ハーモニカですよ。ウチにも自分のヨダレでサビかかった安いブルース・ハープが3,4本転がってますが、こんなワイルドなスタイルで吹いた事はなかったもんで、この(下記)映像にはやられました!!おまけに、サウンドもなんかドス黒っくてやばいです。ゲップしてる場合ぢゃありませんぜ、兄貴!!ハーモニカもアレですが、他のみなさんもなんか痙攣しながらのプレーです。なんか悪い葉っぱでもキメながらやってるんでしょうか?そして、汗が引いて自分のカラダに浮き出た塩を肴にちびちびナメながら流し込む濁ったドブロクのような野趣溢れる野太いオルガンの響に、男の世界を見た。ゲップ!!

追伸■自主イヴェント「妄想キャバレェ」、いよいよ来週末!!前売り予約受付中!!






 


 

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「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
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★「ダンボール・バット」ベーシスト緊急募集中!!★

ダンボール・バットでは8月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。まずは、お気軽にご連絡ください。
こちらも合わせてご覧ください→募集詳細


2010年8月10日火曜日

人肉喰うな。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!

ダンボール・バット企画
[妄想キャバレェ<東京ゼロ番地>]
VOL.71
東京・東高円寺UFO-CLUB
地下鉄丸の内線「東高円寺駅」下車・徒歩3分
2010年8月27日(金)
PM18:30開場/PM19:00DJ START/PM19:30LIVE START
(PM11:00閉店)

DJ:常盤響(グラフィックデザイナー)
ライヴACT(出演順):
日比谷カタン
チャ-リ-宮毛とラテン・スウィンガ-ズ
その名はスペィド
ダンボール・バット
feat.marron(dance)+MIARI(cho)

料金;前売り¥2300(1d付き)
当日¥2600(1d付き)
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お気軽にご予約ください。






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  夏は点滴!っていうことで、ここ何年か毎年この季節になるとバテバテんなって必ず1回は近所の行き付けの医者で栄養剤入り点滴を打ってもらいに行くんです。気休めみたいなもんです。ただ、人から聴いた話ですと、スポーツ選手とかが打ってる「ニンニク注射(点滴)」ってやつのほうがはるかに効果テキメンらしいです。今度はニンニク注射に挑戦してみます。毛穴からプ~ンと匂ったら「コイツ、打ったな!」って思ってください。先日も早速ヤクブツをブッ込んでもらいに医者へ。待合室で手持ち無沙汰だったもんでそこに置いてあった「TOKYO WALKER」なんて柄にも無く手にとって広げてみたりして改めてその中身の低脳ミーハー阿呆っぷりに愕然としたわけです。カップルを装った男女のモデルが浴衣なぞ着てイチャイチャして花火見ながらフライドチキン片手にニンマリといった脳髄がすでにスポンジ化してしまったような白痴っぽい作為的な写真がどのページにも登場。ここは「地上の楽園」(by 北朝鮮)ですか?なんか狂ってますが紹介されていた鯛焼きが結構ウマそうで、危うくオレも東京をウォーカーしそうになりました。

 夏は点滴にドリンク剤にサプリにカフェインで乗り切るのがオレの流儀。まさに「ケミカル・サマー」!みなさんもまだまだ熱中症にはご用心!近所に「死海」でもあればね毎日泳ぎに行きたいところですが(あの辺りは中東の紛争地域ですからね、弾丸がたまに飛んでくるらしいですけど(怖)!)そうもいかないんで塩飴とか梅干舐めて乗り切りましょう。さて下の映像。人がバタバタ倒れてます。熱中症にしては大量ですね。死んでるんでしょうか?でも倒れている人と人の間を普通に車や電車が通り過ぎたり遠くには歩いてる人の姿も。なんか尋常じゃありませんね。そもそも映画のタイトルも「CANNIBAL」=人食い人種・・・ってな意味ですからね。内容も含め1970年頃のイタリア映画ってことぐらしかわからず非常に気になる映画であります。このオープニングでかかっているテーマ曲がまた名曲でして(90年代にアメリカの某インディー・バンドがこの曲をカヴァーしてるシングルレコードを持っているんですが、それのオリジナル・ヴァージョンを探しているうちにこの映画に辿りついたわけです・・・)、作者は映画音楽界の大巨匠エンニオ・モリコーネ先生。爽やかなメロディーのくせしてサビでは<I WANT DIE!>と不吉な連呼。エンニオ・モリコーネのベスト盤は数々あれど、曲の良さに反してこの曲が収録されているものは見たことがなく、サウンドトラックを含め、時代に埋もれた知る人ぞ知る幻のB級カルト映画・・・といったところなのでしょう。謎は深まるばかり。人肉、喰うな。






 


 

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「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
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ダンボール・バットでは8月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。まずは、お気軽にご連絡ください。
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2010年7月30日金曜日

パンくずと世界の重さは。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!


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 メンバーが一人欠けただけでリハもライヴも出来なくなる。全くもってそこがバンドの最大の不便なところであります。ほんともういやんなっちゃいます。それに比べりゃ一人はいいですよ、身軽でね。実は先日、ヤフオクでアコギ・・・アコースティックギターですよ・・・をついに買いまして、これでもう、ギター1本とこの身一つありゃね、アンタ、バンド無しでも全国津々浦々渡り歩いて独りで生きていきますよっオッカサン!って、啖呵の一つでも吐いてみたいところですが、これから、ギターのコード本買って、C、F、G、Am、Dm・・・と、この歳んなってイチからコードの特訓というキチガイ沙汰この上なく、さらに、その買ったギターってのが、新品で買っても1万円しないような、田舎の中学生がストリート(ストリート・・・Oh!なんと熱い響き!つまり「路上」ってことですね!by ジャック・ケルアック・・・)で「ゆず」のコピーやりたいがために夏休みにヤマザキパンのクリスマス用のケーキを作る秘密工場で時給570円ぐらいのバイトを必死でやって貯めたカネで買うようなストーブの焚き木にもならないような無名の台湾製ギターでしてね、それの更に中古品(!)を1900円という安いんだか高いんだか分からない値段で買いまして、楽器をケチってビンボーもここまでくると作品作りに何か悪影響を及ぼすんじゃないかと思ったりもするわけですが、まあ、40万も50万もするギター持っててもそれを使ってビートルズのコピーやってお茶を濁してるサラリーマンとか、毒にもクスリにもならないような作品しか生み出さない自称プロの音楽家もゴマンといるわけですから、楽器は値段じゃないッスよ値段じゃ、ネ!!まあ、最初は音が鳴りゃあいいんですよ、鳴りゃあ・・・っていう、そんないい加減な不純な半端な気持ちで買ったわけでして、天国のボブ・ディランも(死んでないでしょ。)大目に見てくれることと思うわけです。さあ、ギターで何やろうかしら?牛臭いようなカントリー風なのもやりたいし、森ガールに誘惑されそうなトラッド・フォークみたいなのもやりたいし、廃人寸前のアシッド・フォークもいいね!って、妄想は膨らむばかりですが、まずは、コードの勉強ですね、先生。

 さて、最近、バンドの曲とは別に作り続けている「完全一人宅録シリーズ」ですが、おととい、また、1曲イイのが出来まして、YMOの♪「テクノポリス」をロシア民謡化したような妙な曲に仕上がりました。打ち込みと手弾きは3:7くらいの割合でしょうか。ゲイリー・ニューマンに鼻で笑われそうな人力エレポップです。よ~く聴くとあちこち微妙にズレてます(笑)んで、よ~く聴かないようにお願いします。更に曲の後半では、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)がオレの両手に降臨しまして(笑)、攻撃的なノイズ・ギターをかき鳴らしております。今時のオルタナ少年少女にもアピールと言ったところでありましょうか。で、取り急ぎその曲のmp3音源を<マイ・スペース>のウチのバンドのページにUPしましたんで物好きな方は是非リスニング・プリーズお願いします。
▼下記クリック。ページ右側の試聴コーナーの上から4曲目です。曲名をクリックすると再生されます
http://www.myspace.com/danballbat

歌詞は下記の通りでございます。いい曲名じゃないですか、って、自我自賛で世話ないです、ボク!
 

【パンくずと世界の重さは】
 (作詞作曲:AMI)
 /ダンボール・バット

 テーブルのパンくず集めてみてもネ
 世界の重さと さほど変わらない

 比例・反比例
 防御・攻撃
 混濁・浄化
 バランス・アンバランス

 テーブルのパンくず燃やしてみてもネ
 世界の終わりと さほど変わらない

 比例・反比例
 防御・攻撃
 混濁・浄化
 バランス・アンバランス
 
 テーブルのパンくず集めてみてもネ
 テーブルのパンくず集めてみてもネ
 テーブルのパンくず・・・みてもネ
 テーブルのパンくず・・・みてもネ

 赤いジャムはキミのため
 黒いジャムはボクのため
 赤いジャムはキミのため
 黒いジャムはボクのため・・・






 


 

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「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット



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2010年7月24日土曜日

オレのエコ・バッグ。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!


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 地球温暖化だのエコだのを前面に押し出す企業のCMが目立つ昨今。その開き直った偽善者ぶりに見ていて気分悪くなるのはボクだけでしょうか?本当に地球のことエコのこと考えてるんなら、あちらの会社もそちらの会社も、究極は、「廃業」するのが一番ぢゃないですか?「ウチの会社が日々大量に作っている製品のせいで二酸化炭素を大量に排出するは排水で水を汚すわ、ああ・・・すみません!これ以上、地球環境に迷惑をかけたくないので当●●電気株式会社は今月一杯で廃業します!」ってのが清い選択だと思うんですが。「いや~、ぶっちゃけエコなんて二の次なんですよ。あくまでエコ・ブームに便乗すれば企業イメージもUPするし売り上げも伸びるかもしんないっていうのが我が社の腹の内なんですけどね」って、正直に社長が出てきて前置きしてから有名女優やら売れっ子アイドルが出て来てニッコリ「ストップ地球温暖化」とかCMやれば、ああ、この企業はある意味正直者だなってボクなんて思っちゃいますけどね!偽善に偽善に偽善の上塗り。なんと茶番なこの世界。ボクの知り合いで「エコダムド」って最高のネーミングのハードコアバンドがいるんですが、まさに「エコ糞」ですな。今すぐキミの偽善で出来たエコバッグに火を点けて二酸化炭素を大気中に放出せよっ!!

 
 さて、会社の昼休みに近所の公園でたまにボケーっとすることがあるんですが、その公園、結構背の高い木が何本か生い茂っておりまして、特に雨上がりの直後などは、姿は見えねど木立のあちらこちらから鳥たちがギャーギャーギーギーいつになく荒々しい声を出して鳴くんです。雨上がりの直後は鳥たちの精神になにか変調をきたすのでしょうか?それは、まるで、下界の人間たちを威嚇するかのようでもあり、人間たちの愚行をあざ笑うかのようでもあります。で、そんな、鳥たちの奇声やら雨上がりの湿気やらに包まれてボケーっとしていると、どこからともなく、すずやかな微風に乗ってこんな音楽が聴こえてきそうになるわけです。それは、江ノ島のひなびた土産物屋の片隅のガラスケースに陳列してある蛍光カラーのどぎつい色で着色された貝殻やらサンゴを張り合わせて作った孔雀(クジャク)の置物のような胡散臭さと郷愁を勝手な空想上の異国情緒で煮詰めたトムヤムクンスープの趣。

▼マーティン・デニー♪「エキゾチカ」




 


 

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ダンボール・バットでは8月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。まずは、お気軽にご連絡ください。
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2010年7月17日土曜日

練馬コーリング。


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 一出稼ぎ労働者として毎日オレが働きに行ってる某会社。その会社の入り口のロビーんところで先日朝っぱらから客と思われるどっかのジイサンが「ちゃんと説明しろ!」だとか「責任者どこだ?!」と猛剣幕。半狂乱でわめき散らしながら社員だのガードマンに取り押さえられてる風景を目にしました。まったくこの会社はどんなヤクザな商売やってんだ?それともそのジイサンが狂ってるだけなのか?どっちにせよ、腹ん中煮え繰り返ってんのはオレだけじゃないみたいです。みんな腹ん中グラグラグツグツなんですね。つまんないことに怒ってつまんないことにムダなエネルギーを注ぎ込んで垂れ流して、そうやって人間の一生なんて終わるんでしょうね。それに比べ、ひたすら「種の保存」「子孫繁栄」だけに全エネルギーを注ぎ込む野生動物たち。日々一刻一秒が常にサバイバルな彼らにはそんなムダなエネルギーを垂れ流している余裕はありません。ミミズやオケラやミドリムシよりも劣っているんですねボクたちって!!

 さて、梅雨が明けたんでしょうか?煮え繰り返ってんのは腹ん中だけではなくってカンカンと陽射しが照りつける外の通りも半端なく煮え繰り返ってます。 今日は昼過ぎで奴隷農場、じゃなくって会社をとんずらしてまいりましたが一番クソ暑い時刻でありました。ここは赤道直下ですか?昔働いていたハイチのコーヒー農園を思い出しました。その炎天下、中国製毒入りmp3プレイヤー(2ギガ)からオレの耳穴に注入されるのはこれまた暑っ苦しい「ロンドン・コーリング」byクラッシュ!!こんな真っ昼間の東京練馬区の炎天下で爆音でクラッシュ聴いてる阿呆はボクぐらいでしょうね!!でもこの歳んなってまさかクラッシュ聴きだすようになるとは!!人によっちゃ、ブルース・スプリングススティーンのボーン・イン・ザ・USAのイントロが聴こえてきたと同時に覚えるこっ恥ずかしさと同様のモノをこの「ロンドン・コーリング」のイントロに感じる人も多数いらっしゃると思いますが(自分も昔はそうでした・・・)、なんていうんですかね、こう、衿を正したくなるというか、全身の毛穴がピシっと締まるというか締めなきゃいけないっていうのか、ダレてんなよ、今すぐ身構えろ、常に攻撃態勢でいなさい。・・・そんな事を耳元でジョー・ストラマーやミック・ジョーンズに囁かれてる気がしてなりません。(なんか17,8のガキみたいな事言ってますね、ボク・・・笑)。そして、このアルバム1枚通して聴けば、やっぱり1曲目にはこの曲ありきって感じが良く分かります。お供え餅の上に「みかん」が乗ってないと収まりが悪いみたいな、そんな「みかん」みたいなシンボル的名曲だと思います。モノホンのパンクのヒトに言わせると、クラッシュなんて1st以外は糞だそうですが、様々なジャンルの音楽からの影響を飲み込んで脱糞して提示したこの野心作をボク個人としてはとても楽しく聴かせていただいておりますし、クラッシュのメンバーたちのフトコロの深さに経緯を表したく思います。ケツから2曲目の<革命ロック>とは名ばかりのヘロヘロの千鳥足の自分の吐いたゲロですっ転んでいるような<革命>の文字から一千万光年くらいかけ離れているようなみっともない脱力レゲエナンバー♪「REVOLUTION ROCK」に、生きるのヘタ、だけど決してブレない本物の男の苦さ、そして<背中>を見たような気がしました。



 

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2010年7月13日火曜日

仮面の昼。


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 近ミクシー(ミクシーもやってます、ボク・・・)の足跡を見て辿ってみると、TOP画像の写真が、なんかホスト崩れみたいのやらキャバ嬢上がりみたいな20代前半のヤングの割合が非常に高いんでありますが、どこをどうたどってオレのページにやってくるのか不思議で仕方ありません。そういう連中が好きそうなコミュニティとかにも入っていないし。どこから伝って入ってくるのかゴキブリの侵入経路が分からないのと同じ位に不可解です。

 で、そんなことはまあどーでもいいんですけど選挙ですよ奥さん、選挙。蓮舫のハイレグTバック悩殺水着の誘惑にも負けず、今回はクソ民主にもゴミ自民にも入れずカス共産に投入。結果はやっぱりスカの共産党!!ブレジネフ書記長も草葉の陰で泣いているハズです。で、きのう、朝の通勤奴隷運搬電車に乗って揺られていると、前に立ってるイイ歳したサラリーマン風のオッサンが打つケイタイ画面が目に留まり「みんなの党の渡辺代表の偽善者ぶりに腹が立つ」と朝から怒りのメッセージをケータイに叩き込んでおりました。みんな腹ん中煮え繰り返ってんですね!!ひゃー面白い!!で、今日知ったんですが、元スケバン代表のタレントだった三原順子さんが立候補していたなんて露知らずでした。そして当選までしていて、しかも、あの国民的アイドル、ヤワラちゃんこと谷亮子選手を「オリンピック目指しながらって、そんな、二足のワラジで政治が出来んのかオメぇ?あん?有権者に失礼だろ?あん?こっちはタレントも辞めて命張って政治やるんだよ!!」とケンカ売る始末。確かにそのとおりであります。順子姉御に付いていきますだでワシャ!!しかし!!ちょっと待った!!かのヤワラちゃんちって噂なんでしょうけど本当なんでしょうけど噂だと思いますけど本当ですかやっぱり?そこんとこ梨本レポーター解説してください。真相はこちらのやり取参照!ガッデム!
▼こちら▼
 
 さて、またいい加減なPVをUPしましたんでご覧ください。2003年頃に自宅で録音した音源なんですけどね(ギターだけメンバーに弾いてもらいました)、その後ライヴでも2、3回(?)くらいやってなぜかお蔵入りになってしまったナンバーです。キーが高すぎて声が裏返っていたりしますが今聴くとそんな悪い曲じゃないと思い、勿体ないんでちょっとだけ手直ししてUPしてみたわけです。頭脳警察のアルバム「仮面のヒーローを告訴しろ」とか三島由紀夫の「仮面の告白」(実は読んだことない!)あたりから「仮面」という単語を使って曲を作ろうと何故か思い立ち確かギター片手に作った曲です。映像は、近所の古道具屋の天井からぶら下がっていたインドネシア製の木彫りのお面を先日500円で手に入れまして、それを使って簡単に作ったものであります。この曲も、そのうちバンドでの再演を目論んでおります(キー下げていいですか?)。

▼最新PV♪「仮面の昼」(作詞作曲:AMI)/ダンボール・バット


 


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2010年7月8日木曜日

悪い奴。


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 もう最近はUPできるもんならなんでもUPしちまえって感じになってまして・・・あ、YOU-TUBEの話です・・・で、CD整理してたら昔参加した和田アキ子のトリビュート盤が出てきまして、こりゃいいやと思い、早速自宅の風呂場にカメラと三脚持ち込んでクソ汗かきながらスカジャン着込んで引きこもること約3分半。ワン・テイクでOK。撮影終了。まったくいい加減な映像をくっつけただけのPV作りました。 
 2003年にビクター系列のレーベルから出たCDで「あの鐘を鳴らすのはアタシ~和田アキ子R&R歌謡カバー集」ってアルバムで、渚ようこや、大西ユカリ、デキシード・ザ・エモンズ、スクービードゥーらが参加する中、わがダンボール・バットもどさくさにまぎれて1曲「悪い奴」(作詞:千家和也/作曲:鈴木邦彦)って曲のカバーで参加させていただいたわけです。カバー候補の曲リスト一覧を渡されたものの、知ってる曲、イイ曲はみんな他のバンドに取られていて、残った曲のうちで一番簡単そうな曲を選んだだけっていう、アーチスト(和田アキ子)に対してとても失礼な、かつ、思い入れの全く無いフラットな態度で参加したアルバムでした。すんません、アッコ!!さらにこの曲、バンド名義になってますが、歌以外はオレが一人で「打ち込み」のデッチ上げで作った宅録テイクです(後半、ウチのメンバーに頼んで弾いてもらったギターが蚊の鳴くような音量で無理やり入ってますが・・・)。このCD、当初はクレイジーケンバンドも参加するって話だったんですがどういう理由かNGになってしまい、そうなると、特に目玉になるバンドもなく、このメンツでこの曲数で、この値段(たしか2700円くらい)は高いな、オレなら絶対買わないな、などと他人事のように思った記憶があります。初期の代表曲「どしゃぶりの雨の中で」が入ってないし、肝心のアンセム的ナンバー「あの鐘を鳴らすのはあなた」が入っていないのも解せません。なんとも後味の悪いトリビュート盤であります。
 映像のほうは、曲名の「悪い奴」を意識してワルっぽい雰囲気を醸し出しながらカメラに向かったつもりですが、なんか、年中雀荘とかパチンコ屋に入り浸ってるうだつの上がらない銀行強盗に入ったはいいがその場で女子行員にあっさり取り押さえられちゃいそうな薄っぺらなワル以下になってしまいましたが何卒ご愛嬌にて、世・露・死・苦。

▼「悪い奴」(作詞:千家和也/作曲:鈴木邦彦)/ダンボール・バット


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▼超最新ナンバー
「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット



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▼最新PV「狩人だから」(作詞作曲編曲:AMI)/ダンボール・バット 

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★「ダンボール・バット」ベーシスト緊急募集中!!★

ダンボール・バットでは8月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。まずは、お気軽にご連絡ください。
こちらも合わせてご覧ください→募集詳細


2010年7月5日月曜日

馬鹿!ヌーヴェル・ヴァーグ。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!


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 昼下がりの日テレのワイドショーで「今日は何の日?」ってコーナーがあるんですけど、それによると、今日7月5日は、1970何年だか忘れましたがかのユーミン(松任谷由美)がデヴューした日なんだそうです。70年代、80年代、90年代・・・と、その時代時代の風俗やファッションなどを紹介する映像と絡め、ユーミンの成金趣味のド派手なステージの模様や数々の偉業を称える逸話が流されスタジオのゲストや出演者連中もノリノリの様子が映し出され、街行く一般人にインタヴューするや否や40代後半の夫婦と思しき二人連れの男の方が「20世紀の天才と言えばサザンの桑田さんとユーミンでしょうね」とそんなあたりまえの事オレに聞くなよアホと言わんばかりの満面の笑みで答えてる映像に薄ら寒さを覚えたのは、昼飯時に数百人の奴隷でゴッタ返すあの社員食堂の中で恐らくボク一人だけだったに違いありません。ウチらの世代(&もうちょい下と上の世代)にマイク向けたら恐らくこの国の80パーセントの人間から同じ答えが返ってきそうで怖いです。この国で、サザンもユーミンも聴かないなんて言ったら非国民扱いもいいところ。下手すりゃ炭鉱送りになって強制労働させられかねませんからね。なんとも狂ってますが、それが現実。サザンやユーミンの歌が今のこの社会を動かしているわけです。

 さ、この辺で当バンド「ダンボール・バット」の新曲のご紹介です。どー逆立ちしてもチャバネ・ゴキブリがミヤマ・クワガタになれないように、どー解脱してもオレは天才・桑田や天才・ユーミンにはなれないのであります。そんな事は分かりきったこと。ゴキブリはゴキブリらしく嫌われても無視されても這いつくばって我が道を前進するのみであります。で、新曲のタイトルは【馬鹿!ヌーヴェルヴァーグ】って言うんであります。平行四辺形の面積の出し方は分からなくても「ヌーヴェル・ヴァーグ」の意味ぐらい知っておいたほうがモテモテになると思いますんで、知らないヤングの諸君はウィキっておいてください。まあ、要はゴダールだとかトリュフォーだとかが撮ったちょっとカッコつけたり勿体ぶったりする映画の総称なんですけど、オレも一応何本か観ていますけど、面白いのもあればツマラナイのもあります。ゴダールなんかはセリフ(字幕)追いかけるのが精一杯で、どっちかっつうと眠くなっちゃいます、ボク。ああ、でも、観たのはもう10年以上も前だから今観たらまた違って楽しく観られるかもしれませんけどね。どっちにせよ、この曲、タイトルに「馬鹿」って付いてますが、別に、そういう一連の映画を否定しているわけでもコケにしているわけでもありません。スミマセン大島渚カントク!単に、語呂合わせっていうんでしょうか?思いつきで付けたタイトルなんで全く深い意味はありません。そもそもオレの付ける曲名なんて99%が思いつきと語呂合わせですから。スミマセン阿久悠センセイ!で、この音源聴いていただければ一目瞭然ですが、バンドによる録音でなくって、バンド・メンバーに渡すためのデモ音源にちいとばかり手を加えたものでして、要は全部オレが自宅で演奏・録音したギターのチューニングもままならないなんとも座りの悪いヘッポコなヴァージョンなのであります。この音源を渡されたメンバーはこれを聴いて自分のパートの音を拾って細かい部分のアレンジし、それからスタジオに入って全員揃ってせーので演奏・・・と言う具合になるわけでして、これはその曲が完成する前の一番最初の段階の生々しい赤裸々なオレの息遣いまで聴こえるような肛門からヒネリ出したばかりの自分の分身のようなプリミティヴな音源なのであります。う~ん、馬鹿!バカ!

▼超最新ナンバー
「馬鹿ヌーヴェル・ヴァーグ」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット




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▼最新PV「狩人だから」(作詞作曲編曲:AMI)/ダンボール・バット 

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2010年7月2日金曜日

黄色いJB。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!






最近、シナトラをmp3プレイヤーにぶっ込んで爆音で愛聴しております。フランク・シナトラです。夜の社交界の帝王です(オレもああいうステージ、ああいう歳の取り方をするのが理想!)。いや~これが実にきらびやかでいいんです。ドゥビドゥビドゥ~なんて「ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト」なんかがヘッドフォンから流れ出した日にゃ、高円寺の見慣れた場末の商店街がですね、キラキラ輝くように見えてきましてね、気分はもう一気にラス・ヴェガスですよ。歩き方なんてちょっとスィウング調になったりして、気がつくと指パッチンしながら歩ってますからね、ボク。一日のクソ仕事の憂さも晴れるってもんです。こりゃあ、あなた、かのハマコー先生でなくってもラス・ヴェガスで一旗!石原慎太郎でなくってもカジノで賭博!ってな気分にもなりますよ。あ、そのハマコー先生で思い出しましたが、先日、昼下がりのワイドショーに40代の頃のハマコー先生の写真が映りまして、それがJB・・・ジェームズ・ブラウンですよ、そのJBに髪型・面構えが実にそっくりでして違うのは肌の色だけっていう凄い発見をしました。そんな日本の黒いJBならぬ「黄色いJB」は当時、国会ん中で椅子をぶん投げたり誰彼構わずツバ飛ばしてケンカ売ったり噛み付いたり吠えたり時には床を転げまわったりして筋が通らないことに対して体張って暴れていたわけです。そんなハマコー先生に本家JBの攻めて攻めて攻めまくるファンク魂と合い通じるコールド・スウェットな気風を重ね観たわけです。というわけでファンクやソウル・ミュージックにはからっきし疎いボクちんも、JBの曲ではこの曲が大好きであります。今日は本家JBヴァージョンでなく、カヴァーでお届けします。原曲が偉大過ぎるからか、普段なら原曲をズッタズッタに解体してカヴァーするのがお得意なこの偉大なグループにしてはえらく正統的な(?)カヴァーとなっております。



ところで、今度の選挙、入れるとこどこもないじゃん?!ヘッポコ民主に入れた票を返して欲しいもんです。ほんと、もう、共産党か幸福実現党のどっちかに入れるか迷ってます、って、そういう次元にまで来てます、ボク。そして、政見放送もなんか覇気の無い奴らばっかで、夢だの希望だの愛だのカボチャだの散々使い古されたフレーズばっか並べてなんかこうこっちにガッと来るものがないんですよね。水着で出ろ、レンホウ(←漢字難しい)!!そこんとこどうなんでしょうみなさん。ちょっと見習ってくださいこの紳士を。独房生活13年8ヶ月のポエム。







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▼ダンボール・バット「ベーシスト募集CM~ロンドン篇?」




ダンボール・バットでは5月以降参加していただけるベーシスト急募であります。初心者不可。男女国籍黒人白人黄色人種不問。宇宙人、森ガール、ブーツィー・コリンズ、後藤次利、歓迎。下北沢駅の出口迷う人可。シド・ヴィシャスとシド・バレットの名前の区別が付く人。冠二郎とゲイリーグリッターの見た目の区別がつく人。ニール・ヤングのアルバムで好きなのは「渚にて」と「トランス」ってセンスが分かる人。YMOはBGMやテクノデリックでなくって1stが好きって人。他。まあ、まずは、お気軽にご連絡ください。
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下に貼ってあるウチのバンド「ダンボール・バット」のPV曲♪【シュトラウスは夜に殺せ!】ですが、この曲も公式音源化の予定全くありません。しかし、只今、ディスクユニオンのインディーズ・コーナーのみで、この曲を含む6曲入り未発表音源<CD-R>が税込み300円ポッキリでコッソリ限定発売中です。もし興味のある方は店頭、または通販コーナーでどうぞ。コッソリ買ってください。

▼「シュトラウスは夜に殺せ!」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット(ORIGINAL PV)





2010年6月29日火曜日

狩人だから。


▲当「ダンボール・バット」企画による最新イヴェント告知PV!




ええ、みなさんは「ヤフオク」・・・ヤフー・オークションを利用されたことがありますか?オレは結構利用しています。気が付くと、買わなくていいようなものや買ったけどほとんど使わず終いあるいはそのままゴミと化してしまったものが山済み・・・と、ヤフオク・ライフを満喫しておりますが、もっぱら買うばっかりで、「出品」したことは一度もなかったんですが、先日、思い切って初「出品」に挑戦。意外とそんな面倒でもありませんでしたが、いやはや、初出品、なんか異常にドキドキしちゃいました。売れるかな?売れないかな?いくらにしようかな?高いかな?なんか、アフリとかで小銭稼いでる自宅でヒマしてる主婦のような新鮮な気分を味わいました。出品したのは、大昔の小型のアナログ・シンセサイザー(完動品)なんですが、ヤフオクの落札相場サイトで調べて、とりあえず安目の7500円で出品。結局、1週間後に約倍の1万5500円でめでたくご落札。さすがに「まことちゃん」(楳図かずお)みたく、みかんの皮とか空き瓶とかは売れないかもしれませんが、みなさんも家で眠ってるゴミ、出品されてみたらいかがでしょうか?

 さて、先日も一人新たにベーシストの応募があったんですが、参考までに影響受けた(あるいは好きな)アーチストを教えてくださいってメールで聴いたら、「横浜銀蠅」(!)に「アナーキー」(!!)に「アイアン・メイデン」(!!!)と来ましたヨ!!この大胆不敵なハイセンス&アバンギャルドさに、色々な意味で不安になってきました!辛抱たまらん!!

 前回の日記でも書いた、バンドと並行して創作中の宅録ソロ作品。そん中の1曲に、早速PVをくっつけてUPしてみたんで観てください。歌詞はたったの4行!の繰り返し。さだまさしとかラップとかの長い歌詞ってだめなんですよ。短くてピンポイントな歌詞がいいです。って、単に、覚えるの、書くのが面倒ってのもあるんですけどね。で、音のほうは、基本のリズムのみ打ち込み。シンセ・ベースも手弾き(おまえは細野晴臣か!)。間奏のギター(マイク・オールド風(笑))・・・こんな短いフレーズ、ギター弾ける人だったら1回で録音完了ってなもんでしょうが、指つりそうになりながら50回位弾きなおしてやっとOKですよ。ネオ・サイケ風(死語)泣きのストリングスなんかを被せ完成。歌はあえて1回目に録ったヘロヘロの仮歌(声裏返ってます)をそのまま使用。3分足らずのコンパクトなナンバーに仕上がりました。是非。

▼「狩人だから」(作詞作曲編曲:AMI)/ダンボール・バット 




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▼「シュトラウスは夜に殺せ!」(作詞作曲:AMI)
/ダンボール・バット(ORIGINAL PV)